宮応かつゆきの日本改革ブログ

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「中国に対する見直しは、綱領全体に新たな3つの視野を開いた」 ー 志位委員長「結語」で解明

2020年01月19日 | 第28回党大会関係

 日本共産党第28回党大会は18日、三議案を全員一致で採択、221人の新中央委員を選出し閉幕しました。志位氏は「綱領一部改定案」の「結語」で、「中国に対する綱領上の見直しは、綱領全体に新たな視野を開きました」として三つの角度から解明しました。以下、「しんぶん赤旗」19日付から紹介したいと思います。

「第一に、20世紀に進行し、21世紀に生きた力を発揮している『世界の構造変化』の最大のものが、植民地体制の崩と100を超える主権国家の誕生にあることを、より端的に押し出したことです志位氏は、『二つの体制の共存』という世界論を削除・見直したことで、植民地体制の崩壊を『世界の構造変化』の中心にすえ、綱領にも明記し、21世紀の希望ある流れを明記することにつながった」

「第二に、資本主義と社会主義の比較論から解放され、21世紀の世界資本主義の矛盾を正面からとらえ、資本主義の制を乗り越える本当の社会主義の展望をよりはっきりと示すことができたことです。志位氏は、第26回大会で、”社会主義をめざす国ぐに”が『人民が主人公』という精神、人権と自由の拡大、覇権主義を許さない国際秩序などで『資本主義国との対比が試される』と指摘したものの、中国からはどの問題でも先駆性が示されなかったばかりか、深刻なゆがみや逆行が明らかになったと指摘」

「この比較論から解放されて、世界の資本主義の矛盾を正面からとらえ、本来の社会主義への展望、魅力を示すことができるようになった」

「第三に、『発達した資本主義国での社会変革は社会主義・共産主義への大道』という命題を堂々と押し出せるようにったことです。これはマルクス、エンゲルスの本来の、当然の立場でしたが、これまでの綱領では、資本主義の発展が遅れた状態から出発して、『社会主義をめざす新しい探求を開始』している国が、世界史的な流れとして存在しているとの認識だったため、簡単にその断定を繰り返すわけにはいかなかったと指摘」

「今回の改定で、社会主義革命の世界的展望にかかわるマルクス、エンゲルスの立場を正面から押し出せるようになった」

 そして、「綱領一部改定によって、綱領の生命力は一段と豊かなものに発展させられました。この綱領を国民の中で大いに語り、日本の未来を語り合う一大運動を起こすことを心からよびかけます」と述べました。

 

 


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