9日投票が行われた東京都知事選挙は、元厚労相の舛添要一氏(自民党都連、公明党都本部推薦)が211万2979票を獲得し当選しました。 日本共産党、社民党などが推薦した宇都宮健児氏さんは98万2594票を獲得し、前回を上回る得票で第2位でした。細川護熙氏は、95万6063票票でした。(投票率は、46.14%、前回より16.46%減)
宇都宮さんは、9日、都内の選挙事務所で記者会見し、「前回の選挙と比べたら運動の輪が広がり、大きく前進したと思う。 選挙政策で掲げた福祉の充実、脱原発、原発事故の被災者支援、憲法改悪に反対する運動を続けていきたい」と語りました。(「しんぶん赤旗」10日付)
日本共産党の山下芳生書記局長は、同日の記者会見で、都知事選の結果について、次のように語りました。(「同紙」)
「私たちは、今回の都知事選挙を、①福祉を削って巨大開発に注ぐ、『逆立ち』都政から暮らし・福祉第1の都政に転換しよう ②国民多数の願いに逆行する安倍政権の暴走への審判を下そうと訴えてたたかいましたが、都政の転換と安倍政権の暴走への審判を求める流れが、有権者のなかで日に日に広がり強まるのを感じました」
「宇都宮候補が勝利できなかったことは大変残念ですが、明日につながる希望ある結果をつくっていただいたと思っています」
私たちも、宣伝、支持拡大、カンパなどできることを取り組んできましたが、選挙結果についての、山下書記局長の「希望ある結果」という評価に同感です。 都内の友人も同じ思いだと思います。
低投票率のなか宇都宮さんが約100万票を獲得したことは、国民との共同を前進させる大きな力になるものではないでしょうか。
宇都宮さんやスタッフのみなさんの奮闘に心から感謝したいと思います。
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