日本共産党の志位和夫委員長は昨日、東京・新宿駅頭で安倍首相の解散・総選挙表明をうけて、次のように日本共産党の立場と政策の対決点、対案を明らかにしました。
志位氏は、「この総選挙で、日本共産党は、安倍政権と正面から対決し、どんな問題でも国民の立場で抜本的対案を示し、国民との共同で政治を動かすー『対決、対案、共同』という姿勢をつらぬいて躍進をめざします」と決意を語りました。
この志位委員長の演説内容は、昨日、生中継され、午後からは日本共産党のホームページで視聴できました。 今日、20日付「しんぶん赤旗」で全文が紹介されていますので、出来れば是非お読みいただきたいと思います。
5つの転換”政策・公約”内容は、さらに詳細にされ、25日に開催される、第2回中央委員会総会で決定される「総選挙政策」の基本になるものと思われます。
「5つの転換政策」は、特に 、この2年近くの安倍政権の政治に対して、繰り返し分析・検討し、その都度、日本共産党の見解、政策を明らかにしてきた内容を情勢の進展の即して、充実、発展させたものになると思います。
5つの転換の柱は次のとおりです。
第1の転換は、「消費税10%への増税中止、『消費税に頼らない別の道』への転換」です。
第2の転換は、「格差拡大の『アベノミクス』ストップ、暮し第1で経済をたてなおす政治への転換」です。
第3の転換は、「『海外で戦争する国』づくりを許さず、憲法9条の精神に立った外交戦略で、平和と安定を築く」ということです。
第4の転換は、「原発再稼働ストップ、『原発ゼロの日本』への転換」です
第5の転換は、「沖縄の米軍新基地建設を中止し、基地のない平和で豊かな沖縄への転換」です。
これらの、「転換」は何よりも、国民多数の声です。 そして、どの「転換」も憲法のもと実現可能なものではないでしょうか。
志位委員長は、演説の最後を次のように語り、よびかけました。
「日本共産党がのびれば、日本の政治は必らず変わります」、として、昨年の参議院選挙で躍進した議員団の活動を紹介しました。
そして、「力をあわせて、国民の声が生きる新しい政治をつくろうではありませんか。 男性も女性も、お年寄りも、子どもも、国民みんなが、未来に希望を持って生きられる、新しい日本をつくろうではありませんか」
国民とともに、新しい日本をつくる、新しい時代の総選挙がはじまりました。
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