「しんぶん赤旗」9日付は、北京支局の小林拓也記者の記事を掲載しました。以下、紹介させていただきます。
【国民弾圧続くミャンマー、中国外相 軍批判せず】
「中国の王毅国務委員兼外相は7日の記者会見で、軍による人民への弾圧が続くミャンマー情勢について、軍当局を批判せず、『ミャンマーの各方面が冷静さを保ち、対話を堅持して、憲法の枠組みのもとで矛盾と食い違いを解決してほしい』と述べました」
「その上で、『当面の急務は新たな流血の事態を避けることだ』とし、『中国は緊張緩和のための建設的役割を果たす用意がある』と呼びかけました」
「王外相は、南シナ海問題で、米国などが『南シナ海で騒ぎを起こしている』などと指摘。『彼らの目的は、南シナ海の平和を壊し、この地域の安定を乱すことにある』と主張しました」
「台湾問題でも、王氏は、『中国は台湾問題で妥協の余地はない』と強調。トランプ前政権は台湾問題で『火遊びをした』とし、バイデン米政権に『慎重に適切に台湾問題を処理すべきだ』と求めました」
「王氏は、ウイグルなどの人権問題は『中国の核心的利益を侵犯することは絶対に許さない』などと米国をけん制するなど、強硬な姿勢を随所で見せました」
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