JMIU(全国金属情報機器労働組合)いすゞ自動車支部は、今春闘で、「すべてのはたらく仲間の賃上げ」「均等待遇の実現(臨時従業員には慶弔休暇がなく、有給休暇も正社員とは差がある)」「安定した雇用の実現」「争議解決」などを求めて5回の団体交渉を重ねてきました。
その結果、14日にいすゞ自動車は、「臨時従業員の日給を100円引き上げる」と回答しました。
「しんぶん赤旗」19日付は、この結果を大きく報道しました。 同紙によると、賃上げは、6月1日実施、臨時従業員の基本日給は9000円から9100円に。 月額では2000円以上の賃上げになり、残業代もあがります。
「いすゞでは、今春闘、正社員に月額2500円以上のベースアップ(ベア)を行いましたが、非正規雇用の待遇改善を打ち出していませんでした」
「会社は、60歳定年後の再雇用者(契約1年更新の有期雇用)に対しても、基本給を日額9800円から9920円に引き上げ、特別賞与を夏冬それぞれ6万円支給すると決めました」
いすゞでは、2008~09年に、「非正規切り」された労働者がJMIUに加入して正社員化を求める裁判をたたかっています。 現在、会社の業績回復によって採用再開された従業員臨時従業員もJMIUに加入してたたかいをすすめています。
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