神奈川新聞は、参院選の結果を「1強の波紋」と題して、連載しています。29日付(今日)は、日本共産党の畑野君枝陣営の報道でした。冒頭の文章は、「こんなに悔しかった選挙は今までなかった」そして、記事の最後は、「(2015年春の)統一地方選まで2年を切っている。がっかりなんてしていられない」「次の戦いはもう始まっている。早く候補者を決めて、できれば若い候補者に元気に地域を回ってもらわないと」
畑野さんと4位の牧山さんとの得票率の差は、0.41㌽。同記事は、「前回2010年参院選のおよそ1.5倍、約44万5千票を集めながら、全国で最も当選者に肉薄した落選者となった」「共同通信社が県内投票所で実施した出口調査によると、『支持政党なし』層のうち15.7%が畑野に投票。(中略)牧山を3㌽近く上回った」と分析しています。
そのうえで、次のように畑野さんの言葉を紹介しています。「これまで10年勝っていない。僅差での競り合いの経験もない。でも今回、競り合ったことで、この党に何が足りないかが分かった」。そして、記事はつづきます。「有権者700万人を超える神奈川にあって、『わずかな差』は1万6千票余りに上る。その差を埋め、さらに超えるために必要なものは何か。『地方議員を増やすこと』と畑野はいう」。
続いて、記事のつつづきです。「実際、共産の市議が10人いる川崎市では牧山の票を1万2千票以上上回り、わずか5人の横浜市では9千票超の差をつけられている」。そして、国政復帰を果たした小池晃党副委員長の次の言葉を載せています。「無党派層の多い横浜や川崎の北部で地力を高めていくことが課題」
今回の選挙結果から、あまさず教訓と問題点を引き出し、次の選挙では、比例でも選挙区でも勝利するために、私も新たな気持ちで望んでいきたいと思います。
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