日本共産党は17日、全国都道府県機関紙部長会議を党本部で開きました。全国会議は「しんぶん赤旗」の増勢は、市民と野党共闘を支え、年内に予想される総選挙で勝利するために、そして、2年後に迎える党創立100周年までに「しんぶん赤旗」を3割増で迎えようと開かれました。
志位委員長は、会議の途中で次のように発言しました。そのうち、「前進に転じる歴史的チャンスを生かそう」の部分について紹介したいと思います。
「安倍首相による反共デマ答弁をめぐる問題です。これは、追いつめられた安倍政権の劣化ぶりを示すものです。安倍首相の反共デマ答弁の内容は、使い古しの壊れたレコードを回すように新しい内容は何もありませんが、本会議で日本共産党に対して『暴力革命を目指す党だ』と攻撃した首相は、安倍首相が戦後初めてです」
「これに対して野党が一致して『デマ攻撃だ』とただちに抗議しました。反共攻撃に対して、日本共産党だけでなく、共闘する野党がそろって反撃したことについて、『初めてのこと。画期的で歴史的です。感動しました』」
「志位氏は『もう反共攻撃が通用しない時代になってきた。歴史が大きく変わりました。その情勢の変化の面白さをつかんで、鼓舞激励していきましょう』とよびかけました」
志位氏は13日の記者会見で、「首相の反共デマ答弁」に対して、次ぎのように反論しました。(「しんぶん赤旗」14日付)
「安倍首相は、わが党がかつて『暴力主義的破壊活動を行った疑いがある』と答弁しました。1950年代に、当時のソ連、中国による干渉が行われ党中央委員会が解体・分裂した時代、分裂した一方の側に誤った方針・行動がありましたが、これは党が統一を回復したさい明確に批判され、きっぱり否定された問題です」
「日本共産党は、『暴力主義的破壊活動』の方針なるものを、党の正規の方針として持ったり、実行したりしたことは、ただの一度もありません。これは私たちが繰り返し明確に述べてきたことです」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます