総務省が7月12日発表した2012年の就業構造基本調査結果に大きな不安を感じさせられました。
同調査は5年ごとに実施されていますが、07年の前回調査から約153万人増え、2043万人、初めて2000万人を突破し、雇用者全体に占める割合が38.2%、2.7㌽上昇し、4割に迫りました。(各紙報道)。
20年前の1992年調査と比べると、非正規労働者は990万人増と1000万人増に迫る勢いで拡大、男性は20年前の9.9%から22.1%、女性は39.1%から57.5%に達しています。(「しんぶん赤旗」14日付)
「朝日」14日付1面トップ記事は、「出向という名の『追い出し部屋』」の見出しで、マンション分譲大手の大京の実態を報道しました。
「キャリアを積み重ねてきた中堅社員たちが会社の都合でばっさり切られ、退職を拒めば過酷な業務を強いられて使い捨てられる。 『俺たちは奴隷かよ』。 帰路、何度も線路に飛び込もうと思った」
「アベノミクスの罠」について、「しんぶん赤旗」が11日から13日に中央大高田太久吉名誉教授のインタビュー記事を連載しました。
高田名誉教授は、「日本経済の回復を妨げている最大の障害は、通貨の不足ではなく、雇用と賃金が増えないことです。 健康で働く意思と能力を持った人たち、とりわけ若年層に、企業は人間らしい雇用を提供することができなくなっています。
ここに日本経済だけでなく、世界経済が抱えている最大の問題があります」と指摘しています。
そして、高田さんは、「若者に生きがいを与え、かれらの能力を本当に伸ばしていくような仕事、日本社会の将来に対して信頼感や安心感を持てるような雇用をどうやったらつくりだしていけるかー。雇用創出と賃金確保による経済回復の展望を提示し、そのための政策を打ち出せる政党や政治が、いま求められていると思います」語っています。
この提案に応えることができるのが、日本共産党です。
選挙戦はあと1週間、1票1票を争う大激戦です、声を掛け忘れいる方はいないか、あらゆる人脈を、つながりを生かして、共産党とはたの必勝めざして頑張ります。
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