一昨日のポカポカの暖かさから、一転して冬に逆戻り、昨日は暦の上では、啓蟄、虫達もこの急激な気温の変化にさぞ驚いたであろう。落命したあわて者も、畑のため桶のラブラブの赤蛙のペアーも、この寒さでブルブルと震えているだろう。自然のいたずらには目をつむるとしても、政治の貧困は犯罪だ。お陰で観光地伊豆は、啓蟄の季節には、まだまだほど遠い深い土の中だ。
金子先生のボケない話と沖縄の九十歳の現役の踊りの老女の話を小母の前に持ち込んだ。のだが、戸惑ってしまった。実は、小母は九十三歳の現役の医師、年齢を感じさせない足の運び、背筋を伸ばし腰の座った姿勢に、次ぎの言葉を失い、ついつい、院長は怪物ですよ! と・・・腰抜けの小生、の本音を言ってしまった。養老施設に入居している九十一歳の義母のお見舞いの身近な老人の様子を見て、同じ人間なのに、このハンデーは一体と考えさせられた。