誤算の連続

広島 000 000 201 3
中日 003 002 05X 10
勝利：山本昌1勝
敗戦：大竹1勝4敗

　先発大竹が四球で自滅して早々に降板すれば、新打線は中日に裏をかかれ、先発の山本昌の前に沈黙。終盤反撃するも、また梵の野選をきっかけに大量失点してしまい完敗。投打ともに誤算の連続で、良いところが全く無い虚しい試合となってしまいました。

　最初の誤算は中日の先発でした。まさかの左腕山本昌。昨日からの新打線では2番東出、3番天谷の左打者を並べており、左腕先発時は組み替えが必要と思っていた矢先に、裏をかかれて左腕をぶつけられてしまいました。懸念したとおり、2人は山本昌の前に無安打でチャンスを作れませんでした。もちろん、5回まで2塁すら踏めず、6回を2安打に抑えた山本昌が良かったということもありますが…。
　
　2つ目の誤算は大竹でした。初回から2四球を与えるなど立ち上がりから制球が悪く、2巡目に入った3回に捕まってしまいました。しかも点の取られ方が悪すぎました。2死3塁から連続四球で満塁として、和田、中村に連続タイムリーを打たれて3失点。結局、この回でマウンドを降りてしまいました。3回で5四球と制球に苦しんだことを全て物語っています。今季も大竹は悪いときにも、それなりに抑えることができていませんね。昨日のルイスのように悪いなりに抑えることが出来ないと今後も苦しくなりそうです。

　3つ目の誤算は梵です。4回に先頭打者を失策で出塁させてしまいましたが、幸いにも無失点でした。しかし、8回の野選は大量失点のきっかけをつくってしまいました。無死1塁から井端の遊ゴロを2塁に送球し、無死1,2塁としてしまいました。この後、3連続タイムリーで一気に5失点で試合が壊れてしまいました。
　梵がスタメン復帰初戦でミスを連発してしまい、まだ昇格は早かったでは？と疑問を持ってしまいます。小窪が攻守で良かっただけに、梵をスタメン起用する必要は無かったと思います。明日は小窪で行って欲しいですね。