カープな毎日

カープファンのひとりごと。

打線粘るも継投失敗

2008年09月03日 23時06分24秒 | 試合結果
広島 100 030 203 9
巨人 010 302 13X 10
勝利:越智3勝2敗
敗戦:青木勇1敗
本塁打:[広島]アレックス13号、[巨人]小笠原27号、ラミレス35号

 巨人キラーの高橋建が4回4失点で早々に降板してしまい、中継ぎ陣も尽く失点を繰り返してしまい常に追いかける展開となってしまいました。それでも、打線は脅威の粘りを見せて、2度追いつき、9回には1点差まで詰め寄りましたが、追い上げもここまでで、悔しい敗戦となってしまいました。
 3位中日もヤクルトに負けたため、勝っていれば同率3位に浮上できるチャンスだっただけに残念でした。また、中日ばかり気にしていてはいけない状況にもなってきました。ヤクルトが0.5ゲーム差まで追い上げてきたので、上ばかり気にしていると5位転落の可能性もあります。5位転落を阻止して、3位に浮上するためには、負けないことが1番です。明日は大竹が先発すると思いますから、何としても勝たなければいけません。

 今日の試合は、投打ともに采配に疑問が残りました。
 先ずは1点を追いかける8回の攻撃で、先頭のシーボルが安打で出塁し、次打者は投手の青木勇ですから、代打は当然だと思います。その代打は前田でした。結果は最悪の併殺打でチャンスを潰しました。なぜここで前田だったのでしょうか。勝負するなら、代打石原を送り、バントで2塁に送るべきではないでしょうか。そして、次の倉に代打前田を送れば同点に追いつけたかもしれません。中盤以降に、多く代打を起用していたため、残りの野手が少ないのは分かりますが、あそこは勝負して欲しかったです。
 さらに、8回裏のマウンドに上がったのは岸本でした。なぜ1点差の重要な場面で岸本なのでしょうか。結果は自らの失策と2塁打で無死2,3塁のピンチを作って降板。慌てて梅津を投入しても手遅れで、ラミレスに決定的な3ランを打たれてしまいました。どう考えても、あの場面は初めから梅津かブラウワーがマウンドに上がるべきではないでしょうか。延長戦を想定したのか、負け試合で使いたくなかったのかは分かりませんが、疑問の残る継投です。
 終盤は、采配だけでなくプレーでも精彩がありませんでした。2点を追いかける7回に緒方の2塁打で1点を返し、なおも無死満塁と攻め立て、打席には栗原とくれば、勝ち越しを期待したのですが、結果は併殺打で同点止まり。ここで一気に勝ち越していれば、7回から勝利の方程式が使えただけに残念でした。
 7回裏には青木勇が2死無走者から阿部に四球を与えたのをきっかけに、連打で勝ち越し点を奪われてしまいました。無駄な四球が失点に繋がるのは非常に残念です。2死だからといっても、安易に四球を出して欲しくないですね。

 嫌なことばかりでしたが、6-10の9回に守護神クルーンから3点を奪い、1点差まで詰め寄った攻撃は見事でした。最後まで試合を諦めない気持ちが十分伝わりました。この気持ちがあれば、まだまだ大丈夫です。この9回の攻撃は、絶対に明日の試合に繋がるはずです。明日は快勝といきたいですね。

 
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