カープな毎日

カープファンのひとりごと。

栗原の1撃で3位タイ浮上

2008年09月25日 23時51分41秒 | 試合結果
巨人 200 011 000 4
広島 300 100 10X 5
勝利:シュルツ3勝4敗
敗戦:グライシンガー16勝9敗
セーブ:永川4勝1敗36S
本塁打:[巨人]小笠原33号、阿部22号、[広島]栗原20号、シーボル13号

 初回に齊藤が小笠原に2ランを被弾して、いきなり苦しい展開となりましたが、その裏に栗原がグライシンガーから逆転3ランを放ち、重い空気を吹き飛ばしてくれました。2回以降は齊藤が立ち直り巨人打線を抑えていましたが、6回に阿部に同点本塁打を浴びてしまったため勝ち投手にはなれませんでした。しかし、齊藤の頑張りにより巨人に流れを渡さなかったことが大きく、7回には失策と暴投で労せず決勝点を奪いました。この最小得点差をシュルツ、梅津、永川が守りきり、巨人の連勝を12で止めました。
 この勝利で再び勝率5割に復帰し、中日を並んで同率3位となりました。また、今季の対巨人戦を12勝10敗2分で勝ち越して終えることができました。この勝利は大きな意味を持っています。もし負けていたら、中日と1ゲーム差に広がってしまうところでしたし、4連敗で意気消沈してしまうところでしたから。これで、明後日からの試合にも気合十分で望めるはずです。
 巨人4連戦はチーム力の差を感じる戦いとなりましたが、最後に勝って終えることができて良かったです。最後に連敗してCSで対戦するよりも、勝ってから対戦する方が気分も良くなりますからね。 

 栗原が大きな仕事をやってのけました。初回に2点を失い、いきなり暗い雰囲気になっていた直後に起死回生の逆転3ランを放ちました。東出、天谷の連打で無死1,2塁のチャンスを作りましたが、アレックスが右飛に倒れて、走者を進めることすら出来ず、今日も拙攻か?と心配したところで、本塁打という最高の結果を出しました。もしここで無得点だったら、間違いなく巨人ペースの試合になっていたはずです。それを食い止めて、カープに流れを傾かせました。これこそ4番の仕事ですね。
 ただ欲を言えば、7回の1点を勝ち越して、なおも2死満塁のチャンスで追加点を挙げられれば完璧だったんですがね。でも、初回の働きだけでも十分な活躍でしたね。

 齊藤は課題の立ち上がりに四球に本塁打で2点を失いましたが、2回から4回は4連続三振を奪うなど、無安打投球と完全に立ち直りました。5回には連打で1点を失い、東出の失策で無死1,2塁でラミレスというピンチを迎えましたが、ラミレスを併殺に打ち取りピンチを脱しました。ここで崩れなかったことが大きかったですね。ここで同点や逆転されていたら、巨人が一気に勢いづく可能性が大きかったです。齊藤の成長を実感する場面でしたね。後は立ち上がりさえ克服できれば、安心して見ていられますね。

 
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