カープな毎日

カープファンのひとりごと。

篠田立ち直り4位浮上

2008年09月05日 22時28分38秒 | 試合結果
阪神 200 000 010 3
広島 401 000 10X 6
勝利:篠田2勝2敗
セーブ:永川4勝1敗29S
敗戦:下柳11勝5敗
本塁打:[広島]栗原18号

 先発篠田が初回に5連打を浴びていきなりの2失点で、阪神の先発は苦手の下柳とくれば、今日はどうなることかと心配しましたが、打線が直ぐに4連打で追いつき、敵失で逆転してみせると、2回以降は篠田が別人のように立ち直り、2回以降は無安打投球と完璧に抑え込みました。打線も3回に嶋のタイムリー、7回には栗原の本塁打で加点して快勝かと思ったのですが、8回に登板したブラウワーがまたも打ち込まれてしまいました。永川が抑えたから良かったものの、セットアッパーの不調は気になります。
 とにかく、連敗を2で止められて良かったです。3連敗すると拙い雰囲気になるところでした。3位中日が勝ち、4位ヤクルトが敗れたため、1日で4位に復帰しました。まだ中日とは1ゲーム差のままですから、明日も勝って、3位に並びたいところです。横浜頑張って!

 打線が苦手下柳を見事に攻略しました。3打数3安打3打点の栗原の活躍が光ったのはもちろんですが、赤松の活躍も見逃せないですね。初回は無死1塁でサードへのバント安打を決めて、栗原の同点タイムリーに繋げ、3回には2塁打で出塁し、嶋のタイムリーで貴重な5点目のホームを踏みました。特に、初回のバント安打が良かったですね。立ち上がりが不安定だった下柳に対して、ただ送るだけでなく、自らも生きて、チャンスを拡大させた点は大きかったと思います。バント安打で無死1,2塁になったことで、下柳は動揺したと思います。あの場面で、普通に送って1死を与えていたら、下柳が立ち直って、逆転まで行かなかったかもしれません。そう考えると、大きなプレーだったと思います。

 篠田は立ち上がりこそ、制球に苦しみ甘く入った球を打たれてしまいましたが、2点を失ってから、急に立ち直って、1死1,2塁のピンチで高橋光、矢野を打ち取りました。2回から6回は無安打投球で阪神打線に追加点を与えませんでした。結局、6回5安打2失点と十分な内容でした。前回も6回を4安打で自責点1と好投しており、2試合連続で結果を出してくれました。課題の制球面でも、今日は6回に2四球を与えましたが、修正されてきています。高橋建が離脱して不安だった先発陣に、頼れる投手が加わったと思って良さそうですね。
 先発は明るい材料がありましたが、中継ぎは不安が増大してしまいました。8回に登板したブラウワーが、いきなり2塁打を打たれ、連続暴投であっさりと1点を失いました。その後は2死を取るものの、2連打で1,3塁ピンチを招いてしまい、降板となってしまいました。昨日の巨人戦に続くリリーフ失敗で、最近5試合で失点した試合は4と安定感がありません。今のままでは、僅差の展開で登板させるのは怖いです。セットアッパーは梅津にした方が良いと思いますね。一番良いのは、シュルツが戻ってきてくれることでしょうがね。

 
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