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齊藤-上野完封リレー

2008年09月12日 22時29分33秒 | 試合結果
広島 040 000 000 4
阪神 000 000 000 0
勝利:齊藤2勝
敗戦:安藤12勝7敗
本塁打:[広島]喜田剛3号

 先発は1勝の齊藤と12勝の安藤という絶対的に不利な試合でしたが、齊藤が最高のピッチングし、継いだ上野も2回を完璧に抑えました。打つ方では、喜田剛が古巣相手に値千金の一発を放ち、首位阪神に快勝しました。
 齊藤と喜田剛という伏兵が首位阪神を倒す活躍をするとは誰が思っていたでしょうか。主力以外の活躍で勝つのは、チームの戦力が上がってきた証拠ですね。これで3連勝となり、3位中日が敗れたため、ゲーム差はついに1となりました。この勢いを継続して、一気に中日を抜き去り3位に浮上したいところです。

 齊藤が過去最高の投球を披露しました。7回を投げて4安打無失点と完全に阪神打線を封じました。最大のピンチは5回で、1安打2失策で1死満塁とされ、打席には4番金本でしたが、ストレート勝負で二ゴロ併殺に打ち取り、ピンチを脱しました。こんな場面でも、臆することなく勝負ができたことに齊藤の成長を感じました。
 これで気分を良くしたのか、6回、7回を三者凡退に抑えて上野にマウンドを譲りました。球数が100球を越えたので、交代は仕方ありませんでしたが、もっと齊藤の投球を見て見たかったですね。でも、打たれる前に代わった方が、良い印象のまま終われますね。
 
 打線は昨日と同様に1イニングに集中攻撃でした。2回に無死1,2塁から石原が先制打を放ち、なおも1,3塁で喜田剛が右翼席に3ランを放ち、この回一気に4得点を挙げました。
 喜田剛が3試合連続で大きな仕事をしています。今日は5回に2失策でピンチを演出してしまいましたが、3塁の守備も無難にこなしいることから、余裕ができて持ち味の打撃が蘇ってきました。また、シーボル不在ということで、レギュラー獲得への最大のチャンスが巡ってきたことが、モチベーションを高くしているのでしょう。今の喜田剛は恐怖の7番打者ですね。
 
 2回は見事な攻撃でしたが、3回から5回まで毎回先頭打者を出塁させながら、併殺などもあり得点に結び付きませんでした。今日は齊藤が好投したから良かったものの、追加点を挙げて、阪神の反撃意欲を削いでおきたかったところですね。
 今日のように上位3人を俊足選手(東出、赤松、天谷)で固めるのは、機動力で勝負するということなのでしょうが、最近はあまり成功しているように思えません。この布陣は止めた方が良いと思いますね。
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