カープな毎日

カープファンのひとりごと。

前田健プロ初完封!

2008年09月20日 23時34分36秒 | 試合結果
中日 000 000 000 0
広島 200 004 40X 10
勝利:前田健7勝2敗
敗戦:川井1勝5敗
本塁打:[広島]アレックス14号

 天王山第2戦は前田健が今季最高の投球で中日打線を完封しました。打線も初回にアレックス、嶋のタイムリーで先制すると、6回はアレックスの3ランなどで4点を、7回には打者一巡の猛攻でさらに4点を追加し、10得点と大爆発しました。
 中日に連勝して、中日の自力3位が消滅したので、CSマジックが点灯するかと思ったら、ヤクルトに自力3位の可能性があるので、まだ点灯しませんでした。ヤクルトはカープより残り試合が3試合多く、カープとの対戦が5試合も残っていることから、当分CSマジックは点灯しません。マジックが点灯しない方が、緊張感があって良いかもしれませんね。

 前田健は9回を投げて被安打4、奪三振7、死四球0でプロ初完封を無四球で飾りました。制球、キレともに素晴らしく、ピンチを迎えた4回と5回以外は全て三者凡退に抑える完璧な投球でした。4回の1死1,3塁では4番ウッズを三振、5番和田を遊直に、5回1死1,2塁では代打立浪を併殺に打ち取りピンチを脱出しました。
 やはり昨日の齊藤の好投が刺激になっているのでしょうか。篠田、齊藤、前田健がずっと好投しているので、先発陣の不安が一気に解消しましたね。

 打線は15安打を放ち大爆発でした。初回に先頭赤松が四球で出塁し、東出の犠打で2進するとアレックスと嶋のタイムリーで幸先良く2点を先制しました。しかし、2回以降は暴走、併殺などでチャンスを活かしきれませんでした。その嫌な雰囲気を吹き飛ばしたのが、6回のアレックスでした。東出のタイムリーで1点を追加した直後にアレックスが左翼席に3ランを放ち、貴重な4点を加えて試合を決めました。
 この本塁打は試合を決める本塁打であると同時に、攻め切れず試合の流れを掴み切れていなかったカープに試合の流れを大きく傾かせ、7回の4得点に繋がりました。また、中日を諦めさせる効果もありましたね。
 今日の試合で打線が波に乗ったと思いますので、明日の試合も打線の爆発が期待できそうです。この勢いに乗って3連勝と行きたいですね。そして、好調巨人との4連戦に臨みたいですね。 
 
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快勝で単独3位!

2008年09月19日 23時43分10秒 | 試合結果
中日 100 000 000 1
広島 002 201 20X 7
勝利:齊藤3勝
敗戦:中田7勝9敗
本塁打:[広島]栗原19号、シーボル11号、喜田剛4号

 中日との3位対決初戦は、先発齊藤がシーボルの失策で先制されるも要所を締める好投をすれば、打線も応えて、序盤に栗原の2ランで逆転、中盤にはシーボル、喜田剛のソロなどで中押し、終盤にもシーボル、梵のタイムリーでダメ押しして、中日に快勝しました。
 これでついに中日を追い抜き単独3位に浮上しました。初戦を取れたことは大きいですね。しかも完勝とくれば、明日以降に勢いも付きます。明日の先発は前田健だと思いますが、今日の齊藤の好投に刺激されているでしょうから、前田健にも好投を期待したいですね。

 齊藤は大一番の初戦での先発という重圧が掛かる登板でしたが、プレッシャーに潰されず素晴らしい投球をしてくれました。初回こそ2死3塁からシーボルが失策して1点を失いましたが、2回以降は走者を出しても落ち着いて後続を断ち、2塁すら踏ませませんでした。直球にキレがあり、中日打線を翻弄しました。
 正直、ここまで投げてくれるとは思っていませんでした。今日の齊藤は何も言うことはありませんが、欲を言えば7回まで投げて欲しかったです。球数が92球で、6回に打席が回ってきたため交代となりましたが、ここで代打を送られない選手になってほしいですね。
 今日は6回3安打で自責点0と前回阪神に続き、自責点がありません。先発陣の中でも安定感は抜群です。この分ならあと2勝くらいは期待出来そうです。今や篠田、齊藤は裏ローテではなくなりましたね。

 打線は初回にシーボルが失策で先制点を失うと、その裏に2死満塁からシーボルが凡退する嫌な流れでしたが、4番の一振りで流れが変わりました。3回2死無走者からアレックスが出塁すると、栗原が右翼へ逆転2ランを放ちました。この逆転は中日先発中田には堪えたと思います。
 この一発で打線にも火が付き、4回にはシーボルが失策を取り返す本塁打を放ち、敵失に乗じて天谷の犠飛で追加点を奪いました。この犠飛による追加点も大きかったと思います。この得点は1安打のみで得ており、相手に与えるダメージも大きかったはずです。中日と対戦する時は、このような確実な攻撃をすることが大切ですね。
 そしてもう一つの大きなポイントとして、6回に齊藤の代打として喜田剛を送った場面ですね。齊藤が好投していたことを考えると、まだ投げさせたいところでした。チャンスなら当然代打を送るところですが、1死無走者で代打を送ったので、結果が出ないと試合の流れが変わる危険性もあったと思います。そんな場面で、喜田剛が貴重な追加点となる本塁打を放ち、最高の結果を出しました。これで、今日の試合は大勢が決まったと思いますね。喜田剛も良く打ちましたね。
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天王山

2008年09月18日 22時02分25秒 | 日記
 明日からは3位に並ぶ中日との3連戦です。台風13号の影響が心配されますが、天気予報では雨は降りそうにありません。
 この3試合で今季の対戦が終わるため、ここでの成績が3位争いに大きく影響することになります。正に天王山ですね。幸い同率で並んでいるので3連勝する必要はなく、2勝1敗で終えられれば良いと思います。もちろん、3連勝できれば最高ですね。
 この3連戦は齊藤、前田健、ルイスが先発すると思われます。ルイスは心配していませんが、前田健が中日戦で2試合連続KOされているところが、多少の不安要素ですね。前田健なら修正してくれていると信じていますので、3度目の正直で白星を挙げてくれることでしょう。初戦に先発する齊藤がチームに勢いを付ける投球をしてほしいですね。
 野手では負傷した東出、石原が復帰できそうなので、ほぼベストメンバーで望めると思います。昨日のような守りが乱れることもないでしょう。東出と石原が軽症で本当に良かったです。
 ブラウワーの負傷により、昨日急遽昇格した牧野が登録抹消となりました。また、廣瀬も降格したことから、明日には広池とシーボルが登録されると思います。サードに喜田剛が入ると守備面で不安がありましたので、シーボルを起用することで守備力アップと低調な打線の強化を狙うのでしょう。最近は打線が低調ぎみですから、シーボルの意外性を期待したいところです。シーボルもこのチャンスが最後になると思いますから、ここで結果を出さないと再昇格が難しくなるでしょう。頑張ってもらいたいですね。 
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打線繋がらず5割逆戻り

2008年09月17日 22時15分30秒 | 試合結果
広 島 000 100 000 1
ヤクルト 100 021 02X 6
勝利:石川10勝9敗
敗戦:篠田3勝3敗

 打線は苦手石川から8安打を放ちましたが、得点圏に走者を進めたのは2度のみで、繋がりを欠き得点は4回の栗原のタイムリーによる1点のみでした。投げては、篠田が初回に1点を失ったものの、その後は立ち直りましたが、5回に併殺崩れと足攻めで勝ち越され、6回にも追加点を奪われてしまいました。2番手で登板した牧野もピリッとせずダメ押しの2点を失ってしまいました。
 念願の貯金生活は1日だけで、5割に逆戻りしてしまいましたが、同率3位の中日も敗れたため同率3位タイは変わりませんでした。でも、勝っていれば単独3位になれたと思うと悔しい敗戦でしたね。それでも、正念場の9連戦を6勝3敗で終えられたことは良かったと思います。まだまだ中日との激しい3位争いは続きそうですね。
 
 打線は東出が負傷した影響で1番に赤松、2番に天谷、3番に梵を入れ、ヤクルト先発が石川ということで、相性を考慮して嶋がスタメン落ちし、5番にアレックスを入れるオーダーで望みましたが、不発に終わりました。赤松は3安打を放ち役割を果たしましたが、天谷と梵が無安打で栗原、アレックスの前に走者を貯めてチャンスを回すことができませんでした。
 梵は昨日の試合で途中出場して3安打を放ちましたが、まだまだ本調子ではないと思うので、下位打線ならともかく3番に入れても怖さを感じません。過去の相性を考慮するよりも、今の選手の調子を考えて打線を組んだ方が良かったと思います。やはり3番にアレックス、5番に嶋を起用する普段どおりの打順で臨んで欲しかったです。また、先発が高橋ではないのに倉がマスクを被りました。今の打撃を考えると石原を起用すべきだと思われます。特に東出を欠いた打線であることを考えれば、打力がある石原を起用して欲しかったです。
 何だか今日のスタメンは昨日までの絶対に負けられないというような意識が感じられませんでした。昨日の白星で気が緩んだわけではないと思いますが、1戦必勝のためには、現在のベストメンバーで臨んでほしいですね。

 先発篠田は初回こそ球が甘かったと思いますが、2回以降は立ち直りヤクルト打線を抑えていましたが、5回に併殺崩れと本盗で2点を失い、気落ちしたのか6回にも1点を失ってしまいました。6回を投げて9安打4失点でしたが、安打は打たれてましたが、数字ほど打たれたという感じはしませんでした。これは粘り強く投げていたということでしょうか。黒星を喫してしまいましたが、次回の登板は白星を期待できると思います。
 2番手は昨日負傷したブラウワーの代わりに昇格した牧野でした。こちらも3安打2失点と数字的には良くありませんでしたが、倉の補逸など不運な面もありました。しかし、打たれたことに変わりはありませんので、ブラウワーに比べると不安ですね。
 今日は篠田と牧野の2人だけで凌げたことで、登板が多かった上野、梅津、シュルツ、永川を休ませられたことが救いですね。
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中継ぎ陣の執念で貯金1

2008年09月16日 23時53分41秒 | 試合結果
広島 040 000 100 01 6
ヤクルト 020 120 000 00 5
勝利:上野2勝1敗
セーブ:永川4勝1敗35S
敗戦:松井1勝2敗

 2回に3連打と相手の失策も絡み幸先良く4点を先行しましたが、先発大竹がピリッとせず、四球をきっかけに失点を重ね、5回に逆転を許して降板してしまいました。その後は、6投手の継投でヤクルトに追加点を与えませんでした。打線は3回以降沈黙していましたが、7回に天谷のタイムリーで追いつくと、延長11回に栗原が決勝打を放ち、激戦を制しました。
 これでついに念願の貯金生活に突入しました。これも中継ぎ陣が踏ん張った結果です。今日は中継ぎ陣に感謝の1勝ですね。そしてこの1勝はとても大きな1勝だと思います。5割の壁、貯金の壁を越える1勝でチームは更に上昇ムードになるはずです。9連戦の最後も白星で締めて広島に帰りたいですね。

 大竹は期待を裏切る投球内容でした。5失点の内容が悪すぎます。2回と5回は共に先頭打者に四球を与えてピンチを作っての失点でした。2回は東出の失策も絡みましたが、余分な四球を与えてピンチを作ったのは大竹ですから、大竹もいけません。そして、5回は2四球で出した走者を安打1本(2塁打)で返される最悪のパターンでした。
 また、4回は2死無走者から福川に安打を打たれたことは仕方ないとしても、次打者の投手館山にも安打を打たれ、福地に適時打を打たれてしまいました。この失点も防げる失点でした。
 今日は制球に苦しみ、初回以外は毎回得点圏に走者を背負う展開でしたが、防ぐことができた失点ばかりだったと思います。調子が悪くても、悪いなりの投球で失点を防ぐ投球ができるようになってほしいですね。
 2番手以降はブラウワー、青木高、シュルツ、梅津、上野、永川が6回2/3を2安打無失点で繋ぎ、勝利への執念を感じました。横山が不在の中、これだけ充実した中継ぎ陣がいることは嬉しい誤算ですね。そして終盤戦にとても頼もしい投手陣となりました。これで横山が帰ってくれば完璧ですね。

 打線は館山を攻略できず苦しみました。2回に四球と3連打に暴投、スクイズで4点を奪いましたが、6回までで放った安打はこの3本のみ。全く館山を捉えられる気配がありませんでした。ようやく疲れが見え始めた7回に代打前田の安打を足がかりに3連打で同点に追いつきましたが、なおも1死1,2塁でアレックス、栗原が凡退して勝ち越せませんでした。
 8回~10回も勝ち越すチャンスがありましたが、あと1本がなかなか出ませんでした。これも貯金へのプレッシャーだったのでしょうか。でも最後に決めたのは4番の栗原でした。7回と9回の勝ち越し機に凡退していたので、3度目の正直で決めてくれました。4番の面目躍如といったところでしょうかね。
 
 
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5割の壁越え3位浮上

2008年09月15日 23時28分48秒 | 試合結果
広島 000 002 000 2
ヤクルト 001 000 000 1
勝利:ルイス14勝6敗
セーブ:永川4勝1敗34S
敗戦:ゴンザレス1勝3敗

 ついに2つの壁を越えました。苦しい試合展開でしたが1点差を守りきっての勝利で5割に到達しました。そして、3位中日が敗れたため同率3位に並びました!
 打線が11安打も放ちながら得点は6回の栗原の2塁打で挙げた2点のみと拙攻が目立ち、なかなか先発ルイスを援護できませんでしたが、ルイスは辛抱強く投げ続け、3回1死満塁のピンチも青木の一ゴロの間の1失点で切り抜けると、7回までをこの1失点で抑えました。そして、8回は梅津、9回を永川が無安打無失点リレーで抑えて苦しい試合をモノにしました。
 7月9日以来、今季2度目の5割の壁を越えました。今回は昨日の逆転勝ちの勢いを感じていたので、越えてくれると信じていました。でも、この壁を越えることが目標ではないので、明日の試合が大切になってきます。まだ今季越えていない貯金という壁があります。今のチーム状態であれば、明日でこの壁も越えてくれるはずです。先発が大竹でしょうから、エースで初の貯金生活に突入といきたいですね。 

 打線が湿りがちですね。6度得点圏まで走者を進めながら、得点は6回の1度のみと効率が悪いですね。ただチャンスで打てないだけはなく、走塁ミスも目立ったことが気になります。6回は栗原がタイムリー2塁打を放ちながら、2塁オーバーランでタッチアウト、7回無死1,2塁で梵の右飛で2塁走者石原がタッチアップしましたが、3塁でアウトになってチャンスを潰してしまいました。終盤にかけて追加点がほしいところなので、1つでも先の塁を奪う姿勢は良いのですが、アウトになってしまっては意味がありません。投手陣が抑えてくれたから良かったですが、今日のような競った試合展開では終盤の1点は大きな意味を持つので、もう少し走塁の確実性を上げてほしいですね。でも、6回の攻撃は良かったですね。1死から赤松が四球で出塁し、天谷の打席でエンドランを仕掛けて、二ゴロでしたが天谷が俊足を飛ばして内野安打として、1,3塁のチャンスを作り、栗原の逆転タイムリーを呼び込みました。こういう攻撃は相手にとっては堪えるでしょうね。

 ルイス、梅津、永川が見事な継投を見せてくれました。ルイスは先週は制球が悪く逆転されてしまいましたが、今日は武器のスライダーが決まり、7回5安打1失点の好投でした。前回の修正点をしっかりと修正してくるところはさすがです。次回は日曜日の中日戦に登板すると思われますから、今日のような投球を見せてくれるでしょう。そして2番手梅津は調子がそれほど良さそうではありませんでしたが、1四球を与えただけで、無安打に抑えてしっかりと永川につなぎました。その守護神永川は9回を三者凡退に抑える完璧なリリーフで締めてくれました。
 ここにきて中継ぎ陣に安定感が出てきました。(ブラウワーは怖いですが…)残り20試合を切ったので、このままの状態を最後まで維持してくれれば、CS進出も十分可能ですね。
 
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6投手の継投で逃げ切る

2008年09月14日 22時04分56秒 | 試合結果
広島 001 200 000 3
阪神 100 000 000 1
勝利:上野1勝1敗
セーブ:永川4勝1敗33S
敗戦:金村暁5敗

 先発はルイスではなく青木高でした。青木高は毎回先頭打者を出しながらも、初回の犠飛よる失点のみと粘りました。しかし、3回に代打を送られて降板し、4回からは上野、6回ブラウワー、7回梅津、8回シュルツ、9回永川と6人の継投で半身打線を封じました。2番手上野が今季初勝利を挙げ、永川が33セーブ目を挙げて、リーグトップのクルーンに1個差に詰め寄りました。
 3位中日も横浜に逆転勝ちしたため、1ゲーム差は変わらずです。中日にはこれ以上離されないように、しっかりと追走していくしかありませんね。とりあえずは、明日こそ勝って5割に復帰して、壁を破りたいですね。
 打線は3回に東出のタイムリーで同点に追いつくと、4回に梵のタイムリーと暴投で勝ち越しましたが、5回と7回の1死1,2塁で追加点を挙げられませんでした。中押し点が取れていれば、もう少し楽な試合運びができたのですがねぇ。

 先発に予想外の青木高を起用したということは、今後ルイスは中4日での登板はしないということでしょうか。それとも、シーズン最終盤まで無理をさせず、温存するということかもしれませんね。これにより、明日からのヤクルト3連戦はルイス、大竹、篠田ということになりますね。この面子なら5割復帰も期待できそうです。
 6人の投手を注ぎ込む継投策は一応成功しましたが、今日もブラウワーが危なっかしいです。2連打と四球で無死満塁の大ピンチを招き、同点を覚悟してしまいました。しかし、ここから前日のヒーロー矢野を三振、桧山を投ゴロ、葛城を左飛に打ち取り何とか無失点で終えました。ブラウワーは一昨日も2安打1四球でピンチを作り、永川に助けられました。一時の不調からは脱したかに思われましたが、やはり不安定なままですね。この調子では僅差の試合では怖くて使えません。シュルツ、梅津の2人で永川に繋ぐしかなさそうです。

 昨日無安打でチャンスを活かせなかったアレックス、栗原が揃って3安打猛打賞と大当たりでした。残念ながら打点は挙げられませんでしたが、栗原は4回に先頭打者として出塁し、逆転劇を演出しました。また、得点には結びつきませんでしたが、7回、9回もアレックス、栗原の連打でチャンスメイクしました。主軸に当たりが出てくれば、得点力も向上すると思いますから、明日からの試合に期待しましょう。
 主軸は当たりが戻りましたが、今日は石原がブレーキになってしまいました。4回無死1,2塁では見逃し三振、5回1死1,2塁では二ゴロ、7回1死1,2塁でも見逃し三振に倒れてしまいました。このところ勝負強い打撃が続いていただけに残念でしたね。毎試合の活躍を期待してはいけないのかもしれませんが、下位打線にあまり期待できないため、石原の活躍は必須です。また勝負強い打撃を見せてほしいですね。 
 
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5割の壁

2008年09月13日 23時32分47秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0 0
阪神 000 000 000 1 1
勝利:藤川7勝1敗32S
敗戦:梅津2敗1S

 マエケンが昨日の齊藤に刺激されたのか、阪神打線を0封する好投でしたが、肝心の打線が苦手下柳の前に得点を挙げることができず、延長にもつれ込んだ試合は、10回に梅津が打たれてしまい、サヨナラ負けを喫してしまいました。
 幸い、中日が横浜に逆転負けしたため、ゲーム差は1のままなのが救いですね。
 それにしても今季は5割を掛ける試合で勝てませんね。勝ったのはたったの1試合のみで、完全に壁になっています。今回はチームが乗ってきたので、壁を越えられると思ったのですが、簡単には越えられませんでした。
 これで借金は2に戻ってしまいましたが、明日の試合はルイスが先発すると思いますので、白星を挙げて借金を1に戻して、次こそは壁を越えましょう。

 マエケンが今季1番の投球を披露しました。8回を投げて5安打7奪三振無四球で無失点と今季最高の内容でした。直球、変化球とも制球、キレが素晴らしく、ピンチは4回の1死1,2塁と5回の1死2塁だけで、4回は葛城を二ゴロ併殺に、5回は下柳、赤星を打ち取りピンチを脱出すると、調子に乗って6回~8回は三者凡退に抑えました。これだけの好投をしたのですから、何としても白星を付けてあげたかったですね。
 前田健は阪神を得意にしており、その上、昨日の齊藤の好投が刺激になって、今日の好投が産まれたのでしょう。齊藤と前田健が刺激しあって、相乗効果が出てくれば、2人はさらに活躍してくれることでしょう。

 打線は主軸の不振が響きました。1回、3回と先頭赤松が出塁し、東出が犠打で送って、中軸にチャンスを回しましたが、凡退して得点を挙げられませんでした。やっぱり、3番、4番、5番が無安打では苦しいですね。
 序盤3回は毎回先頭打者が出塁しながらも得点できずに、下柳を助けてしまいました。序盤で捕らえきれなかったことが、最後まで響きました。
 そして終盤は阪神リリーフ陣を攻めたのですが、ここでも勝ち越せませんでした。9回はアッチソンを攻め、失策をきかっけに1死1,3塁のチャンスでしたが、小窪と代打喜田が打ちとられてしまいました。ここは小窪に代打緒方か前田を送って勝負してほしかったですね。たぶん代打を送らなかったのは、次が守備固めの木村のため確実に代打を送ると決めていたからでしょう。そのため、小窪を代えるとサードが居なくなります。(栗原に代走梵を送っており、喜田はファーストに起用するため)でも、ここで決められたら、木村を代える必要がなくなるので、緒方か前田を送って欲しかった。木村に代打ありきの采配だったのは残念でした。
 自慢の機動力に綻びが出たのが10回でした。1死から赤松が出塁するも牽制死。次の東出に安打が出ていただけに悔やまれますね。終盤にこういうミスをすると命取りになるということですね。

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齊藤-上野完封リレー

2008年09月12日 22時29分33秒 | 試合結果
広島 040 000 000 4
阪神 000 000 000 0
勝利:齊藤2勝
敗戦:安藤12勝7敗
本塁打:[広島]喜田剛3号

 先発は1勝の齊藤と12勝の安藤という絶対的に不利な試合でしたが、齊藤が最高のピッチングし、継いだ上野も2回を完璧に抑えました。打つ方では、喜田剛が古巣相手に値千金の一発を放ち、首位阪神に快勝しました。
 齊藤と喜田剛という伏兵が首位阪神を倒す活躍をするとは誰が思っていたでしょうか。主力以外の活躍で勝つのは、チームの戦力が上がってきた証拠ですね。これで3連勝となり、3位中日が敗れたため、ゲーム差はついに1となりました。この勢いを継続して、一気に中日を抜き去り3位に浮上したいところです。

 齊藤が過去最高の投球を披露しました。7回を投げて4安打無失点と完全に阪神打線を封じました。最大のピンチは5回で、1安打2失策で1死満塁とされ、打席には4番金本でしたが、ストレート勝負で二ゴロ併殺に打ち取り、ピンチを脱しました。こんな場面でも、臆することなく勝負ができたことに齊藤の成長を感じました。
 これで気分を良くしたのか、6回、7回を三者凡退に抑えて上野にマウンドを譲りました。球数が100球を越えたので、交代は仕方ありませんでしたが、もっと齊藤の投球を見て見たかったですね。でも、打たれる前に代わった方が、良い印象のまま終われますね。
 
 打線は昨日と同様に1イニングに集中攻撃でした。2回に無死1,2塁から石原が先制打を放ち、なおも1,3塁で喜田剛が右翼席に3ランを放ち、この回一気に4得点を挙げました。
 喜田剛が3試合連続で大きな仕事をしています。今日は5回に2失策でピンチを演出してしまいましたが、3塁の守備も無難にこなしいることから、余裕ができて持ち味の打撃が蘇ってきました。また、シーボル不在ということで、レギュラー獲得への最大のチャンスが巡ってきたことが、モチベーションを高くしているのでしょう。今の喜田剛は恐怖の7番打者ですね。
 
 2回は見事な攻撃でしたが、3回から5回まで毎回先頭打者を出塁させながら、併殺などもあり得点に結び付きませんでした。今日は齊藤が好投したから良かったものの、追加点を挙げて、阪神の反撃意欲を削いでおきたかったところですね。
 今日のように上位3人を俊足選手(東出、赤松、天谷)で固めるのは、機動力で勝負するということなのでしょうが、最近はあまり成功しているように思えません。この布陣は止めた方が良いと思いますね。
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余裕が一転ヒヤヒヤで2連勝

2008年09月11日 23時37分01秒 | 試合結果
横浜 000 003 000 3
広島 004 000 00X 4
勝利:篠田3勝2敗
セーブ:永川4勝1敗32S
敗戦:吉原2敗
本塁打:[横浜]吉村28号、[広島]喜田剛2号

 4回に喜田剛の本塁打をきっかけに打線が繋がり、天谷、アレックス、栗原の3連続タイムリーで一気に4得点を挙げ、先発篠田は6回2死まで2塁すら踏ませない好投でしたから、今日は余裕を持って勝てるかなと思ったのですが、ここから展開が一転しました。連打され吉村に3ランを打たれて1点差とされると、8回には1死満塁のピンチを招き、逆転も覚悟しましたが、永川が金城、佐伯を打ち取り何とか逃げ切りました。
 中日が敗れたためゲーム差は2に縮まりました。これで3位がまた視界に入ってきましたね。
 このセーブで永川は球団新記録となる32セーブ目を挙げ、リーグトップの阪神藤川に並びました。これはもしかするとセーブ王を獲得する可能性が出てきました。
ここまできたら、永川にはぜひ初タイトルを狙ってほしいですね。

 今日は永川様様です。8回にブラウワーが乱調で1死1,3塁とされて降板すると永川がマウンドに。吉村に四球を与え満塁として、まさかの永川劇場か?と不安になりましたが、金城を左飛、佐伯を二ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けると、そのまま9回も永川が締めてくれました。
 永川を信頼しているのですが、四球を与えると不安になってしまいます。しかし、今季の永川は去年までの永川とは違いますね。どんな場面でも落ち着いて、自信を持って投げているように感じます。これほど頼りになる守護神がいるのは、心強いですね。
 篠田も良いですね。特に5回までは横浜打線を3安打無失点に抑えて、全く付け入る隙を与えませんでした。今日の投球なら7回か8回までいけるかなと思った矢先の6回2死から内川、村田に連打され、吉村に痛恨の3ランを打たれてしまいました。やはり6回あたりから疲れが出てきたのでしょうか。コースはそれほど悪いとは思わなかったのですが、完璧に打たれてしまいました。
先発復帰して4試合目となりますが、3試合連続で6回を投げて、3失点以内に抑えています。今日は四球が0と課題の制球が安定したことで、投球内容も安定してきましたね。これは十分に白星を期待できるローテになりましたね。
 
 一方の打線は7安打を放ったのですが、その内5本は4回に出たもので、4回と8回以外は完璧に抑えられてしまいました。ワンチャンスに集中打がでるのは嬉しいのですが、もう少し打ってほしいですね。4回以外に唯一安打が出た8回には、無死1,3塁としながらアレックス、栗原が凡退して無得点でした。ここで一押しできていれば、もう少し楽に勝てたのですがね。
 そんな打線の中で、喜田剛が面白い存在になってきました。昨日は決勝タイムリーを放てば、今日は集中打のきっかけとなる本塁打を放ちました。守備の不安が減って打撃に集中できているのでしょう。これからは3塁喜田剛の先発出場が増えそうです。このまま一気に開花してくれることを期待しています。
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