カープな毎日

カープファンのひとりごと。

12安打1得点の拙攻で自力CS消滅

2021年09月19日 21時12分18秒 | 試合結果

広島 000 010 000 1
ヤクルト 300 100 01X 5
勝利投手:原2勝1敗
敗戦投手:高橋昂3勝6敗
本塁打:[ヤクルト]青木5号、村上35号

 先発の高橋昂は、初回に、先頭打者に死球を与え、続く青木に2点本塁打を浴びてしまい、さらに1死後、村上にも本塁打を浴びて3点を失いました。2回には2死1塁から青木に2塁打を打たれるも、鈴木誠の好返球により1走塩見を本塁で刺して失点を免れると、3回は2死1,2塁でサンタナを中飛に打ち取って無失点で切り抜けました。

 しかし、4回に1死3塁から塩見に適時打を打たれて、4回を7安打3四死球4失点でマウンドを降りました。

 打線は、2回は2死1,2塁とするも高橋昂が三振に倒れ、3回にも2死後に連打と盗塁で2,3塁のチャンスを作りながら、坂倉が二ゴロに倒れて得点を奪えませんでしたが、5回に安打と暴投で無死2塁として野間の適時打で1点を返しました。しかし、なおも無死1塁で小園が併殺に倒れた後、西川が2塁打を放つというかみ合わない攻撃でした。

 7回も1死1,2塁の得点機を作りながら、西川と鈴木誠が連続三振に倒れて無得点に終わりました。

 5回からは菊池保がマウンドに上がり、6回には1死2塁のピンチを招きながら、塩見と青木を連続三振に斬って無失点で凌ぎ、2回を2安打無失点に抑えると、7回は島内が2死1,2塁のピンチでサンタナを三振に斬って得点を与えませんでした。

 しかし、8回に登板したバードが四球と犠打で1死2塁とされ、塩見に適時打を浴びてダメ押し点を奪われました。

 9回に2塁打と安打で1死1,3塁とするも、小園が三振、西川が左飛に倒れて得点を奪えず、ヤクルトに完敗して、チームは連敗で借金は今季最多の16となり、自力でのCS進出が消滅しました。

 

 高橋昂が、試合開始早々に3点を失ったことで、攻撃が後手に回ってしまったこともありますが、繋がりを欠いて拙攻の連続でヤクルトを上回る12安打を放ちながら1得点しか挙げられませんでした。8回を除き毎回走者を出して、5度得点圏に走者を進めながら、得点は5回の1点のみで、その5回も1点を挙げた直後に小園が併殺に倒れて反撃への流れを断ってしまいました。

 それでも7回に2安打で1死1,2塁のチャンスを作り、3番西川、4番鈴木誠のクリーンアップに回す最高の反撃機でしたが、まさかの連続三振に倒れてしまい、最後まで試合の流れを掴むことができませんでした。

 打線の繋がりの悪さは好転する気配が感じられませんが、首脳陣はほぼスタメンを変えることもなく、テコ入れする様子がありません。小園、坂倉、林らに経験を積ませるためかもしれませんが、時には気分転換も兼ねてスタメンのメンバーを変えてみるのも良いと思います。

 試合に出ないことで落ち着いて打撃の状態を見直すことができると思いますし、さらに悔しさを感じることで奮起して、復調へのきっかけを掴むことができるかもしれません。残り試合も少なくなってきたので、このまま終わるのではなく、最後にもう一度意地を見せてほしいですね。

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大瀬良7回1失点の好投も援護なし

2021年09月18日 21時13分11秒 | 試合結果

DeNA 100 000 030 4
広  島 000 100 010 2
勝利投手:砂田2勝1敗
敗戦投手:塹江4勝4敗
セーブ:山﨑3勝1敗1S
本塁打:[広島]鈴木誠29号

 先発の大瀬良は、初回に2塁打と犠打で1死3塁とされ、佐野の二ゴロに間に1点を失い先制を許しましたが、2回に安打と西川の失策で迎えた1死1,2塁のピンチは山本と京山を抑えて無失点で凌ぎました。

 打線は、初回に野間が安打で出塁しながらも、1死後に野間が盗塁失敗した直後に西川が四球を選ぶかみ合わない攻撃でした。それでも4回に2塁打と内野安打で2死1,3塁として、菊池涼が適時打を放って同点に追いつきました。

 大瀬良は、5回にも安打と犠打で2死2塁とされるも、桑原を三振に斬って得点を与えず、6回と7回は無安打に封じて、7回を投げて4安打1失点の好投でマウンドを降りました。

 7回裏に四球と安打で2死1,3塁の勝ち越し機を作って、京山をKOしましたが、小園が代わった砂田に投ゴロに抑えられて無得点に終わると、8回から登板した塹江が2安打と犠打で1死1,3のピンチを招き、続く佐野の一ゴロを坂倉が適時失策して勝ち越されてしまい、さらに四球を与えて満塁としたところで菊池保に代わるも、宮崎に押し出し四球、森に犠飛を打たれて3点を失いました。

 9回は森浦が2死1,2塁のピンチを迎えながらも、代打楠本を中飛に打ち取って無失点で凌ぎましたが、打線は8回に鈴木誠の本塁打により1点を返しただけで、その後は続かずDeNAに競り負けて、9連戦は黒星スタートとなり、最下位脱出とはなりませんでした。

 

 大瀬良は、スライド登板でしたが、その影響を感じさせないテンポの良い投球で、強力DeNA打線を7回4安打1失点に抑える好投でした。ところが、打線が京山に対して毎回のように走者を出しながら、得点は1点のみで援護に恵まれませんでした。

 7回の攻撃で2死無走者から大瀬良の代打安部が四球を選んで出塁し、続く野間が安打で繋いで1,2塁のチャンスを作りましたが、小園に代打を送らずそのまま打たせて投ゴロに倒れてしまい勝ち越すことができませんでした。

 小園は、京山には合っていなかったように感じていたものの、投手が砂田に代わったのでそのまま打席に送ったのかもしれませんが、右の正随や長野がベンチに残っていたので、大瀬良に勝ちを付けるためにも代打を送って勝負してほしかったです。 

 この7回の逸機が8回の3失点にも繋がったと思われ、延長戦がないことも考えると早めに仕掛けることができ、正随や長野をベンチに温存したままにするのは惜しいので、7回は代打を送ってほしかったですね。

 

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10連戦初戦は台風接近のため中止

2021年09月17日 21時35分53秒 | 日記

 今日から10連戦でしたが、台風14号接近のため早々に中止が決まりました。

 先発予定だった大瀬良が明日の試合にスライドすることになりました。ナイターからデーゲームになるので調整が難しいと思いますが、台風接近は予測できており、中止決定が早かったので大丈夫だと思いますが、大瀬良は今季初のスライドなので多少の心配があります。

 ただ、大瀬良をスライドさせると、九里を相性の良い巨人戦に回せるのでチームとしては良いローテを組めることから、正念場の9連戦を迎えるには良かったと思います。

 9連戦に向けてチームを勢い付けるためにも、大瀬良には好投して自身の連敗を止めて、チームを白星に導いてほしいですね。

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正随の起死回生の3点本塁打で逆転勝ち

2021年09月15日 21時25分00秒 | 試合結果

広島 000 010 310 5
中日 020 100 000 3
勝利投手:森浦3勝3敗
敗戦投手:福2勝2敗
セーブ:栗林1敗24S
本塁打:[広島]正隨1号
    [中日]堂上5号

 打線は、初回に四球と安打で無死1,2塁としながらも、正随が併殺、四球を挟んで坂倉が一邪飛に倒れてしまうと、2回1死1塁では林が三振、一走菊池涼が盗塁死で併殺となり、試合の流れを掴み損ねました。

 先発の玉村は、2回1死1塁から堂上に2点本塁打を浴びて先制を許すと、4回には短長打と四球で無死満塁のピンチを招き、高橋周の犠飛で1点を失いましたが、後続を断って追加点は与えず、4回を投げて4安打2四球3失点でマウンドを降りました。

 5回からは島内が登板して1回1/3を完璧に抑えると、3番手森浦も2/3回を1安打無失点に抑えて追加点を与えませんでした。 

 打線は、3回に2死後に3塁打と四球で1,3塁としながら鈴木誠が遊飛に倒れてしまいましたが、5回に2死1,2塁から正随が適時打を放って1点を返しました。なおも暴投と敬遠で2死満塁と一打同点のチャンスでしたが、坂倉が左飛に倒れてしまいました。

 6回にも1死1塁から林が併殺に倒れてしまいましたが、7回に四球と安打で無死1,2塁として、小園は犠打を決められず1死1,2塁となるも、正随が3点本塁打を放って逆転に成功しました。

 続く8回にも連続長短打で無死1,3塁として上本の犠飛で1点を追加しました。

 7回はケムナが登板して、先頭打者に四球を与えるも、続く代打加藤翔を併殺に打ち取るなど後続を断って無失点で凌ぐと、8回は塹江が三者凡退に抑えました。9回は栗林が三者凡退に抑えて中日に逆転勝ちしてチームの連敗を4で止めました。

 

 今日の試合は、良くも悪くも正随の独り舞台でした。初回は立ち上がり不安定だった中日先発笠原に対して無死1,2塁の先制機で打席に入ってフルカウントから当てに行って最悪の三ゴロ併殺に倒れて笠原を助けてしまい、逆にカープは試合の流れを掴み損ねて、2回も三振併殺でチャンスの芽を潰しました。

 この悪い流れに引きずられるように、玉村が2回に先制2点本塁打を浴びてしまい、4回にも追加点を与えて早々に降板となり、序盤は敗戦ムードが漂って5連敗を覚悟しました。

 しかし、5回に正随が適時打を放って1点を返すと、2番手島内と森浦が2イニングを無失点に抑えて中日に傾いていた試合の流れを止めて、7回は無死1,2塁で小園が犠打を失敗して三邪飛に倒れてしまい、またも流れが中日に傾いたかと思われましたが、正随が起死回生の3点本塁打を放って逆転に成功しました。

 初回と2回の拙攻で連敗中のチームの雰囲気はさらに重くなりましたが、正随が一振りで重苦しい空気を一掃してチームの連敗を止めました。5回にプロ初適時打を放ったことで結果を求める焦りが消えて、リラックスした状態で7回の打席に入れたことが本来の力強いスイングを取り戻させたと思います。

 正随の本塁打で連敗中の連敗の重苦しい空気が一掃されたと思うので、良い状態で明後日からの10連戦に臨めそうですね。それにしても本塁打は試合の流れを変えることを改めて実感した試合でした。 

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森下が自己ワースト6失点で7敗目

2021年09月14日 20時44分40秒 | 試合結果

広島 000 100 000 1
中日 011 013 04X 10
勝利投手:松葉4勝3敗
敗戦投手:森下6勝7敗

 先発の森下は、初回は1死2塁のピンチを招くも、大島とビシエドを抑えて無失点で凌ぎましたが、2回2死後に安打で2死2塁とされ、木下に適時打を浴びて先制を許すと、続く3回にも安打と四球などで2死1,2塁とされ、福留に適時打を浴びて2点目を失ってしまいました。

 打線は3回に2死2塁とするも、野間が捕邪飛に倒れてしまいましたが、4回に2塁打と四球などで2死1,3塁として、會澤の適時打で1点を返しました。

 しかし、森下は5回に安打と暴投で1死2塁としてしまい、大島に適時打を浴びて1点を失い、続く6回には振り逃げに暴投、連続四死球で2死満塁のピンチを招いて、堂上に3点適時2塁打を浴びて、6回を8安打4四死球6失点でマウンドを降りました。

 7回は菊池保が三者凡退に抑え、8回は矢崎が安打と連続四球で無死満塁のピンチを招き、1死後に京田の適時打と堂上の2点適時打などで4点を失いました。

 打線は、5回から7回まで1安打に抑えらえてしまい、8回には無死2塁としながら野間、小園、正随が凡退して得点を奪えず、中日に大敗を喫してチームは4連敗となりました。 

 

 森下は、自己ワーストの6失点で5試合連続白星無しと、試合の重ねる毎に投球内容が悪くなっているように思います。オリンピックの疲れがあることは間違いないと思いますが、後半戦の初めは打線の援護が無く勝てないだけだったところが、8月後半からは明らかに投球内容が良くない試合が続いています。

 8月後半からは會澤とバッテリーを組んでいますが、森下と合わないのではないかと思います。さらに今日は3個の暴投が全て失点に繋がってしまいました。もちろん森下の投球が乱れているからですが、會澤も何とか止めてほしいところでした。會澤が止めきれないのは下半身のコンディションが万全ではないことが影響しているのではないかと思われるので、状態が良くないのであれば、あまり會澤に無理をさせることもないので、森下は前半戦と同じように坂倉や石原と組ませるのも良いのではないでしょうか。

 森下の調整だけで現状を打破するのは難しいと思われ、同じことを繰り返していても何も変わらないと思うので、バッテリーを変えてみるのも良いと思います。また、森下もバッテリーが変わるとリフレッシュできると思うので、次戦では坂倉か石原と組ませてほしいですね。

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床田が好投するも打線が援護できず3連敗

2021年09月12日 22時04分49秒 | 試合結果

巨人 100 000 100 2
広島 010 000 000 1
勝利投手:菅野4勝6敗
敗戦投手:床田3勝3敗
セーブ:畠3勝3敗1S
本塁打:[巨人]小林1号
    [広島]鈴木誠28号

 先発の床田は、初回に連打などで1死2,3塁とされ、岡本和の三ゴロの間に1点を失いましたが、2回に鈴木誠が本塁打を放って同点に追いつき、なおも2塁打と死球で2死1,2塁の勝ち越し機でしたが、床田が三振に倒れて勝ち越しは成りませんでした。

 3回には敵失と犠打で1死2塁とするも、西川が左飛、四球を挟んで坂倉が二ゴロに倒れてしまうと、4回は1死1塁で林が盗塁失敗した直後に會澤が2塁打を放つという噛み合わない攻撃となりました。

 床田は、2回から5回まで巨人打線をパーフェクトに抑える素晴らしい投球を披露すると、6回には2四球で2死1,2塁のピンチを招きましたが、中島を遊ゴロに打ち取って無失点で切り抜けました。

 しかし、7回2死後に小林に本塁打を浴びて勝ち越しを許してしまい、7回を投げて3安打2失点でマウンドを降りました。

 8回は塹江がマウンドに上がると、1死2塁のピンチを招きましたが、ハイネマンを遊ゴロに打ち取ったところでマウンドを島内に譲り、代わった島内は岡本和を二飛に打ち取って無失点で凌ぎました。

 打線は菅野に5回から7回まで1安打に封じられてしまい、8回には2番手中川に対して安打で無死1塁とするも、代打上本が犠打を決められず右飛に倒れ、西川の死球で1死1,2塁と好機拡大しましたが、鈴木誠が一邪飛、坂倉が中飛に倒れて得点を奪えませんでした。

 9回はバードが登板して1死3塁のピンチを招き、代打廣岡と小林を連続三振に喫して無失点で切り抜けましたが、9回裏1死1塁で會澤が三振、代打松山が中飛に倒れて巨人に競り負けて、チームは3連敗で最下位に転落しました。

 

 床田は、初回に1点を失うも、その後は切れの良い球をテンポ良く投げて巨人打線を寄せ付けない素晴らしい投球でしたが、打線が序盤の拙攻で菅野を助けてしまい、中盤以降は立ち直った菅野に封じられて床田を援護できず、勝ち越された後の終盤もミスが出てしまい、終わってみれば7安打1得点と繋がりを欠いて巨人に競り負けました。

 2回の2死1,2塁は打順が床田に回ったので無得点は仕方ありませんが、3回は敵失から1死2塁のチャンスを貰いながら西川と坂倉が凡退してしまい、4回には1死1塁で林が1,2塁間で挟まれてアウトになったあとに會澤に2塁打が出る痛恨の走塁ミスでした。結果的に菅野は5回以降立ち直ってしまったことから、このミスが試合の流れを変えてしまったと思います。

 それでも床田が踏ん張っていたこともあり、8回に再び流れを変える機会が訪れ、無死1塁として小園に代打上本も送って犠打を試みるも決められず2塁に進めることができませんでした。次打者の西川が死球で出塁したため、結果的には送ったことと同じなりましたが、試合に流れを考えるとカープはミスをしたことから、流れを変えることができず、鈴木誠と坂倉の凡打に繋がってしまいました。

 打線が好調でしたが、一昨日の阪神戦から急に繋がりが悪くなり、一気に状態が下降してしまいました。明日は試合が無いので、ここでリフレッシュして、明後日からの中日戦では再び打線が復活してほしいですね。

 

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天敵秋山に6回2死まで無安打に封じられて連敗

2021年09月11日 20時59分17秒 | 試合結果

阪神 000 003 010 4
広島 000 000 100 1
勝利投手:秋山10勝5敗
敗戦投手:高橋昂3勝5敗
セーブ:スアレス1勝1敗31S
本塁打:[阪神]マルテ17号
    [広島]西川10号

 先発の高橋昂は、2回に2死1,2塁のピンチを招くも梅野を三振に斬ると、3回の2死1,3塁もマルテを三振に斬って無失点で凌ぎました。4回と5回は三者凡退に抑えるも、6回に安打と四球で無死1,2塁としてマルテに3点本塁打を浴びてしまい、さらに安打と四球で無死1,2塁のピンチを招いたところでマウンドを降りました。

 代わった矢崎は小野寺を三振に斬り、梅野の安打で満塁とピンチを広げるも、秋山を併殺に打ち取って追加点を与えず、高橋昂は5回0/3を投げて7安打2四球3失点でした。

 打線は、天敵秋山に対して2回に死球で走者を出しながら、坂倉が二ゴロ併殺崩れに倒れ、続く菊池涼の打席でエンドランを仕掛けるも、菊池涼が空振りし坂倉が盗塁失敗で失敗に終わりました。

 3回から6回までは三者凡退に抑えられて無安打に抑えられていましたが、7回2死後に西川がチーム初安打となる本塁打を放って1点を返しました。

 7回は島内が1死1,2塁のピンチを招くも、マルテと大山を凡打に打ち取って無失点で凌ぎましたが、1点を返した直後の8回に登板したケムナが連打と盗塁で無死2,3塁とされ、1死後ロハス・ジュニアに適時打を浴びて痛恨の1点を失ってしまいました。

 9回は森浦が三者凡退に抑えるも、打線は8回1死1塁で會澤が併殺に倒れてしまい、9回も2死2塁とするも小園が二ゴロに倒れて3安打1得点で阪神に完敗を喫して連敗となりました。

 

 前回攻略し、好調の打線であっても天敵秋山の前では完全に沈黙して、全く得点できる雰囲気を感じられず、ノーヒットノーランを免れるので精一杯でした。これで秋山には今季5敗目を喫してしまいました。昨日の西勇とともに阪神はカープ戦に2人を確実にぶつけてくるので、阪神に苦戦しており低迷の一因になっていることから、来季に向けても絶対に対策を取らないといけません。

 特に秋山はカープ戦の登板が多いこともありますが、10勝のうち5勝を献上しており対策は急務です。佐々岡監督らは、秋山の投球が素晴らしかったと相手を褒めて脱帽していますが、カープ以外の他球団との対戦成績では5勝4敗であることを考えれば、カープの攻略策が合っていないのかもしれません。

 次戦では絶対に攻略して、苦手意識を払拭するきっかけを作ってほしいですね。

 

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西勇を初回に攻略できず勝機を逃す

2021年09月10日 23時17分19秒 | 試合結果

阪神 100 002 010 4
広島 100 000 000 1
勝利投手:西勇5勝9敗
敗戦投手:大瀬良6勝5敗
セーブ:スアレス1勝1敗30S

 先発の大瀬良は、初回に1死3塁とされて糸原の犠飛で先制を許しましたが、打線が直後の1回裏に1死満塁として坂倉の犠飛で同点に追いつきました。

 大瀬良は、4回に松山の失策と安打で1死1,2塁のピンチを迎えましたが、大山を左飛、四球を挟んで満塁とするも梅野を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、5回も2死後に連打で1,2塁のピンチを招きましたが、マルテを三邪飛に打ち取って得点を与えませんでした。

 しかし6回に3安打で1死満塁とされ、代打サンズに適時打を浴び、2死後には中野にも適時打を浴びるも、野間の好返球により2走梅野を本塁で刺して追加点を許さず、この回2失点で止めましたが、大瀬良は6回を10安打3失点で降板となりました。

 打線は2回から4回まで2安打に封じられて2塁さえ踏めませんでしたが、5回に四球と安打に犠打で1死2,3塁としながら、西川が左飛、鈴木誠は敬遠で満塁となるも、坂倉が遊飛に倒れて無得点に終わり、2点を勝ち越された直後の6回には連打で無死1,2塁としながら、林が三振、代打會澤が三ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。

 7回は塹江が三者凡退に抑えましたが、8回は森浦が2安打と四球で1死満塁のピンチを招いたところでバードに代わるも、近本に適時打を浴びて痛恨の1点を失ってしまいました。9回は菊池保が1死2塁のピンチを招くも、後続を断って無失点で凌ぎましたが、打線が7回と9回に走者を出すも後が続かず得点を奪うことができず9安打1得点の拙攻で阪神に競り負けて再び5位に転落しました。

 

 苦手意識を払拭しつつあった西勇に対して、初回に2安打1四球で1死満塁のチャンスを作りましたが、坂倉の犠飛による1得点のみに終わり、2回以降は毎回のように走者を出しながらも後が続かず得点を奪えませんでした。

 最近の西勇に対しては、不安定な立ち上がりを攻めて大量得点を奪って、そのまま逃げ切る展開が多かったですが、今日はポイントの立ち上がりに1点しか奪えなかったのが最後まで響きました。

 大瀬良も本来の力強い投球が見られない苦しい投球で、4回からはピンチの連続でしたが5回までは初回の1失点で凌いで踏ん張ったことで、5回に勝ち越しのチャンスが巡ってきましたが、1死2,3塁の西川で得点を奪えなかったことで鈴木誠が敬遠されてしまい、坂倉も凡打に終わってしまい、試合の流れを掴み損ねて6回の失点に繋がってしまいました。

 明日も苦手秋山が先発するので、ワンチャンスをモノにして高橋昂を早い回に援護してほしいですね。

 

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鈴木誠が2本塁打でチームを4位浮上に導く

2021年09月09日 23時01分09秒 | 試合結果

中日 000 410 000 5
広島 301 223 10X 12
勝利投手:塹江4勝3敗
敗戦投手:岡田勝1敗
本塁打:[広島]西川9号、鈴木誠26号、鈴木誠27号

 打線は、初回に1死2塁から西川が2点本塁打を放つと、続く鈴木誠が6試合連続となる本塁打を放って3点を先制しました。2回の2死1,2塁は小園が二飛に倒れて無得点に終わるも、3回に1死満塁から菊池涼の投ゴロの間に1点を挙げてリードを4点に広げました。

 先発の九里は、初回2死後に連続四球で1,2塁のピンチを招くも、福留を三振に斬って無失点で凌ぐと、3回2死2塁ではビシエドの二ゴロを菊池涼が好守でアウトにして失点を防ぎましたが、4回に1死1,3塁から桂に2点適時3塁打を浴びてしまい、さらに四球で1,3塁から一ゴロの間に1点を失い、続く渡辺の二飛を小園が適時失策して同点に追いつかれてしまいました。

 直後の4回裏に2死1塁から鈴木誠が2点本塁打を放って2点のリードを奪いましたが、5回に九里が1死3塁とされて高橋周に適時打を打たれて1点を失ったところでマウンドを降りました。代わった塹江が堂上を併殺に抑えて、九里は4回1/3を投げて7安打3四球5失点でした。

 1点差に追い上げられた5回裏に無死2,3塁として林が2点適時打を放ってリードを3点に広げると、6回には無死1,2塁から坂倉と松山の連続適時打で2点を加え、さらに1死1,3塁から林の適時2塁打でこの回3点を挙げました。続く7回には2死2塁から坂倉が適時打を放って試合を決めました。

 6回は島内がこの試合初めて三者凡退に抑えると、7回はバードが1安打無失点、8回は矢崎が三者凡退、9回を菊池保が1安打無失点に抑えて中日に快勝して、2カード連続の勝ち越しで4位に浮上しました。

 

 初回に鈴木誠の球団記録に並ぶ6試合連続本塁打を含む2本塁打で3点を先制し、3回にも1点を追加して試合の主導権を握ったかと思われましたが、先発の九里が4回に捕まり、さらに守備の乱れも絡んで4失点で追いつかれてしまい、試合の流れがどうなるか分からない展開となりました。

 しかし、直後の4回に2死後に西川が粘って四球を選ぶと鈴木誠が2点本塁打を放って試合の流れを引き寄せるも、九里が粘れず1点を失って5回途中で降板となってしまいましたが、代わった塹江が1球で併殺に打ち取って中日打線の勢いを削ぎました。

 直後の5回に林の適時打で2点を挙げて、塹江の作った流れを加速させると、3番手島内がこの試合初めて三者凡退に抑え、打線も着実に得点を重ねていきました。

 中盤で試合展開を左右する場面で4番が試合の流れを引き寄せ、その流れに投打とも乗って行けたことが快勝に繋がりました。チームの雰囲気が良くなっていることを示していると思うので、明日からの阪神、巨人との3連戦も期待できそうですね。

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3併殺の拙攻で逆転負け5位転落

2021年09月08日 22時07分00秒 | 試合結果

中日 000 010 201 4
広島 010 000 000 1
勝利投手:松葉3勝3敗
敗戦投手:玉村2勝6敗
セーブ:R.マルティネス2敗16S
本塁打:[中日]福田5号、木下8号
    [広島]鈴木誠25号

 打線は、初回1死1塁で西川が併殺に倒れてしまいましたが、2回に先頭の鈴木誠が5試合連続となる本塁打を放って先制点を挙げました。しかし、続く3回無死1,2塁では野間が併殺、小園が右飛に倒れてチャンスを潰してしまいました。

 先発の玉村は、初回に安打と四球で走者を出すも、ともに坂倉が二盗を刺して助けられると、2回から4回までは中日打線を無安打に封じました。しかし、5回に2死1塁から木下に適時2塁打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。

 続く6回は2本の内野安打と犠打で1死2,3塁とされると敬遠で満塁策をとり、高橋周を右飛、堂上を中飛にそれぞれ打ち取って無失点で凌ぎましたが、7回に1死1塁から代打福田に2点本塁打を浴びて勝ち越しを許してしまい、7回を投げて8安打3四球3失点でした。

 8回はケムナが無安打無失点に抑えるも、9回に登板した森浦が2死後に木下に本塁打を浴びて痛恨の追加点を奪われました。

 同点に追いつかれた直後の5回は、1死1,2塁で玉村が犠打を空振りして2走菊池涼が飛び出してアウトになってチャンスを潰してしまうと、勝ち越された後の8回に1死1,2塁のチャンスを作りながら、野間が併殺に倒れてしまいました。9回も無安打に抑えられて中日に逆転負けを喫して、連勝が3で止まり5位転落となりました。

 

 昨日は9回に4点差をひっくり返してのサヨナラ勝ちし、今日は2回に鈴木誠が5試合連続本塁打を放って打線が勢い付くかと思われましたが、3回以降は拙攻の連続で追加点を奪えず、試合の流れを手放してしまいました。

 3回は林と玉村の連打で作った無死1,2塁の追加点機で野間がまさかの二ゴロ併殺に倒れたところから攻撃のリズムを崩すと、同点に追いつかれた直後の5回には1死1,2塁で玉村が犠打を空振りするミスで完全に流れを手放してしまいました。

 玉村は4回まではテンポの良い投球でしたが、5回に1点を失って同点に追いつかれてしまうと、5回裏には試合展開を左右するバントミスを犯してしまいました。4試合勝ち星から遠ざかっており、5回は勝ちを意識し過ぎたのかもしれません。援護が最少得点の1点では意識し過ぎてしまうのは仕方ないので、打線がもっと援護してほしいところでしたが、3回の拙攻で4番鈴木誠の作った良い流れを止めてしまったのは痛かったです。

 明日は九里が先発するのでこの悪い流れを払拭する快投を見せて、打線に勢いを与えてほしいですね。

 

 セ・リーグは、7・8月度「大樹生命月間MVP賞」を発表し、鈴木誠が初受賞しました。鈴木誠は、2カ月で27試合に出場して、打率.333、9本塁打、27打点と打撃3部門全てでリーグトップの成績を残し、東京五輪では侍ジャパンの4番として全試合に出場して金メダル獲得に貢献したことも評価されたのかもしれません。

 後半戦再開後は打撃状態が思わしくなく、あまり好成績を残している印象がなく、本人も「あんまり意識していなくて気づいたら取れたという感覚」とコメントいているように、受賞は意外な感じがしましたが、数字を見れば4番として素晴らしい成績を残していたと改めて実感しました。そして何より初受賞ということにはもっと驚きました。

 9月に入って更に打撃状態が良くなっており、現在5試合連続本塁打と絶好調なので、この状態を維持してチームを勝利に導くとともに9月も受賞してほしいですね。

 

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