あおい夜空に
はぐれた 星がいる
ぼく みんなに ついていけなかったの
みんな 雲に かくれたのに
ぼくだけ 残ったの
なるほど
そこだけ 明るい
ぎゅっと してくれる?
みんなが 出てくるまで
たった ひとつの
星の声を
聞いてしまった
いいよ
わたしは
夜空に 手をさしのべ
ハグをした
R3.5.1
付記
今日は感動しました。
施設入りした92才の友人が、コロナで面会謝絶になったから
文通して欲しいと言い、
昨年5月から、彼女と文通を始めました。
彼女が施設の生活が、全く面白くないと言うので。
読書家で短歌(元、明日香・支部長)をしているので。
2回に分けて詩を、どっと送りました。
一つの作品に、いいねが幾つ付いたか、鉛筆で書きました。
今日で文通は16回目です。
「明美ちゃんの詩、私もいいねをつけさせてもらいますが
すべていいねになりそうなので、特別いいねだけにします」
と!!
なんと(何作送ったか記憶ぜろ)、16作品にいいねを付け。
全てに感想を、書き送って下さいました。
ありえない、さすが92,さすが短歌。嬉しさで一杯です。
(小林一茶)明美ちゃんも凝り性なんですね。
「どうせ、すぐあきるよ」と言う、ご主人の言葉と、
終わりの三行が面白い。ご夫婦の仲の良さがうかがえます。
(お礼)この童謡は知りませんが、豚に負けてたまるか、
頑張って。
(旅)明美ちゃんはお義母様のことが好きだったのね。
亡くなられ三年間、ショックで詩が作れなかったなんて。
でも又作れるようになりよかった。
この方が亡くなられると、私は親の世代の一切を失います。
大切にしたい方です。
今日は、本当に嬉しい日でした。