釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

7月3日 夫婦仲良く、そして楽しく

2016年07月03日 | 日記
夫婦で仲良くそして楽しく、釣りが出来る。

これは人生最高の幸せの一つだと、私は思う。

立山さんご夫婦と渡辺さんを乗せて、ポイント目指して快晴の海原に船を走らせる。

でも、ちょっと気になる状況がある。

昨日からのウネリが残っており、南東から押し寄せてくる。

「ちょっと気になるね。途中のポイントで様子を見ようか」

水深60メートルのポイント入り、鯛ラバを落としてみる。

以外や以外、下潮が余り動いていない。

昨日までとは、状況が変わっている。

そんな中、立山さんの奥さんにアタリが来た。



コンコンと竿先を叩くアタリ。

上がってきたのは、良型のイトヨリ鯛。



「美味しい高級魚ですよ」

鯛ラバ初挑戦で初の釣果に、ご夫婦で笑顔だ。

しかし、このポイントでは潮が動かず後が続かない。

ポイントを移動するが、其処でも潮が動かない。

大潮の時に、良く見られる状況でもある。

「ポイントを大きく変えましょうか」

少し船を走らせるが、南西の風が徐々に強くなって波が立ち始めている。

魚探を見ながら、次のポイントを探していく。

潟よりのポイントに船を止める。

「ベイトは、海底から少し浮き上がっています。多くはないです」

しかし、一流し目にアタリが出た。

渡辺さんと立山さんの奥さんにダブルヒット。

「うわっ、強い引きに引っ張られる」



奥さんのリールから、ジジッーと音を立てて、ラインが引き出される。

渡辺さんは「多分、根魚だと思います」と、少し余裕がある。



強烈な引きに耐えて、少しずつラインを巻き上げていた奥さんが

「あっ、外れた。軽くなった」と、残念そうな表情。

渡辺さんは、予想通り良型のオオモンハタが上がってきた。



その直後、今度は立山さんにヒット。



「嬉しい引きです。楽しいです」

と、笑顔でやり取りを楽しまれ、上がってきたのは良型のオオモンハタ。



これで、全員ヒットになり一安心。

すると、直ぐに渡辺さんにアタリが来た。



今度も、良型のオオモンハタ。

「今日はハタ日ですね」と笑顔。

渡辺さんの調子が上がってきたようで、直ぐに鯛もゲット。



「塩焼きサイズですね」と笑顔だ。

「良いな、私にも鯛が来ないかな」

と、言っていた立山さんにアタリが来た。



なんと、鯛ラバの2本の針に、ハマフエフキが2匹針掛かりして上がってきた。

「こんな事もあるのですね」

奥さんが、立山さんの釣果を記念写真でパチリ。

この頃には風が南風になっていたが、船上は和やかな雰囲気に包まれている。

ジギングに切り替えていた、渡辺さんにアタリが来た。



上がってきたのは、大きなアラカブ。

キロ近くありそうにも見える。

「こんな大きなアラカブは、初めてかな」

しっかり締めてクーラーへ。

このアラカブをつり上げた頃には、波とウネリが段々と高くなり始めた。

「もう少し、粘りたいけれど帰りましょうか」

立山さんご夫婦の写真撮影を終えて、帰港した。