釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

7月25日 潮が読めない

2016年07月25日 | 日記
「表がウネリがありますので、内場で暫く竿を出します」

昨日の時化からすると、可成り波は落ちてはいるが、南東からのウネリが大きい。

裸バエアタリでは、船が大きく上下する。

船首を大島内場に向ける。

内場の主なところを魚探で見るが、ベイトはそんなに映し出されない。

潮は、西から東に向かう払い出しになっている。

「野瀬の灯台アタリから、流してみます」

灯台周りの瀬には、ベイトが少しだが映し出されている。

何か当たると良いな、そんなことを考えていた。

日高さんにアタリが来た。



小気味よく竿が曲がり、ドラッグ音も響いている。

日高さんも、やり取りを楽しんでいる様子だ。



上がってきたのは、嬉しい真鯛。

「2キロはありますね」

「嬉しいですね」

幸先良い真鯛に、船中に元気が出る。

谷口さんにも、アタリが来た。



今日が鯛ラバ初挑戦の谷口さん。

慣れない感じではあるが、大物釣りで鍛えてある釣りの腕前がある。



上がってきたのは、ホウボウ。

「最初の引きは、鯛かと思った」

残念そうな表情だ。



暫くして、次のアタリが来たが、大きなエソで直ぐに放流。

大きなクルーズ船が入ってきたこともあって、灯台の内場に移動していた。



「クァンタム オブ ザ シー」豪華クルーズ船だ。

まるで島が動いているような大きさだ。

クルーズ船が過ぎた後、元に戻って釣り再会。

又しても、日高さんにアタリが来た。



「鯛のアタリみたいですね」

「先程と同じ大きさだと思います」



上がってきたのは、2キロクラスの綺麗な真鯛。

神経締めをして、血抜きをする。

最近では、神経締めも要領が良くなってきたかなと、自分でも思うようになった。

谷口さんにもアタリが来た。



「何か、重いだけ」

上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。



「鯛が釣れないな」

初鯛ラバに、戸惑われている感じだ。

しかし、アタリは結構出ている。

きっと近いうちに、納得の鯛が釣れるはずと思っている。

この頃には、波も少しは落ちてきたように感じた。

「ちょっと移動しましょう」

中瀬アタリから沖に出て、水深70メートルのポイントに入る。

少し、底潮が速い感じではあるが、着底はしっかりと取れている。



日高さんに、ガッンと強いアタリが来た。

「あっ…」

「どうしました」

「切られた…。一発で切られた…」

PEラインから切られている。

その後にも、同じような感じで一発でラインをやられた。

「なんやろか…」

潮の色は、下り潮のナッバ潮。

活きているのか、活きた潮でないのか読みづらい潮になっている。

「良い潮ではないけど、何かが居ますね」

その後は、アタリが止まってしまったが、次回に宿題を残された気持ちだ。

「次回、改めてトライします」と日高さん。

「私も、リベンジしなくっちゃ」と谷口さん。

次のリベンジを課題として、帰港した。