釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

7月22日 夜の部 今年初のシブ鯛

2016年07月22日 | 日記
昼釣りの後、事務所にしている実家で昼寝をして、夕方4時過ぎ船着き場に行ってみた。

「おはようございます」

「昼寝をしていたよ」

久家さんが、夜釣りの準備をして待っていた。

姉の燃料を給油して、いざ出発。

大島裏の浅場を目指して、船を走らせる。

空は、雨雲が広がっていて、雨が降ってこないか気になる。

ポイントについて、碇を入れ釣りの準備をする。



撒き餌を入れて、潮の流れを確認するが、ゆっくりと下っているようだ。

準備が出来たところで、釣り開始。

夜釣りには、まだ明るい時間帯だが、何か当たるかもしれない。

何投か仕掛けを振り込んでいると、ウキが気持ちよく消し込んだ。



上がってきたのは、大きなアラカブ。

「良いね。美味しいアラカブだね」

10号のハリスにアラカブがヒットしても、あっという間に振りあげる。

しかし、次のアタリは嬉しいアタリが来る。

潮の流れに、ウキを浮かべていると、ゆっくりとウキが入り始めた。

「何か来ましたね」

タイミングを見て、大きく会わせる。



4号の磯竿が大きく曲がる。

4メートルくらいと、浅いポイントだけに、魚の姿が直ぐに見えてきた。

「シブだ!」



良型のシブ鯛が上がってきた。

「嬉しい。まだ明るいうちから本命が来た」

今年初のシブ鯛に、久家さんも満面の笑顔。

「今日は調子良いかも」

仕掛けを振り込むと、又しても強いアタリが来た。



今度のアタリは、横走りしている。

「シブ鯛!」

と思っていたら、意外な魚が姿を見せた。

「イサキだ。それも大きい」



2キロは有りそうに大きなイサキだ。

「こんな浅場で、こんな大きなイサキはビックリ!」

意外な大物に嬉しさは、倍増する。

その後、1時間ほど竿を出したが、天気が気になり帰港した。

今年初のシブ鯛が釣れて、良かった。




7月22日 昼の部 激しい潮の変化

2016年07月22日 | 日記


早朝の海は、無風、ベタ凪の海だった。

そんな中、最初にアタリを捕らえたのはEさんだった。



ドラッグ音が鳴り、ラインが引き出される。

ラインを回収しては、又走られながらやり取りを楽しむ。



上がってきたのは、3キロの見事な真鯛。

「良い鯛が釣れましたね」

「これで、今日はゆっくりと釣りが出来ます」

しかし、今日の潮は流れが速く、1.5ノットを上回る速さになってきた。

「暫く、浅場に行きましょう」

移動した浅場で、最初にアタリを捕らえたのはMさんだった。



良型のウッカリカサゴ。

このカサゴを皮切りに、Mさんにアタリが続く。

「又来ました」



少し緩めに調整してあるドラッグから糸が引き出されるが

「そんなに大きくはないです」

上がってきたのは、2キロ弱の雌の真鯛。

針をはずして仕掛けを振り込むと、直ぐに次利アタリが来た。



これも、2キロ弱の真鯛。

「丁度良い大きさで、食べ頃サイズですね」

連続ヒットの鯛に、爽やかな笑顔だ。

しかし、ここからが今日の速い潮に悩まされることになる。

「朝のポイントに戻って見ましょうか」

ポイントに戻ると、潮の速さにビックリ。

2ノット以上の速さになっている。

「これでは、釣りにならない。ポイントを移動しましょう」

水深、50メートルのポイントに入るが、其処には真東から潮が入り始めていた。

真東から潮が入ってくるのは、私は余り経験がない。

潮の流れは、2ノット近くになっている。

それでも、ジグを落としていくと、Mさんに良型の鰺がヒットしてきた。



「何とか、鰺が来ましたけど、着底が取れませんね」



写真では、分かり難いかもしれないが、潮が逆巻く感じになっている。

途中で会った、友達も

「真東から潮が入ってくるなんて、今まで無かったよね」

と、この激流に小首を傾げていた。

「大島アタリも同じですかね」

Mさんの意見もあったので、大きくポイントを西へ移動する。

「ここは、潮がそんなに速くないですね。でも、潟に突っかけていますよ」

その突っかけ潮に船を乗せて流していくと、

Eさんに連続のアタリが来た。



ガンゾウヒラメにイトヨリ鯛。

「コツコツと来るアタリは、此奴だったのかな」

なかなか針掛かりしてこなかった獲物の正体が分かって、気持ちを切り替える。

Mさんにも、アタリが来た。



竿がコンコンと叩かれる。

「鯛ですかね」



上がってきたのは、2キロ弱の真鯛。

「最後に鯛が来て、締めが出来た」

速い潮に悩まされつつも、何とか鯛で今日の釣りを締めることが出来た。

次を期待して、帰港した。