昨日とは、打って変わっての無風ベタ凪。
潮の色は、下り潮の黄緑色のまま。
昨日までと違ったのは、流れの速さだ。
上潮から下潮まで、南方向に0.6から0.9ノットで流れている。
「横山さん、今日の潮は下りだけれど、鯛ラバに持ってこいだと思います」
釣り開始して、一流し目に横山さんにアタリが来る。
「何か、バイトしてくるけど乗ってこない」
しかし、この状況はすぐに変わってきた。
「来た。乗った!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/4f/ae95280a5044c760f9057122219e8e19.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ac/13a560a3b62b980490ba009378070644.jpg)
コンコンコンと、激しく竿先を叩きながら上がってきたのは、1キロ超の綺麗な真鯛。
「良かった、最初に真鯛が釣れて、後は気持ちが楽に釣れる」
肩の力が抜けると、結果はいい方向に表れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/de/8482fea5068df5a3a9df94acb240e9bf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/d7/2eafb55c7f0147e68b7437d5251f2395.jpg)
ラインが引き出されるドラッグ音が鳴り響く。
「良い感じで走ってますね」
「上がってくるまでは、緊張しますね」
やがて上がってきたのは、2キロ超の見事な真鯛。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/60/71ed43f8c6fc6c4025ad8b92e00639e6.jpg)
「前回のこのポイントでの悔しい思いが晴れました」
このポイントでは、前回大物にリーダーを切られて、悔しい思いが残っていた。
その悔しさが、一辺に晴れた。
鯛ラバの針とリーダーを点検して、海底目掛けて落としていく。
2流し目に入っていた。
「来た!今度も大きいと思う」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/ea/17169e2785e39421a26cf7d9623cb6ed.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/94/257c0a4cec0175860048d054111002ee.jpg)
海面に突き刺さるように、曲がっている竿の曲線が、気持ち良い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/69/30f6ae002de74e2600bc7d0c21042382.jpg)
海面に姿を見せたのは、2キロ超の見事な真鯛。
「鯛ラバのスカートが良い感じでアピールできてるのかな」
仕掛けを時折回収しては、針周りを点検していく。
この細やかな注意力が、鯛の連発を呼んでいるようだ。
「先輩にメールしたけど、うまく届かない」
「後で、鯛を持っていって報告しましょう」
チャンスは逃がしたくない。
直ぐに仕掛けを落としていく。
ゆっくりと巻き上げていくと、竿先に反応が出る。
「来た!来ました」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/b5/ccfd70ac866e13780fbe2720d5385279.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/7c/e1a93a8532877ef7a332851a1ed623ea.jpg)
又しても、良型鯛のアタリだ。
竿先が、何度も海面に突き刺さらんばかりに、引き込まれる。
その引きを楽しみながら、無事タモに収まったのは、やはり2キロ超の立派に真鯛。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/77/92bf87630ae0faca3148a138bd83fc67.jpg)
「これで4枚目の鯛が釣れた。枚数の自己新記録になりました」
鯛の釣果の枚数が自己記録になって、満面の笑顔。
私も、嬉しい。
「次の鯛を目指して頑張りましょう」
仕掛けを落とすと、直ぐにアタリが来た。
今度のアタリは、これまでと引きの強さが違う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/f1/3f2a95c2ee0d22defcc37c12844b092f.jpg)
「ゆっくり行きますよ」
巻き上げては、走られる。
ドラッグ音が、ジジッーと響く。
強烈な走りを何度も耐えて、巻き上げるが相手も必死だ。
「あっ!!」
竿先が真っ直ぐになった。
「切られた…」
後少しの処まで来ていたが、最後の抵抗でリーダーが切られた。
「横山さん、仕方ないです。釣りに切られるのは付き物です」
気分転換にポイントを変える。
水深70メートルの平地に多少の窪みと盛り上がりが連なるポイント。
潮が、此処では岸方向に突っかけている。
「来た。何か来た」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/ca/5f960191565a24944092ed9394e7dd11.jpg)
引き具合からして、鯛のように感じるが…。
上がってきたのは、綺麗なイトヨリ鯛。
「おっきいイトヨリ鯛だ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/1e/e2b3a8d4aa563671deeaa4aea665876a.jpg)
このイトヨリ鯛が釣れた頃から、風が止まり海は波音ひとつしないベタ凪になった。
「あちーっ、風が少しでも吹いてくれんかな」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/f6/ebf5d0b409a8e80426ab594aa7053efb.jpg)
風だけではなく、潮も止まったように動かなくなった。
「この状態では、余り良くないですね」
「でも、今日は横山さんの枚数自己新記録になりましたね」
次には、もっと更新してもらいたい。
その為には、次のポイントを探しておかなくちゃ。
この後、暫くは頑張ったが、暑さには勝てずに、帰港することにした。
潮の色は、下り潮の黄緑色のまま。
昨日までと違ったのは、流れの速さだ。
上潮から下潮まで、南方向に0.6から0.9ノットで流れている。
「横山さん、今日の潮は下りだけれど、鯛ラバに持ってこいだと思います」
釣り開始して、一流し目に横山さんにアタリが来る。
「何か、バイトしてくるけど乗ってこない」
しかし、この状況はすぐに変わってきた。
「来た。乗った!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/4f/ae95280a5044c760f9057122219e8e19.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ac/13a560a3b62b980490ba009378070644.jpg)
コンコンコンと、激しく竿先を叩きながら上がってきたのは、1キロ超の綺麗な真鯛。
「良かった、最初に真鯛が釣れて、後は気持ちが楽に釣れる」
肩の力が抜けると、結果はいい方向に表れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/de/8482fea5068df5a3a9df94acb240e9bf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/d7/2eafb55c7f0147e68b7437d5251f2395.jpg)
ラインが引き出されるドラッグ音が鳴り響く。
「良い感じで走ってますね」
「上がってくるまでは、緊張しますね」
やがて上がってきたのは、2キロ超の見事な真鯛。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/60/71ed43f8c6fc6c4025ad8b92e00639e6.jpg)
「前回のこのポイントでの悔しい思いが晴れました」
このポイントでは、前回大物にリーダーを切られて、悔しい思いが残っていた。
その悔しさが、一辺に晴れた。
鯛ラバの針とリーダーを点検して、海底目掛けて落としていく。
2流し目に入っていた。
「来た!今度も大きいと思う」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/ea/17169e2785e39421a26cf7d9623cb6ed.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/94/257c0a4cec0175860048d054111002ee.jpg)
海面に突き刺さるように、曲がっている竿の曲線が、気持ち良い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/69/30f6ae002de74e2600bc7d0c21042382.jpg)
海面に姿を見せたのは、2キロ超の見事な真鯛。
「鯛ラバのスカートが良い感じでアピールできてるのかな」
仕掛けを時折回収しては、針周りを点検していく。
この細やかな注意力が、鯛の連発を呼んでいるようだ。
「先輩にメールしたけど、うまく届かない」
「後で、鯛を持っていって報告しましょう」
チャンスは逃がしたくない。
直ぐに仕掛けを落としていく。
ゆっくりと巻き上げていくと、竿先に反応が出る。
「来た!来ました」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/b5/ccfd70ac866e13780fbe2720d5385279.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/7c/e1a93a8532877ef7a332851a1ed623ea.jpg)
又しても、良型鯛のアタリだ。
竿先が、何度も海面に突き刺さらんばかりに、引き込まれる。
その引きを楽しみながら、無事タモに収まったのは、やはり2キロ超の立派に真鯛。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/77/92bf87630ae0faca3148a138bd83fc67.jpg)
「これで4枚目の鯛が釣れた。枚数の自己新記録になりました」
鯛の釣果の枚数が自己記録になって、満面の笑顔。
私も、嬉しい。
「次の鯛を目指して頑張りましょう」
仕掛けを落とすと、直ぐにアタリが来た。
今度のアタリは、これまでと引きの強さが違う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/f1/3f2a95c2ee0d22defcc37c12844b092f.jpg)
「ゆっくり行きますよ」
巻き上げては、走られる。
ドラッグ音が、ジジッーと響く。
強烈な走りを何度も耐えて、巻き上げるが相手も必死だ。
「あっ!!」
竿先が真っ直ぐになった。
「切られた…」
後少しの処まで来ていたが、最後の抵抗でリーダーが切られた。
「横山さん、仕方ないです。釣りに切られるのは付き物です」
気分転換にポイントを変える。
水深70メートルの平地に多少の窪みと盛り上がりが連なるポイント。
潮が、此処では岸方向に突っかけている。
「来た。何か来た」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/ca/5f960191565a24944092ed9394e7dd11.jpg)
引き具合からして、鯛のように感じるが…。
上がってきたのは、綺麗なイトヨリ鯛。
「おっきいイトヨリ鯛だ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/1e/e2b3a8d4aa563671deeaa4aea665876a.jpg)
このイトヨリ鯛が釣れた頃から、風が止まり海は波音ひとつしないベタ凪になった。
「あちーっ、風が少しでも吹いてくれんかな」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/f6/ebf5d0b409a8e80426ab594aa7053efb.jpg)
風だけではなく、潮も止まったように動かなくなった。
「この状態では、余り良くないですね」
「でも、今日は横山さんの枚数自己新記録になりましたね」
次には、もっと更新してもらいたい。
その為には、次のポイントを探しておかなくちゃ。
この後、暫くは頑張ったが、暑さには勝てずに、帰港することにした。