ROCK & CINEMA DAYS

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ローリング・ストーンズ

2008-01-26 23:16:21 | ロック
今は廃刊らしいんですが、大学生のころ、宝島社から「ストーンズ・ジェネレーション」という本が出ました。
もちろんローリングストーンズの本です。
発売日に買いました。ストーンズファンの鑑ですかね?
巻頭のグラビア以外は全部モノクロでしたが、各界の著名人のストーンズ語りが満載で、読み応えありました。

村上龍や沢田研二、鮎川誠など、ストーンズ好き好き好きという方々のロングインタビューが載っておりました。
その中で「ストーンズの曲であなたのベスト3をあげてください」というのがあって、インタビューされる人が答えてたりしてるんですけど、自分だったらどうかな~と読みながら考えたことがあります。
どうですか?
とても3曲には絞れないですけどね~。

その当時の私のベスト3は
「悪魔を憐れむ歌」
「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」
「ギミー・シェルター」
だったですね。
アルバムは断然「メインストリートのならず者」。
「ベガーズ・バンケット」も好きなんですけどね。

大学時代、社会病理学の講義で「ラベリング論」という理論を習ったんですが、その理論を勉強している時、かならず頭の中では「悪魔を憐れむ歌」が鳴ってました。
まあ30年近く前のことなんで、ラベリング論自体どんなもんだったか記憶にないんですが…
「悪魔を憐れむ歌」の歌詞が「まさにラベリング論だ!」と感動してたのは覚えてます。やっぱミックはインテリ!と納得したり。
ラベリング論、どなたかご存じの方は教えてくださいね。

話がずれてしまいましたが、時が過ぎるにつれ
「She's So Cold」が良くなったり、「I Don't Know Why」が良くなったりと少しづつ変化はあるものの、一貫して変わらないのが
「ジャンピン・ジャック・フラッシュは最高!」という思いです。

この曲では、ビル・ワイマンが実に、じ~つにイイ仕事してます。
イントロのギターの音にかぶせてくるベースがたまらんでございます。
んで、サビの部分のベースがまたセンスいいのなんの。
「♪Jumpin' Jack Flash,it's a gas gas gas 」
の歌詞の直前のベース音なんか、もう、☆●※×∞~ですわ。

この歌のプロモーションビデオは2種類あって、そのひとつはミックがメーキャップして歌ってるやつなんですが、このミックはすんごいセクシーで、私は大好きなんですよ。

http://jp.youtube.com/watch?v=gAqtsNWkpUk

おととしナゴヤドームでストーンズ観ましたが、いやもう、ミックすごいわ。
2時間走り回って歌い続けて、息切れひとつなかったですよ。
声も最後まできっちり出てるし。
あれで60代ってねぇ。サイボークじゃないのか。

私はあのライヴ観て思いましたね。
きっとどっか人里離れたところに「ミック・ジャガー養成所」というのがあって
そこでは100人くらいのミックのそっくりさんが、日夜ミックの影武者となるべく訓練していて
ワールドツアーになると「今回のツアーは10番から32番まで出向!」とか指令をくだされ
番号札をつけた影武者がシークレット・チャーター機でツアー先へ向かうと。
んで、ライヴの最初と最後だけは本人が出て、それ以外は影武者が入れ替わり立ち替わりしてるんですよ。

なんてね。

でも、ナマでみたら、絶対同じ人間とは思えないですよ。
若いときはドラッグ漬けで不健康そうだったのに、今のハツラツ爺ちゃんぶりはなんなんでしょうね。
まさに高齢化社会の星ですわ。

73年の来日中止騒動ってなんだったんでしょうね。