「radio-i」という名古屋のFM局(かかるのはほぼ洋楽、しかも曲をかけっぱなし♪)を毎日聴いておりまして、今週は70-80年代ロック大特集という私にとっては感涙ものの企画がオンエアです。
で、一番多くテレビCMソングに起用されたミュージシャンorバンドは誰か、という話題が出ていました。
誰だかわかりますか?
なんと、クイーンなんですね。
言われてみれば、ああ、そうだと思うでしょ。
「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」とか「伝説のチャンピオン」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「イッツ・ア・ビューティフル・ディ」「ドント・ストップ・ミー・ナウ」…
あるわあるわ、まさにクイーンというよりCMキングって感じですね。
CMソングに起用されるってことは、万人に受入れられる曲ってことで、なんとなく市民権を得た的な雰囲気です。
私の息子たちが中学生の時も、運動会で披露する創作ダンスのBGMに毎年クイーンの曲が使用されてました。
しかし、デビュー当時のクイーンを聴いていた世代からすると、不思議な気がします。
私がクイーンを知ったのは、中学1年生の時。まさにデビューした1973年です。
当時「ポップス・イン・ピクチャー」という、日本でおそらく唯一の海外ミュージシャンPV専門番組がありました(ベストヒットUSAもまだなかったのよ)。
その中で、東芝EMIの人がデビューアルバム「Queen(邦題・戦慄の王女)」を見せてクイーンの紹介をしてたんですね。
司会の川村ひさしが「なんでクイーンなのに、戦慄の『王女』なんですかぁ」と突っ込んでたのを覚えてます。ほんとだよね。なんでだろ。
で、その時「ライアー」のPVの一部が流れてました。
なんか、こう、耽美というかグラムというかへヴィというか、「かっこいいなあ」と思いましたね。
ロジャーなんてマンガから抜け出てきた美少年っつー感じで、「この人、人気でるだろうな」と思わざるを得ない風貌。
次の日学校へ行ったら、もうアルバムを持ってきてる人がいてびっくり。
(校則がユルユルな中学だったんで、レコードを学校で貸し借りしたり見せびらかしたりするのは、ごく普通でした)
さっそく昼休みに音楽室のステレオで鑑賞会ですわ(笑)。
どこまでユルい学校なんだ…。
良かったですね~。
こういうアルバムって聴いたことなかったんで。
「こういう」ってのは、いわゆるナマの音を録音するんじゃなくて、機械を駆使して録音した、って意味です。
ギターの音をエコーかけて多重録音したり、ハープみたいな音に変えたり、「ライブではどうするんだろ」と思わせるアレンジっぷり。
1曲目の「Keep Yourself Alive」最高ですよ。今聴いてもテンションあがりますもん。
この曲とか、「Son & Daughter」「Great King Rat 」「Modern Times Rock 'n' Roll」などは、耽美なヘヴィメタって感じですね。
いかにもロックロックしてます。この時のクイーンからは、現在の「CMキング」状態はまったく想像できません。
3枚目の「シアー・ハート・アタック」からシングルカットされた「キラー・クイーン」が大ヒットし、クイーンはその華麗な風貌も合わさって女の子に大人気。
ロジャーがいいだのブライアンがいいだのキャーキャー大騒ぎのさなかに、出ました。
クイーン暴露記事。
ロックマガジン第3号(1976年8月)
京阪神では伝説のロック雑誌となっている、70年代のロック評論誌「ロックマガジン」
に、クイーンのグルーピーたちのインタビューが載っちゃったんですね。
(グルーピーをご存じない方のために解説すると、まあ、いわゆる深夜の接待をする女の子のことですね)
今じゃバンドにグルーピーがつくのはフツーじゃん、って風潮がありますが、当時は「なんですってぇ~!いやらしい!」って時代だったので、全国の夢見るクイーンファンに相当な打撃を与えました。
真偽のほどはわかりませんが、セキララな内容だったので、友達と「…すげえすげえすげえ」と回し読みしました。
写真は私がいまだに持ってるロックマガジンです。売ればいくらになるだろう?
私がクイーンを聴いてたのは「シアー・ハート・アタック」まででした。
4枚目の「オペラ座の夜」以降、だんだんロック色が薄れポップになっていったので、私の好みではなくなっていったのですよ。
ロック色が薄れていったからこそ、現在のCMキングの座にいるんでしょうけどね。
ま、好みの問題ということで。
…と書いている今、radio-iで「オペラ座の夜」がオンエアされてるじゃありませんか。タイムリーな。
この歌、長いんだよね。
私は長い歌とか長い映画とか好きじゃないんだよね…。
ま、好みの問題と(以下略)。
で、一番多くテレビCMソングに起用されたミュージシャンorバンドは誰か、という話題が出ていました。
誰だかわかりますか?
なんと、クイーンなんですね。
言われてみれば、ああ、そうだと思うでしょ。
「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」とか「伝説のチャンピオン」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「イッツ・ア・ビューティフル・ディ」「ドント・ストップ・ミー・ナウ」…
あるわあるわ、まさにクイーンというよりCMキングって感じですね。
CMソングに起用されるってことは、万人に受入れられる曲ってことで、なんとなく市民権を得た的な雰囲気です。
私の息子たちが中学生の時も、運動会で披露する創作ダンスのBGMに毎年クイーンの曲が使用されてました。
しかし、デビュー当時のクイーンを聴いていた世代からすると、不思議な気がします。
私がクイーンを知ったのは、中学1年生の時。まさにデビューした1973年です。
当時「ポップス・イン・ピクチャー」という、日本でおそらく唯一の海外ミュージシャンPV専門番組がありました(ベストヒットUSAもまだなかったのよ)。
その中で、東芝EMIの人がデビューアルバム「Queen(邦題・戦慄の王女)」を見せてクイーンの紹介をしてたんですね。
司会の川村ひさしが「なんでクイーンなのに、戦慄の『王女』なんですかぁ」と突っ込んでたのを覚えてます。ほんとだよね。なんでだろ。
で、その時「ライアー」のPVの一部が流れてました。
なんか、こう、耽美というかグラムというかへヴィというか、「かっこいいなあ」と思いましたね。
ロジャーなんてマンガから抜け出てきた美少年っつー感じで、「この人、人気でるだろうな」と思わざるを得ない風貌。
次の日学校へ行ったら、もうアルバムを持ってきてる人がいてびっくり。
(校則がユルユルな中学だったんで、レコードを学校で貸し借りしたり見せびらかしたりするのは、ごく普通でした)
さっそく昼休みに音楽室のステレオで鑑賞会ですわ(笑)。
どこまでユルい学校なんだ…。
良かったですね~。
こういうアルバムって聴いたことなかったんで。
「こういう」ってのは、いわゆるナマの音を録音するんじゃなくて、機械を駆使して録音した、って意味です。
ギターの音をエコーかけて多重録音したり、ハープみたいな音に変えたり、「ライブではどうするんだろ」と思わせるアレンジっぷり。
1曲目の「Keep Yourself Alive」最高ですよ。今聴いてもテンションあがりますもん。
この曲とか、「Son & Daughter」「Great King Rat 」「Modern Times Rock 'n' Roll」などは、耽美なヘヴィメタって感じですね。
いかにもロックロックしてます。この時のクイーンからは、現在の「CMキング」状態はまったく想像できません。
3枚目の「シアー・ハート・アタック」からシングルカットされた「キラー・クイーン」が大ヒットし、クイーンはその華麗な風貌も合わさって女の子に大人気。
ロジャーがいいだのブライアンがいいだのキャーキャー大騒ぎのさなかに、出ました。
クイーン暴露記事。
京阪神では伝説のロック雑誌となっている、70年代のロック評論誌「ロックマガジン」
に、クイーンのグルーピーたちのインタビューが載っちゃったんですね。
(グルーピーをご存じない方のために解説すると、まあ、いわゆる深夜の接待をする女の子のことですね)
今じゃバンドにグルーピーがつくのはフツーじゃん、って風潮がありますが、当時は「なんですってぇ~!いやらしい!」って時代だったので、全国の夢見るクイーンファンに相当な打撃を与えました。
真偽のほどはわかりませんが、セキララな内容だったので、友達と「…すげえすげえすげえ」と回し読みしました。
写真は私がいまだに持ってるロックマガジンです。売ればいくらになるだろう?
私がクイーンを聴いてたのは「シアー・ハート・アタック」まででした。
4枚目の「オペラ座の夜」以降、だんだんロック色が薄れポップになっていったので、私の好みではなくなっていったのですよ。
ロック色が薄れていったからこそ、現在のCMキングの座にいるんでしょうけどね。
ま、好みの問題ということで。
…と書いている今、radio-iで「オペラ座の夜」がオンエアされてるじゃありませんか。タイムリーな。
この歌、長いんだよね。
私は長い歌とか長い映画とか好きじゃないんだよね…。
ま、好みの問題と(以下略)。