今年大学へ入学した長男は
高校の3年間、ボクシング部に所属していました。
中学時代は卓球部だったので、まったく畑違いの部活。
入部するなんて夢にも思ってなかったので
顧問の先生からの入部案内を見せられたときは
「???????!!!!!!!」
なんでえぇぇぇぇ????
と思いましたね。
格闘技にまったく興味のなかった私は
ボクシングというと、テレビでみるプロの壮絶な試合しか頭に浮かばず
「なんでまた殴られるスポーツなんかやりたいわけぇ?」
と口にこそ出さなかったものの、仰天でしたね。
実際には高校アマチュアボクシングは
ヘッドギアもつけるし
倒れるまで殴り合うということもしないので
プロのようなすごい状態にはならないのですが
それでも殴られることには変わりありません。
入部してしばらくは
長男の友達のお母さんたちに会うたび
「ねぇねぇ、なんでボクシング部に入ったの?」
と聞かれる日々でした。
私も知りたいくらいなのにね。
そんな声をよそに
長男は土日も楽しそうに部活に励んでました。
足の裏はたくさんのマメがつぶれてぐちゃぐちゃ。
鼻血を出して帰宅するのは、ほぼ毎日。
月に数回は、眼の回りに紫のアザをつくってました。
よくマンガで、殴られたあと、眼の回りにアザをつくっている顔が出てきますが
「本当にマンガみたいなアザになるんだ~」
と妙に感心したりしてました。
しかししかし
長男の高校は、地元では有名な進学校。
部活が楽しいのは結構だけど
まったく勉強しないじゃないか。
個人懇談で見せられた模試の成績グラフは
見事に右下がり一直線。
入学当時は学年で上位の成績だったのに
どこまで落ちるか底しらず…。
しかも
「俺は部活やるために学校行ってるんや。部活がなかったら行かんよ」。
…ボクサーになるつもりかと聞くと、ならんっつーし。
行ける大学あるんかいなとマジ心配でした。
遠征が多いのも勉強できない理由の一つでしたね。
入部当時、県内でボクシング部のある高校は3校だけ。
(そのあと1校増えて4校になりました)
当然、練習のために他県の学校へ行くことになります。
金曜日、授業が終わるとその足で遠方の高校へ。
大阪の高校が多かったですが、たまに東京の大学へ行くこともありました。
そして日曜の夜に帰宅。
毎週遠征が続いた月もありました。
くたびれて勉強どころではなかったでしょう。
おまけに大阪の高校は強いので
必ず顔に紫のアザをもらってきます。
そして減量。これは本人もつらいでしょうが、みてるほうもつらい。
人生でいちばんお腹がすく時期に
一日一食の生活が続いたりします。
ダイエットなんてなまやさしいもんじゃありません。
お弁当の時間、クラスの子たちは弁当だけじゃ足りず
パンを買ってきて二度食いしてます。
それを見ながら、缶のポカリスエットをちびちび飲んでたそうです。
私も本人の前では間食しないようにしてました。
でも人間って空腹になると怒りっぽくなりますよね。
一番被害にあったのは次男で
食事中に罵声を浴びせられたり
何もしてないのに怒鳴られたりと
この時だけは
「ボクシングなんかやめてしまえ!」
と心から思いました。
殴られて帰ってこられるよりも
減量してる姿を見るのは本当につらいですよ。
それでもあっという間に三年間が過ぎ
何枚か賞状もいただいて
夏から遅い受験勉強を始めたけど
名前の知られた大学に一般入試で受かることができ
もうあんなつらい姿をみることもないと思ってたら…
長男と同じ高校に入学した次男が
なんとボクシング部に入部!
しかも
「減量しないとなぁ」
と言い出す始末!
おい、、、、、
高校に上位の成績で入学した長男と違い
やっとこさギリギリで入った次男…。
母の苦悩は終わったわけではなく
折り返し地点にきただけであった。
高校の3年間、ボクシング部に所属していました。
中学時代は卓球部だったので、まったく畑違いの部活。
入部するなんて夢にも思ってなかったので
顧問の先生からの入部案内を見せられたときは
「???????!!!!!!!」
なんでえぇぇぇぇ????
と思いましたね。
格闘技にまったく興味のなかった私は
ボクシングというと、テレビでみるプロの壮絶な試合しか頭に浮かばず
「なんでまた殴られるスポーツなんかやりたいわけぇ?」
と口にこそ出さなかったものの、仰天でしたね。
実際には高校アマチュアボクシングは
ヘッドギアもつけるし
倒れるまで殴り合うということもしないので
プロのようなすごい状態にはならないのですが
それでも殴られることには変わりありません。
入部してしばらくは
長男の友達のお母さんたちに会うたび
「ねぇねぇ、なんでボクシング部に入ったの?」
と聞かれる日々でした。
私も知りたいくらいなのにね。
そんな声をよそに
長男は土日も楽しそうに部活に励んでました。
足の裏はたくさんのマメがつぶれてぐちゃぐちゃ。
鼻血を出して帰宅するのは、ほぼ毎日。
月に数回は、眼の回りに紫のアザをつくってました。
よくマンガで、殴られたあと、眼の回りにアザをつくっている顔が出てきますが
「本当にマンガみたいなアザになるんだ~」
と妙に感心したりしてました。
しかししかし
長男の高校は、地元では有名な進学校。
部活が楽しいのは結構だけど
まったく勉強しないじゃないか。
個人懇談で見せられた模試の成績グラフは
見事に右下がり一直線。
入学当時は学年で上位の成績だったのに
どこまで落ちるか底しらず…。
しかも
「俺は部活やるために学校行ってるんや。部活がなかったら行かんよ」。
…ボクサーになるつもりかと聞くと、ならんっつーし。
行ける大学あるんかいなとマジ心配でした。
遠征が多いのも勉強できない理由の一つでしたね。
入部当時、県内でボクシング部のある高校は3校だけ。
(そのあと1校増えて4校になりました)
当然、練習のために他県の学校へ行くことになります。
金曜日、授業が終わるとその足で遠方の高校へ。
大阪の高校が多かったですが、たまに東京の大学へ行くこともありました。
そして日曜の夜に帰宅。
毎週遠征が続いた月もありました。
くたびれて勉強どころではなかったでしょう。
おまけに大阪の高校は強いので
必ず顔に紫のアザをもらってきます。
そして減量。これは本人もつらいでしょうが、みてるほうもつらい。
人生でいちばんお腹がすく時期に
一日一食の生活が続いたりします。
ダイエットなんてなまやさしいもんじゃありません。
お弁当の時間、クラスの子たちは弁当だけじゃ足りず
パンを買ってきて二度食いしてます。
それを見ながら、缶のポカリスエットをちびちび飲んでたそうです。
私も本人の前では間食しないようにしてました。
でも人間って空腹になると怒りっぽくなりますよね。
一番被害にあったのは次男で
食事中に罵声を浴びせられたり
何もしてないのに怒鳴られたりと
この時だけは
「ボクシングなんかやめてしまえ!」
と心から思いました。
殴られて帰ってこられるよりも
減量してる姿を見るのは本当につらいですよ。
それでもあっという間に三年間が過ぎ
何枚か賞状もいただいて
夏から遅い受験勉強を始めたけど
名前の知られた大学に一般入試で受かることができ
もうあんなつらい姿をみることもないと思ってたら…
長男と同じ高校に入学した次男が
なんとボクシング部に入部!
しかも
「減量しないとなぁ」
と言い出す始末!
おい、、、、、
高校に上位の成績で入学した長男と違い
やっとこさギリギリで入った次男…。
母の苦悩は終わったわけではなく
折り返し地点にきただけであった。
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