国公立大学の前期入試も終わり
受験生は結果待ちで落ち着かない日々を過ごしているでしょうね。
うちは去年、息子ふたりがそれぞれ大学受験・高校受験の
いわゆる「ダブル受験」でした。
今年は落ち着いていますが
2年後はまたあの慌ただしい日々&カネのかかる日々がやってくるかと思うと
は~ぁ…とため息が出ますね。
私が受験生の頃は
「旺文社の大学受験ラジオ講座」という番組がありまして
放送時間が地域によって夜だったり早朝だったりしたのですが
大手の学習塾や予備校が少なかった時代
とてもありがたい番組でした。
オープニングで流れるブラームス作曲の「大学祝典序曲」は
今でもオヤジ世代をターゲットにした商品のCMに使用されたりします。
あの曲を聴くと
毎月テキストを買って
雑音の混じるラジオを聴いていた頃を思い出します。
私が一番よく聴いていたのは
「西尾孝の実戦英文法」でした。
この西尾先生は、とにかく元気がいいというか、テンション高いんですよ。
そしてテンポも速い。
「はいっ、答え合わせいきますよっ。
1番の答えは『on』、2番は『over』、こんなの簡単だねっ。
ポンポンっといきますよっ。次3番は」
ちょ、ちょっと待ってよセンセ。
私その簡単なやつ間違えたんですけど。
説明してくれないんすか~。
常識ですかそうですか。
という状況が多々ありました。
でも西尾先生の教え方は実に論理的で
簡潔に説明してくれるので
非常にわかりやすかったです。
ぬべ~とした話し方や
「えー」「あのー」としょっちゅう詰まる人だと
聴いてる方もいらいらしてきますし眠くなりますが
西尾先生はまったくムダのない話し方をされましたね。
あのテンションの高さが伝染して
自分がすごく英語のできる人みたいに錯覚したこともありました。
西尾先生の参考書「実戦英文法」も買いました。
これはよかったですよ。
英語の参考書はこれと
森一郎先生の「試験に出る英文法」を繰り返しやりました。
森一郎先生はご存じ
「試験に出る英単語」で時代の寵児となった方です。
今の学生さんには考えられない事でしょうが、この本がでるまで
入試に出る頻度の多い順に並べた英単語帳は
なかったんですよ。
それまでは
旺文社の「赤尾の豆単」と呼ばれる
「英語基本単語集」が受験生のバイブルでした。
AからZまでアルファベット順に単語が3800語並んでいて
当時の受験生はちゃんとAから覚えたんですよ。
確か最初の単語は「abandon」だったと思います。
私の時代はもう
「試験に出る英単語」が常識でした。
一般的には「でる単」と呼ばれていますが
私の周辺ではみんな「しけ単」と呼んでました。
ちなみに大阪です。
「しけ単」地域の方はいらっしゃいますか?
この「でる単」、
一番最初の単語は「intellect」でした。
そして一番最後が「chaos」(カオス)だったのですが…。
今でこそよく「カオス」なんて言葉聞きますが
当時は聞いたことありませんでした。
「カオス…what?」てな感じ。
で、訳をみると
「こんとん」
もちろん、「混沌」のことですよ。
でも「こんとん」の意味すらわからない当時の私。
英単語がわからなくて、その日本語訳もわからない。
なんとも情けない気分でした。
先に書いた森先生の「試験にでる英文法」も
入試の頻度が多い文法から始まりまして
最初は「不定詞」to からでした。
結局「試験に出る英文法」は
最初から最後までを3回繰り返してやり通しました。
もうね、ボロボロになってしまって
本を持ったら、表紙だけ残って、中身が全部バサ~~っとバラバラに落ちたくらい使い込みました。
私が大学に入ることができたのも
「実戦英文法」と「試験に出る英文法」のおかげです。
いまでもアマゾンで「試験に出る英文法」が購入できることを知り
長男が中学生の時買ってやったのですが
いかんせん、内容が古すぎる…。
長男は見た瞬間「古っ!」と叫んでまったく読んでくれないし
次男にいたっては「ブックオフで買ったの?」と言うし(新品ですっ!)
そりゃ30年前とまったく内容変わってないんだもんなあ。
おまけに新品なのに何故か製本がずさんっぽいし。
受験生のバイブルもノスタルジーに変わってしまったのか…とほほ。
受験生は結果待ちで落ち着かない日々を過ごしているでしょうね。
うちは去年、息子ふたりがそれぞれ大学受験・高校受験の
いわゆる「ダブル受験」でした。
今年は落ち着いていますが
2年後はまたあの慌ただしい日々&カネのかかる日々がやってくるかと思うと
は~ぁ…とため息が出ますね。
私が受験生の頃は
「旺文社の大学受験ラジオ講座」という番組がありまして
放送時間が地域によって夜だったり早朝だったりしたのですが
大手の学習塾や予備校が少なかった時代
とてもありがたい番組でした。
オープニングで流れるブラームス作曲の「大学祝典序曲」は
今でもオヤジ世代をターゲットにした商品のCMに使用されたりします。
あの曲を聴くと
毎月テキストを買って
雑音の混じるラジオを聴いていた頃を思い出します。
私が一番よく聴いていたのは
「西尾孝の実戦英文法」でした。
この西尾先生は、とにかく元気がいいというか、テンション高いんですよ。
そしてテンポも速い。
「はいっ、答え合わせいきますよっ。
1番の答えは『on』、2番は『over』、こんなの簡単だねっ。
ポンポンっといきますよっ。次3番は」
ちょ、ちょっと待ってよセンセ。
私その簡単なやつ間違えたんですけど。
説明してくれないんすか~。
常識ですかそうですか。
という状況が多々ありました。
でも西尾先生の教え方は実に論理的で
簡潔に説明してくれるので
非常にわかりやすかったです。
ぬべ~とした話し方や
「えー」「あのー」としょっちゅう詰まる人だと
聴いてる方もいらいらしてきますし眠くなりますが
西尾先生はまったくムダのない話し方をされましたね。
あのテンションの高さが伝染して
自分がすごく英語のできる人みたいに錯覚したこともありました。
西尾先生の参考書「実戦英文法」も買いました。
これはよかったですよ。
英語の参考書はこれと
森一郎先生の「試験に出る英文法」を繰り返しやりました。
森一郎先生はご存じ
「試験に出る英単語」で時代の寵児となった方です。
今の学生さんには考えられない事でしょうが、この本がでるまで
入試に出る頻度の多い順に並べた英単語帳は
なかったんですよ。
それまでは
旺文社の「赤尾の豆単」と呼ばれる
「英語基本単語集」が受験生のバイブルでした。
AからZまでアルファベット順に単語が3800語並んでいて
当時の受験生はちゃんとAから覚えたんですよ。
確か最初の単語は「abandon」だったと思います。
私の時代はもう
「試験に出る英単語」が常識でした。
一般的には「でる単」と呼ばれていますが
私の周辺ではみんな「しけ単」と呼んでました。
ちなみに大阪です。
「しけ単」地域の方はいらっしゃいますか?
この「でる単」、
一番最初の単語は「intellect」でした。
そして一番最後が「chaos」(カオス)だったのですが…。
今でこそよく「カオス」なんて言葉聞きますが
当時は聞いたことありませんでした。
「カオス…what?」てな感じ。
で、訳をみると
「こんとん」
もちろん、「混沌」のことですよ。
でも「こんとん」の意味すらわからない当時の私。
英単語がわからなくて、その日本語訳もわからない。
なんとも情けない気分でした。
先に書いた森先生の「試験にでる英文法」も
入試の頻度が多い文法から始まりまして
最初は「不定詞」to からでした。
結局「試験に出る英文法」は
最初から最後までを3回繰り返してやり通しました。
もうね、ボロボロになってしまって
本を持ったら、表紙だけ残って、中身が全部バサ~~っとバラバラに落ちたくらい使い込みました。
私が大学に入ることができたのも
「実戦英文法」と「試験に出る英文法」のおかげです。
いまでもアマゾンで「試験に出る英文法」が購入できることを知り
長男が中学生の時買ってやったのですが
いかんせん、内容が古すぎる…。
長男は見た瞬間「古っ!」と叫んでまったく読んでくれないし
次男にいたっては「ブックオフで買ったの?」と言うし(新品ですっ!)
そりゃ30年前とまったく内容変わってないんだもんなあ。
おまけに新品なのに何故か製本がずさんっぽいし。
受験生のバイブルもノスタルジーに変わってしまったのか…とほほ。
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