ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝びょういん〟と〝びよういん〟

2020年06月16日 | 俳句

 今日の暑かったこと!車に乗ってエアコンが唸りっぱなしなのに、車内の温度計はいつまでも31度から下がりませんでした。一日中晴天の、まさにこれぞ〝梅雨晴間〟。洗濯物もしっかりと乾きました。

 ところで、今日は午前中に病院へ行って、昼からまた整形のリハビリへ。その後美容院へ行くことに。

 お昼に戻ったら、主人が私の頭を見て、〝なんや、頭ぼさぼさで美容院へ行った感じせんの~〟と。ええっ、美容院は午後で病院へ行くって言ったでしょう…いかにいい加減に聞いていたか…ということ。

 でも、病院も美容院も仮名で書くと「よ」の大きさの違いなんですよね。俳句では、促音の「つ」や拗音の「や・ゆ・よ」などを大きく書くという約束があるのです。だとすると、仮名で書くとどちらも「びよういん」…ホント???

 俳句はおおむね文語体の旧仮名遣いで表記するというのが普通です。(これは我が結社でのことですが) だから、平仮名で書く場合は、「屑(くず)」は「くづ」や「恥(はじ)」は「はぢ」などと。また、「小(しょう)」などは「せう」や「習慣(しゅうかん)」などは「しふくわん」などと書くのです。でも、発音が同じだからといって全部同じように書くというわけでもありませんから、その都度辞書で確かめる方がいいですね。

 結社によっては口語でも新仮名遣いでもいいというところもあるでしょう、その辺のところは臨機応変に。しかし、一つだけ守って欲しいことがあります。それは、文語体を用いているのに新仮名遣いで書くというのは絶対に可笑しいということです。

 要するに、俳句を始める場合には、自分は文語ですると決めたらどんなに慣れなくても旧仮名遣いを用いるようにして下さい。そうすると徐々に慣れてきて身にもつきますので、大丈夫ですからね。

 ところで、先ほどの「病院」と「美容院」なのですが、本当の旧仮名遣いは、「びやうゐん」と「びようゐん」なんです。ビックリでしょ!

 だから、旧仮名でどう書くかと聞かれても、私も迂闊には答えられないんです。必ず確認して答えたり、書いたりするようにしています。 

 ところで、今日も〝○○さんの1年前の記事〟のメールが届いていましたので、開いて読んでみると、あら、なかなかいいこと書いてるじゃん!と、自分ながら感心(?)しました。…アハッ

 よろしかったら読んでみて下さい…と、よくどなたかがやっていらっしゃるようにコピーして貼ってみましたが、いかがでしょうか。読めましたか?

 今日はカラッとしたいい天気になり、洗濯日和でした。洗濯物を干しに外へ出ると、日差しが頬に痛いぐらいに感じられてまこと夏らしい!久し振りに草取りもしました。 好きなようにさせてほうって置いた十薬を、そろそろ花も終りに近いので抜きましたよ。昨日の雨で土が軟らかくなっていて、オモシロいように抜けましたが、根はや......>続きを読む

 これを見ると、去年の今日も真夏のような良い天気だったんですね。

 写真は、フォユーの講座のときに撮った〝サツキ〟。漢字では〝杜鵑花〟と書いて、なかなか読んでもらえない字なんです。ピンクと赤があったのですが、2本の木がまるで手鞠のように絡まって、とってもキレイでした。

  満開のさつき水面に照るごとし        杉田久女

コメント (6)
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