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海上自衛隊の旭日旗に思う

2018-10-16 17:00:35 | より良き我国のために
 去る10月11日に韓国主催の国際観艦式がありましたが、招待されていた日本の海上自衛隊は参加を見合わせました。事前に韓国側から「自国と韓国の国旗だけを掲揚する」ことを要請されたのに対し、「海上自衛隊旗の掲揚が自衛隊法で義務付けられている」として参加見合わせを決めたのでした。しかし実際には当日参加した10ヶ国中8ヶ国が海軍旗など国旗以外の旗を掲揚していたと言うのです。あまつさえ主催国である韓国も「抗日の英雄である李舜臣を称える旗」を掲げていたとのことです。

 これは偏に主催した韓国の(故意?)不手際であり、日本政府が「極めて残念」と抗議したのは当然のことでしょう。しかしこのそもそもの原因は、陸海自衛隊旗である旭日旗が旧日本軍の軍旗とそれぞれ酷似していることではないでしょうか。これらの旭日旗は韓国民の間で「戦犯旗」と呼ばれて反発が強く、韓国政府がトラブルを避けようとした結果の様に思えます。

 これを日本と同じ第二次世界大戦の敗戦国であるドイツに置き換えてみましょう。そのドイツ軍が今もナチスのハーケンクロイツ旗に酷似した旗を掲げているようなものではないでしょうか。およそ欧州各国では受け入れられないし、ドイツ自身もナチス法で固く戒めているところです。

 ドイツが欧州で許され、今や政治と経済の両面でリーダー的存在になっているのに比較して、日本はアジアで許されていません。村山談話や河野談話などで反省と謝罪を重ねてきましたが、不十分です。受け入れられていません。本心からの謝罪と受け取られていないのです。最近の慰安婦問題では「お金で解決」しようという態度と思われています。お金と手紙ではなく、総理大臣が被害者やその遺族に直接会って謝罪しなければなりません。或は被害者の墓前に膝まづくべきなのです。徴用工も同じです。南京事件も同じです。

 そして陸自旗と海自旗を旭日旗から全く違う物に替えましょう。既に空自旗は青色を基調とした全く別物なのですから…。

 本ブログ内で上記の論旨に関連する投稿を下記に掲げますのでご参照下さい。
https://blog.goo.ne.jp/kanohta/e/070827c113c6b0f9271786909da9f2d4 何時まで詫びれば良いのかへの回答
https://blog.goo.ne.jp/kanohta/e/6cb354d694bf566716f245b6e1406732 慰安婦像問題の底流
https://blog.goo.ne.jp/kanohta/e/4312a1dc3eb50141dc045f201fefcc7e 賞賛 鳩山元総理