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移精變氣論篇 第十三 第二節 語句の意味1-3

2011-08-01 09:26:52 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄

黄帝内経素問 移精變氣論篇 第十三 第二節(23)

原文

 帝曰。善。余欲臨病人觀死生、決嫌疑。欲知其要、如日月光。可得聞乎。

岐伯曰。色脈者上帝之所貴也。先師之所傳也。

上古使僦貸季理色脈而通神明、合之金木水火土四時。八風六合、不離其常。變化相移、以觀其妙、以知其要。欲知其要、則色脈是矣。色以應日、脈以應月。常求其要則其要也。夫色之變化以應四時之脈。此上帝之所貴、以合於明也。所以遠死而近生。生道以長命、曰聖王。

 中古之治病、至而治之。湯液十日、以去八風五痹之病。十日不已、治以草蘇草荄之枝。本末爲助、標本已得、邪氣乃服。

暮世之治病也則不然。治不本四時。不知日月。不審逆從。病形已成、乃欲微鍼治其外、湯液治其内。(鹿が三つ)兇兇以爲可攻。故病未已新病復起。

 

語句の意味13

 

嫌疑=うたがわしいこと。うたがい。

要=もとめる。たいせつな。だいじな。重要な。――点。必要な。

如日月光=日月の光の如くとは明確に又は明瞭に、はっきりとという意である。鍼灸医学大系

帝=てい。みかど。天子。人材。きみ。帝王。帝皇。天帝。上帝。神。

 =その昔、殷の人たちは、天候のこと、穀物のみのりのこと、戦争の勝負、その他日常百般の行事の末に至るまで、いちいち神々にうかがいを立てて、その吉凶を判定し、それに依って行動を律したのであるが、その神々の中には、山や川の精霊もあれば祖先の神霊もある。然しもろもろの神々の最高のポストに鎮座ましましたのが帝という神であった。鍼灸医学大系

貴=とうとい。地位が高い。尊敬する。重んずる。

師=死んだ先生・師匠。先生。手本とすべき昔の賢人。孔子。

  =ここでは、岐伯の祖師、僦貸季(鍼灸医学大系はシュウタイリ・しゅうたいき)のこと。

傳=傳は旧字、伝。でん。てん。つたえる。さずける。

理=おさめる。整理する。すじみちをつける。区別する。

神明=日月星辰のこと。神あるいは精神の働きのこと。

  =本文の場合は「何事かを断ずることが神の如く明らかである」意である。鍼灸医学大系

通=つう。ぬけて行く。通行させる。

神明に通ず=神の如く明らかにできる域に達した。鍼灸医学大系

合之金木水火土四時

=王冰の注によれば

 「色白く脈毛は金に合して秋に応ず。

 色青く脈弦は木に合して春に応ず。

 色黒く脈石は水に合して冬に応ず。

 色赤く脈洪は火に合して夏に応ず。

 色黄く脈代は土に合して長夏及四季に応ず」鍼灸医学大系

八風=嬰児風(えいじふう)・大弱風(だいじゃくふう)・剛風(ごうふう)・大剛風(だいごうふう)・弱風(じゃくふう)・謀風(ぼうふう)・折風(せつふう)・凶風(きょうふう)のこと。

  =各季節に吹くいろいろな風であり、つまり自然現象である。鍼灸医学大系

六合=四方と上下の六空間。

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