おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 移精變氣論篇 第十三 第二節(2-3)
(原文)
帝曰。善。余欲臨病人觀死生、決嫌疑。欲知其要、如日月光。可得聞乎。
岐伯曰。色脈者上帝之所貴也。先師之所傳也。
上古使僦貸季理色脈而通神明、合之金木水火土四時。八風六合、不離其常。變化相移、以觀其妙、以知其要。欲知其要、則色脈是矣。色以應日、脈以應月。常求其要則其要也。夫色之變化以應四時之脈。此上帝之所貴、以合於明也。所以遠死而近生。生道以長命、曰聖王。
中古之治病、至而治之。湯液十日、以去八風五痹之病。十日不已、治以草蘇草荄之枝。本末爲助、標本已得、邪氣乃服。
暮世之治病也則不然。治不本四時。不知日月。不審逆從。病形已成、乃欲微鍼治其外、湯液治其内。麤(鹿が三つ)工兇兇以爲可攻。故病未已新病復起。
語句の意味3-3
至=いたる。とどく。行きつく。・・・するようになる。結果。ここでは病気になる。
湯液=清酒。湯剤(薬物を湯に煎じかすを取り去った薬汁)。すなわち薬物に水を加えて煎じ、渣を去った薬汁。湯液は吸収すみやかで速効性があるので、新病や急病に常用される。
=あまさけ・おも湯・スープの類。鍼灸医学大系
=清酒の類。東洋学術出版社素問
五痹=五種の痹証の総称、筋痹・骨痹・血痹・肉痺・気痹など。
草蘇=薬草の上の梢を草蘇といい、下の梢を草荄(そうかい)という。
馬蒔の説「蘇は葉、荄は根、枝は茎である。荄が本に、枝・葉が末にあたる。つまり後世の煎剤のことである」。東洋学術出版社素問
本末爲助=本の部分(薬草の根)と末の部分(枝葉の部分)とが互いに助けあって。鍼灸医学大系
標本=標本とは相対的概念であり、また主次の関係にある。
病因と病状、先病と後病、正気と邪気、病位の内外などは、みな標本の関係である。
人体と病因からいえば、人体の正気は本、病因となる邪気は標。
疾病自体からいえば、病因は本、症状は標となる。
疾病の新旧、原発と継発よりいえば、旧病と原発を本とし、新病と継発は標とする。
病の部位からいえば、下と内は本、上と外は標である。
臨床で応用するときは、病証の主次先後、軽重緩急を分析し、治療の順序を確定する。
=病気(本)と之を治療する工(標)ということ。鍼灸医学大系
=病人が「本」に、医師が「標」にあたる。東洋学術出版社素問
已得=已に得る。ちょうどよくマッチする。鍼灸医学大系
服=ふく。着物を着る。馬を車につなぐ。従う。つとめ。ならう。
暮世=末世ということで、現在の世の中という意である。鍼灸医学大系
麤=麁は略字。あらい。こまかくない。おおまか。へたな。玄米。
工=ここでは医師。
麤工=へたな医師。
兇=おそれる。
兇兇=おそれおののいてビクビクし、どうしてよいかわからない様子の形容。鍼灸医学大系
攻=こう。せめる。うつ。おさめる。ととのえる。なおす。作る。ここではなおす。
故病=久病(久しく病症にあること)。
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