おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九
第十節
然其卒發者、不必治於傳。或其傳化、有不以次。不以次入者、憂恐悲喜怒、令不得以其次。故令人有大病矣。
因而
喜大虚則腎氣乗矣。
怒則肝氣乗矣。
悲則肺氣乗矣。
恐則脾氣乗矣。
憂則心氣乗矣。
此其道也。故病有五。五五二十五變、及其傳化傳乗之名也。
語句の意味
卒=ソツ。兵隊。下級の兵士。ニワカに。突然。だしぬけ。卒爾(じ)。しもべ。多数の人。古代の制で、三百軒の戸数。三十国のくに。死ぬ。天寿を終って、年とって死ぬ。終。
不必治於傳=伝じて行く一般の順序に従って治療することは出来ない。鍼灸医学大系
不以次入者=一定の順序に従って病が伝わらないというのは、ということ。鍼灸医学大系
五志=喜・怒・悲・恐・憂。五種の情志の変動、すなわち喜・怒・思・憂・恐をさす。
<内経>に情志の変動と五臓の機能は関係があり、すなわち
肝志は怒、
心志は喜、
脾志は思、
肺志は憂、
腎志は恐とし、
これを五志というとある。これは人の情志の変化を、五行の配当にもとづいて五臓に配属したものである。
憂恐悲喜怒
因=イン。ヨる。原因する。もとづく。たよる。あとをつぐ。つく。関係。ヨって。その上。
乗=ジョウ。ノる。乗りものにのる。よる。たよる。なかまにはいる。はずむ。
*「怒則肝気乗矣」と「悲則肺気乗矣」の二句について張志聡は「肝は改めて肺となし」「悲は改めて思となし、肺は改めて肝と改む」べきではないか。そうしないと前後の文意が一致しない。と述べている。どうもその方が正しいのではあるまいか。鍼灸医学大系
喜大虚則腎氣乗矣=喜(心)すぎると、虚して腎に乗ぜられる
怒則肝氣乗矣=怒(肝)すぎると、肝でなく肺に乗ぜられる
悲則肺氣乗矣=悲(脾)すぎると、肺でなく肝に乗ぜられる。
恐則脾氣乗矣=恐(腎)すぎると、脾に乗ぜられる。
憂則心氣乗矣=憂(肺)すぎると、心に乗ぜられる。
然其卒發者、不必治於傳。或其傳化、有不以次。不以次入者、憂恐悲喜怒、令不得以其次。故令人有大病矣。
因而喜(心)大虚則腎氣乗矣。怒(肝)則肺氣乗矣。思(脾)則肝氣乗矣。恐(腎)則脾氣乗矣。憂(肺)則心氣乗矣。此其道也。故病有五。五五二十五變、及其傳化傳乗之名也。
傳化=伝化・病が種々に変化して伝わること。
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