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黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九 第十一節 語句の意味2-2

2012-08-22 09:31:22 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九

第十一節

 大骨枯槁、大肉陷下、胸中氣滿、喘息不便。其氣動形、期六月死。眞藏脈見、乃予之期日。

大骨枯槁、大肉陷下、胸中氣滿、喘息不便。内痛引肩項、期一月死。眞藏脈見、乃予之期日。

大骨枯槁、大肉陥下、胸中氣滿、喘息不便。内痛引肩項身熱、脱肉破 (月に囷・きん)、眞藏見、十月之内死。

大骨枯槁、大肉陥下、肩髓内消、動作衰、眞藏未見、期一歳死。見其眞藏、乃予之期日。

大骨枯槁、大肉陥下、胸中氣滿、腹内痛、心中不便。肩項身熱、破 (月に囷・きん)脱肉、目匡陥、眞藏見、目不見人立死。其見人者、至其所不勝之時則死。

 

語句の意味2-2

 

予=豫は旧字。カネて。アラカジめ。事前に。前もって。前から。安んじる。喜ぶ。楽しむ。昔の→九州の一、今の河南省に山東・湖北・の一部を加えた土地。アタえる。たまう。ワレ=我。

期日=期限。約束の時。

 

内痛=胸脇内の痛みのこと。

 

引=波及する。鍼灸医学大系

 

身熱=①証名。全身の発熱をさす。<素問陰陽応象大論>

②潮熱に似て、全身に熱があるが、潮熱のように一定の時を定めて出ることはなく、また発汗をともなうことはない。この熱は少陽病や陽明病のときにみられるが、陽明病では悪風をともなわない。

<傷寒論太陽病中>「傷寒四五日、身熱悪風、頸項強ばり、脇下満、手足温にして渇するものは、小柴胡湯之を主る。」

③胸腹の常熱であるがその熱は肌膚にあり、身重微煩するもの。

潮熱=熱の状態が塩の干満のような周期性のあるもの、または潮が満ちるように高熱が続く状態。

 

脱肉破 (月に囷・きん)=だつにくはこん・きん(月に囷)とは隆起した肌肉のこと。内熱が盛んとなって脾の陰精を虧損し、肌肉がひからびて消痩すること。

<素問玉機真蔵論><黄帝内経素問王冰注>「きん(月に囷)は肉の標、脾は肉を主る。故に肉脱尽の如く、月に囷破敗の如し。」

 

肩髓=肩部の精髄の意。鍼灸医学大系

 

消=ショウ。キえる。なくなる。ケす。使う。消亡。

 

心中=胸膈内のこと。

 

匡=キョウ。タダす。タダしい。スクう。ハコ。飯びつ。

陥=カン。オチイる。落ち込む。はまる。計略にかかる。破れる。沈む。へこむ。

 

見 「人を見ざるは」とは「人の見さかえのつかぬこと」を意味するものである。鍼灸医学大系

 

不勝之時=勝たざる時 王冰の注にある如く、五行相尅の関係からいうているもので、肝は木であり、木の勝たざるものとは金である。従って木(甲乙)火(丙丁)土(戊己)金(庚辛)水(壬癸)の関係から庚辛の日となるわけである。然しこのような五行説によるものが果して正しいか否かは疑問である。鍼灸医学大系

しかし、肝(木)の病が脾に勝ち、脾(土)の病が腎に勝ち、腎(水)の病が心に勝ち、心(火)の病が肺に勝つ、肺(金)の病が肝に勝てば一周したことになり、すべての臓腑に病が及びこうなれば治す手立てはなくなるので、不勝之時もあるのでは?

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