おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
柴崎保三著・鍼灸医学大系 ④ 黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九
第十一節
(原文)
大骨枯槁、大肉陷下、胸中氣滿、喘息不便。其氣動形、期六月死。眞藏脈見、乃予之期日。
大骨枯槁、大肉陷下、胸中氣滿、喘息不便。内痛引肩項、期一月死。眞藏脈見、乃予之期日。
大骨枯槁、大肉陥下、胸中氣滿、喘息不便。内痛引肩項身熱、脱肉破 (月に囷・きん)、眞藏見、十月之内死。
大骨枯槁、大肉陥下、肩髓内消、動作衰、眞藏未(来)見(1)、期一歳死。見其眞藏、乃予之期日。
大骨枯槁、大肉陥下、胸中氣滿、腹内痛、心中不便。肩項身熱、破 (月に囷・きん)脱肉、目匡(眶)陥、眞藏見、目不見人立死。其見人者、至其所不勝之時則死。
眞藏脈見 東洋学術出版社素問=眞藏見
眞藏見わるれば乃ち之が期日を予す。とあり眞藏脈と記していない。
眞藏未見 東洋学術出版社素問=眞藏来見
目匡陥 東洋学術出版社素問=目眶陥
(訓読)
大骨枯槁し、大肉陥下し、胸中に氣滿ち、喘息して便ならず。其の氣形を動かすは六月を期して死す。眞藏の脈見わるるは、乃ち之が期日を予す。
大骨枯槁し、大肉陥下し、胸中氣滿ち、喘息して便ならず。内痛み肩項に引くは、一月を期して死す。眞藏見わるれば乃ち之が期日を予す。
大骨枯槁し、大肉陥下し、胸中氣滿ち、喘息して便ならず。内痛み肩項に引き身熱し、肉脱し (月に囷・きん)破る。眞藏見わるれば十月の内に死す。
大骨枯槁し、大肉陥下し、肩髓内に消え、動作々衰え、眞藏未だ見われざるは一歳を期して死す。其の眞藏見わるれば乃ち之が期日を予す。
大骨枯槁し、大肉陥下し、胸中氣滿ち、腹内痛み、心中便ならず。肩項身熱し、破 (月に囷・きん)脱肉し、目匡陥し、眞藏見われ、目人を見ざるは立ちどころに死す。其の人を見る者は、其の勝たざる所の時に至って則ち死す。
(1)未見 原文は來見に作る。今、改む。論は(語句の解)に在り。
*新校正に「按ずるに全元起が本及び甲乙經には真藏来見を未見に作る。来は当に未に作るべし。字の誤ならん」とあり。これはその通りであろう。来見では意味が通じない。従って本書に於ては前文の如く「未見」に改めて解説することにした。
東洋学術出版社素問=眞藏来見・真蔵来たり見わるるは⑤
⑤来たり見わる―『新校正』は「来は未の字の誤りである」という。
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