漢方相談 昌栄薬品

漢方薬・自然薬が体に効きます、自然の生薬で病気に負けない体を作る
漢方相談 ご来店お待ちしています

黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二 第十四節 語句の意味2の苦(辛、酸、甘、苦、鹹)-2

2013-02-25 09:05:23 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二

第十四節

 肝色青。宜食甘。粳米・牛肉・棗・葵皆甘。

 心色赤。宜食酸。小豆・犬肉・李・韮皆酸。

 肺色白。宜食苦。麥。羊肉・杏・薤皆苦。

 脾色黄。宜食鹹。大豆・豕肉・栗・藿皆鹹。

 腎色黒。宜食辛。黄黍・雞肉・桃・蔥皆辛。

 辛散、酸收、甘緩、苦堅、鹹耎。毒藥攻邪、五穀爲養、五果爲助、五畜爲、五菜爲充。氣味合而服之、以補精氣。

 此五者有辛酸甘苦鹹。各有所利。或散、或収。或緩、或急、或堅、或耎。四時五藏病隨五味所宜也。

 

語句の意味2の苦(辛、酸、甘、苦、鹹)-2

苦=く・①患う、困しむ、忍び難いの意味。

<素問蔵気法時論>「肝は急を苦しむ」とは、肝が怒によって傷られ、肝気が太過となり、病気になることをいう意味。

②疾病をさす。

<素問血気形志篇>「其の苦しむ所を去る」とは、その疾病を除去するということ。

③苦痛。

<霊枢師伝篇>「これを開くに其の苦しむ所を以てす」とは、その苦痛のある所を指摘するという意味。

④五味の一つ。⇒五味。

<素問蔵気法時論>「肺の色は白し。宜しく苦を食すべし。麥、羊肉、杏(あんず)、薤(らっきょう)は皆苦なり。苦味は堅す。」

<素問生気通天論>「味苦に過ぐれば、脾氣濡(うるお)わず、胃氣乃ち厚し」

<霊枢五味篇>「苦は骨に走り、多く之を食せば人をして変じて嘔せしむ。」

<霊枢五味篇>「苦胃に入れば、五穀の気皆苦に勝つことあたわず。苦下脘に入れば、三焦の道皆閉じて通ぜず、故に変じて嘔す。歯は骨の終る所也。故に苦入りて骨に走る故に入りてまた出づ、其の骨に走るを知る也。」

苦能泄、能燥、能堅=くはよくせっし、よくそうし、よくけんす・苦味薬中には泄降・燥湿・堅腎作用があることをさす。たとえば、黄連・黄柏は湿をかわかし火を瀉し、大黄は実熱を瀉して大便を通じ、蒼朮は燥湿健脾する。

 

 苦味の薬能 軟らかいものを引き締め、湿りを乾かす薬能があり、固を主り、主作用は心・小腸の機能を補い、その目標は赤色である。

同時に脾・胃の機能を生む働きがあり、肝・胆の機能を助け、腎・膀胱には有益に働くが、肺・大腸だけには剋の働きがある。

苦味には肺・大腸を護るため辛味を添え、脾・胃を補う甘味を配する。薬学博士渡邊武著『平成薬証論』

 

漢方用語大辞典

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400円

500g 15,750円