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柴崎保三著・鍼灸医学大系 ⑤ 黄帝内経素問 通評虚実論篇 第二十八
第七節
(原文)
帝曰。春亟治經絡。夏亟治經兪。秋亟治六府。冬則閉塞。閉塞者用藥而少鍼石也。所謂少鍼石者非癰疽之謂也。癰疽不得頃時回。癰不知所、按之不應手。乍來乍已。刺手太陰傍三痏與纓脈各二。
掖癰大熱。刺足少陽。五刺而熱不止、刺手心主三。刺手太陰經絡者。大骨之會各三。
暴癰、筋緛、隨分而痛、魄汗不盡、胞氣不足、治在經兪。
腹暴満、按之不下、(1)取手太陽經絡者。胃之募也。
少陰兪去脊椎三寸傍五用員利鍼。
注(1)新校正に言う。甲乙經、取太陽經絡血者則已に作る。胃之募也等の字なし。
(訓読)
帝曰く。「春は亟(すみや)かに經絡を治す。夏は亟かに經兪を治す。秋は亟かに六府を治す。冬は則ち閉塞す。閉塞すとは藥を用いて鍼石を少(か)くなり。所謂鍼石を少くとは、癰疽の謂にあらざるなり。癰疽は頃時(しばらく)も回することを得ざるなり。癰所を知らざるは、之を按ずるも手に應ぜず。乍ち來り乍ち已む。手の太陰の傍三痏と纓脈各々二を刺す。
掖癰して大いに熱するは、足の少陽を刺せ。五刺して熱止まらざれば、手の心主を刺すこと三たび。手の太陰の經絡を刺すは、大骨の會各々三なり。
暴(にわ)かに癰して筋緛(ゼン)し分に隨いて痛み、魄汗盡きず、胞氣不足するは治は經兪に在り。
腹暴わに満ち之を按ずるも下らざるは、手の太陽の經絡なる者の胃の募をとるなり。
少陰の兪、脊椎を去ること三寸の傍、五員利鍼を用う。
東洋学術出版社素問
亟 しばしば
乍 にわかに
緛 ちぢみ
としている。
誤字があるかもしれません、「腹暴わに」は原文どおり、正誤表にも記載なし。
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