もうこんな歳(どんな歳?)

30代半ばで化学物質過敏症を自覚。以来、過敏症の症状はありつつも、病院には行かず、普通に生活できています。

化学物質過敏症について

2012-01-12 11:40:58 | 環境・エコロジー・リサイクル
化学物質過敏症を自覚していますが、いつ過敏症になったかというと、「化学物質過敏症」という言葉を知った時以前からなのでわかりません。
「化学物質過敏症」という言葉を聞いたのはもうかれこれ20年程前ですから。

その言葉を聞いた瞬間、いつも自分の中でひっかかっていた疑問が全て解決したような気がしました。

ニュータウン建設に沸いていた小学校の頃、鼻血が出やすくてよく保健室で寝ていた事

光化学スモッグがよく発生していて青い空などほとんど見たことがなかった中学生の頃、呼吸が出来なくなる事がありひどい時には倒れた事もあった事

どんな化粧品も使うのが嫌で、必要な場合は仕方がなく使っていた事

なんとか使えていた口紅が新色になった時に急に使えなくなった事

新築のマンションに転居した時、強烈な臭いと、目への刺激・頭痛・めまいなどがあったり、貧血が酷くなった事

産廃問題があった時、私の住んでいる所は影響がないと言われていたけれど貧血が一番酷くなった事

ベランダのプランターに殺虫剤を撒いたら、虫より先に自分が死にそう(おおげさ)になった事

農家さんが農薬を撒く方向を間違い、たまたまいた私にめがけて農薬がふりかかってきた時にショックで力が抜けてしまいその夜寝込んだ事。

後、小さい事をあげればキリがありません。


でも、自分が(勝手に)思うには、化学物質過敏症は病気ではないという事です。

自分のお店で扱っている商品説明をする時に、自分の事を例えて説明すると、別れ際に

「お大事に」とか「早く治るといいね」とか言われると???と思います。(多分世の中が変わらないと治らないし)

「不便ね」「可愛そうね」とか言われても???と思います。(便利でも安くても、自分の健康にとって特に悪いものはできるだけ使わない・使えないし)


そんな私の???を解決してくれたのは、EMの講演会で講師の先生が言われた一言でした。

化学物質過敏症の人はとても性能の良いセンサーを持っている」と。

その一言は私にとって、救いの一言でした。

本質を理解してくれる人がいるという事、特に医療にかかわる方が理解してくれている(それはひいては過敏症の人が増えているという事だと思うのだ1けれど)それだけで、明るく頑張ろうと思います。

家の中にある石油系合成界面活性剤の使用を減らす、私はそれだけでもずいぶんと楽になりました。
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