義母の最期に悟った事

義母は幼い頃から身体が弱い人だったそうです。

配偶者と結婚した時、義母から自分はいろいろな病気を持っていると聞かされました。

精神的疾患や思い込みもあり、まわりからは「わがまま」と言われていました。

身体的には心臓や腰や内臓など何度何度も手術して、辛かったと思います。

義父が亡くなってからは、「早く死にたい」「早く迎えに来て」と常々言っていましたので、亡くなった時には「良かったね」と心の底から涙しました。

お通夜の日、湯灌をしていただきました。

身体を清め、きれいにお化粧をしてもらった義母は、こんなに美しい人だったのか?!と思う程美しかったです。

生きている間の母の顔は、何かに対する不服と怒りとわがままで表されていたのだと思いました。

お棺の中の美しい義母の顔を見て、私は、不服やわがままをや怒りを（あっても）出来るだけ面に出さず、誰に対しても優しくしていたい。

そう悟りました。

難しい事ですが。。

人生、誰がいつどうなるかはわかりませんので、その日まで。