先日訪れたギザのピラミッドです。
2000年、2007年に続き、3度目の訪問です。
右が最大(146.6m)となる古代エジプト・古王国時代第四王朝のファラオクフ王のピラミッド、左が次いで大きなカフラー王のピラミッド(高さ143.87m現在は136m)です。
カフラー王のピラミッドの前に佇むのが、スフィンクス像です。
約半年前の「アラブの春」の民主革命以降、観光客が激減しており、4年前に訪れた時と比べて4分の1程度という印象でした。
観光立国のエジプトにとってこれは非常に大きな打撃で、現地の人達の生活はより一層厳しいものになっているようです。
しつこく言い寄り観光客を騙す事で有名な現地のラクダ引きが、客を奪い合って仲間内で喧嘩する光景を眼にし、それをよりリアルに実感しました。
4500年以上前に建てられた、世界でも屈指の有名な遺跡であるギザのピラミッドとスフィンクス。
これまでも数多くの歴史の移り変わりを目にしてきたのでしょうが、今回の「アラブの春」の民主革命は、その目にどのように映っているのでしょうか。。。