拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

Camp Nou(バルセロナ/スペイン)

2011-11-24 | 欧州サッカー&日本代表


欧州最大のスタジアムで、FCバルセロナの本拠地である、カンプ・ノウです。

1957年に建設されたこのスタジアムの収容人数は現在約9万8千600人で、以前は最大収容数が12万人だった時代もあるのだとか。


写真は先週末の昼間に訪れた際に撮影したものですが、ご覧の通り傾斜がすごく、3階席の一番上に立ってグラウンドを見下ろすとかなり恐いです。
(2010年秋に観戦した際は3階席上段だったので、正直立ち上がるのが恐かったです)



なお傾斜はスタンドだけでなく、ピッチも肉眼では分からない程のアンジュレーションがあって真ん中がやや高いそうで、外に行くにつれてだんだん低くなる為、水はけが良いのだとか。

ただ巨大スタジアムの宿命か、芝の状態はそれ程よくない為、定期的に芝生を張り替えているみたいです。


芝の状態の悪さで有名な、ACミラン&インテル・ミラノの本拠地、サンシーロ(スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ)程ではないみたいですが、バルサのようなショートパスを多様するプレイスタイルには、芝のコンディションは非常に重要だと思います。




しかしこのスタジアムの雰囲気は本当に、本当に特別で、これまで自分が訪れたスタジアムの中では、一番大好きなスタジアムです。

サンシーロもそうですが、ドイツ国内ではドルトムントのSignal Iduna Parkが個人的に一番好きなので、例え芝の状態がそれ程よくなくても、熱狂的なサポーター達に愛される欧州のビックスタジアムが、自分は好きです。(南米も2000年の旅中にサンパウロのモルンビーやリオデジャネイロのマラカナン、ブエノスアイレスのスタジアム等を訪れましたが、雰囲気は欧州のスタジアムの方が断然自分は好きです)



カンプ・ノウはUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦を行うことのできる、「UEFAエリートスタジアム」にも選ばれており、1999年には実際に、マンチェスター・ユナイテッドとバイエルン・ミュンヘンのチャンピオンズリーグ決勝の舞台にもなりました。




ここカンプノウで繰り広げられるバルサのサッカーは本当に素晴らしく、自分にとって何度でも訪れたい場所の1つです。





スタジアム名:Camp Nou
住所:Avenida Aristides Maillol 0828 Barcelona
アクセス:Metro:Linia 3「Maria Cristina」駅から徒歩約10分弱、又はLinia 5「Collblanc」駅下車約10分程。
バルセロナ・サンツ駅(Estación de Barcelona Sants)からMaria Cristina駅へはL3で3駅です。