神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

[映画] 世界侵略:ロサンゼルス決戦

2011-09-17 16:51:13 | 映画
『世界侵略:ロサンゼルス決戦』- goo 映画





公開予定直前に東日本大震災があって、不謹慎だと公開が延期されたいわく付きの映画。しかしながら、不謹慎なシーンなどどこにもなかったような。廃墟が出るから悪かったのか。

内容をまとめると、「USマリーンズ強ぇー!」で終わる海兵隊賛美映画。正直言って、海兵隊募集のCMだと言われても違和感がない。

エイリアンの攻め方も、隕石偽装で海岸に突っ込んで、歩兵による奇襲で攻撃開始など、海兵隊出動のためにあつらえたような戦術であり、敵戦力も近代兵器でギリギリ対応できるようになっているし、その意味では計算されつくされている。

前評判でエイリアン弱すぎと聞いていたが、撤退戦ばかりでやられっ放しじゃないかと思っていたが、そこはそれ。最後に大逆転をかましてくれる。

成績優秀な新人少尉が頼りなかったり、退役直前の先任士官が部下を見捨てた過去があったり、民間人が結局死んじゃったりするわけだけれど、それらをすべて乗り越えて、海兵隊の格好良さ、凄さを描く。観客は見終わった後に「USA! USA! USA!」コールしなければならない(笑)

しかし個人的には、最後のモハーヴェ砂漠基地でのシーンなんか、アドレナリンの出過ぎでハイになってるだけに思え、痛々しくて見てられなかった。

こういうのは嫌いじゃないし、十分楽しんだのだけれど、エイリアンがただの狂言回しの敵役に過ぎず、エイリアンである意味が全くないというのがSFファンとしては残念。

イラク兵とかタリバンとかが相手だと、政治的や描写的にいろいろ問題があるだろうから、エイリアンとか、ゾンビとか、バンパイヤとか、人で無い存在(ヒトデナシ)を敵役に安易に持ってくるのだろうが、そんなことだからエイリアンゾンビに公民権運動を起こされてしまうのだ!(それはまた別な話……)


【追記】
間違っちゃいけないが、これは戦争賛美映画じゃなくって、US海兵隊賛美映画。その違いが分からない奴は黙っておれ。


9月16日(金)のつぶやき

2011-09-17 02:54:56 | つぶやき
18:41 from 読書メーター
【ぼくのゾンビ・ライフ/S・G・ブラウン】ぜんぜん笑えない、泣けるコメディホラー。ゾンビ界のローラ・パークス。ゾンビという存在が(ある意味)ここまでの市民権を得たという皮肉。 →http://t.co/tbP2UrEW #bookmeter
19:07 from Tween
なんだ、岡村が子役とお見合いするのかと思った。@テレ東 しかし、浜田何とかはそのまま男の娘で通るな。
21:28 from Tween
うお、窓の外、なんか豪雨だ!
21:30 from Tween
おや、もうやんじゃった。
by kats_takami on Twitter