昨日の9日(日)にて第28回上野の森美術館大賞展の東京展示が終わりました。 お忙しい中、会場まで足を運んでくださいました皆様、ありがとうございました。機会がございましたら、是非ご教示いただけたらと思います。
さて、私の作品は今は亡き小田原動物園のアイドル、おばあちゃん象の“ウメ子”を今回は正面から向き合う形で描きました。 タイトルもずばり『ウメ子』。 彼女の印象は見る方の思い出の中でいろいろだと思います。「こんなだったっけ?」と思われる方も多いかと思いますが、私なりのウメ子像を描いてみました。
アトリエの庭に咲く『シャガ』の花、今が見ごろです。 シャガは学名にIris japonica(日本のアヤメ)の名がありますが、実は中国原産。古い時代に持ち込まれ、日本に定着したそうです。 このシャガ、樹の下や建物の影などによく咲くせいか、花が一日しかもたないせいか、あまりメジャーでは無いように思いますが、よく見ると幻想的でたいへん綺麗です。 庭のシャガは以前は大きな群生を作っていたのですが、お隣の建物の工事で環境が変わり、今はほんの少しだけに。ちょっと寂しいです。
『第28回 上野の森美術館大賞展』の後期展示が始まりました。 この展覧会では作品数が多いため、作家名の五十音順で前期(つ~わ)・後期(あ~ち)に分かれての展示となっています。私は“かつやま”なので後期組。昨日4日(火)から9日(日)までの展示となります。お近くに行かれます方がございましたら、ご高覧いただけたらうれしく思います。