かっつん・あわー ~小さなアトリエにようこそ~

ヨコハマにある小さな絵画教室『あとりえカツヤマ』での生徒さんの作品や制作風景、自身の作品などを紹介しています。

わかりやすく

2016-03-30 11:04:23 | 高等学校
高等学校関係のアップをもうひとつ。 
月曜日に今年度第1回目のオープンキャンパスがありましたが、それに間に合わせて
もう1枚、校名の看板を製作しました。
手伝ってくれたのは新2年生たち。



プラ段と呼ばれている建築資材に文字を下書きし、マスキングテープで固定した後、
アクリル絵具でムラなく彩色しました。
全部で4枚、それぞれに色を変えて塗りました。
この後、テープを外し修正を加えたら完成。 プラ段は凹凸があるので、マスキング
をしてもどうしても文字がガタガタになってしまうためです。



学校へと続く坂道から見えるガラス面に貼りました。
( 内側からなので、若干ガラスが光ってしまいますが ・・・ )
当然、学校の入口にはもっと立派な表札が掲げられているのですが、ちょっと渋すぎて
わからずに通り過ぎてしまう人も多いとのこと。 
そこで今回は単純にわかりやすく、シンプルなデザインになりました。 
少しでも役に立てばよいのですが ・・・ 。
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井の中の蛙

2016-03-29 06:19:24 | 高等学校
もうひとつ卒業関係で毎年恒例なのは “ 卒業文集 ” に載せるイラスト。
例年なぜかペンによる “ 点描 ” で描くことに決めていて 今年は



『 井の中の蛙 』 。 
有名な中国の荘子の言葉から作られたことわざ “ 井の中の蛙大海を知らず ”
とこれに続く文章として日本で考えられ、いつの間にか追加された ( されること
のある )  “ されど空の深さ ( 青さ ) を知る ” についての簡単な
文章を添え卒業生に贈る言葉としました。

“ 井の中の蛙 ” になれ !  いや、なるな !?

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卒業生カレンダー

2016-03-26 05:42:06 | 高等学校
毎年恒例、高等学校の卒業生によるカレンダー作り、今年も “ 卒業式 ” に
間にあわせるようになんとか完成です。



今年も二版の木版画。 卒業生ひとりひとりが自分の好きな文字 ( 漢字1字 )
をテーマにデザインを考え、制作しました。
この企画をはじめてもう10年。 少し形を変えたい気持ちもありますが、
なかなか新しい良いアイデァが出ずに歳月が ・・・ 。

思い出のひとつになってくれれば良いのだけれど ・・・ 。
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ヒール ・ キャラ を作ろう

2016-03-22 08:18:48 | アトリエ
時間がちょっと前後してしまいますが、アトリエの子供教室にて女の子たちが
『 つるし雛 』 を作っている間、男の子たちも立体造形を楽しみました。 
そのひとつが 『 ヒール ・ キャラ 』 作り。 今回はいつも “ やりがち ” な
かっこいいヒーローではなく、わざと 『 悪役 』 の方に焦点をあててみました。 
実際、特撮ものでもアニメでも良い作品には必ずと言っていいほど魅力的な
『 敵役 』 が出て来ます。中には主役を食べてしまうものもいますね。



さて、制作はイメージをラフスケッチで起こした後、針金で骨格づくり。 
そしてその上から粘土を貼り付けて制作します。 作品は N・O くんのもの。



N・O くんの作品は細身なので、より骨格の針金が重要です。 粘土は人形作り
ができるものを使っていますが、それでも面が狭いために接着力が弱く、ひび
割れも起こりやすいため、何度もボンドで修正しながら制作しました。
また、細かいところは一度乾燥させた後、彫刻刀などで削って作ります。



立体なので裏側などにも注意。 どの角度から見てもバランスがとれるように。



乾燥後にアクリル絵具で彩色。
造形が面白くても色で失敗してはたいへん。塗り残しができないよう、何度か
重ねて色を塗りました。



さらにニスを塗って完成。 ドラゴンの仲間でしょうか。ちょっと ゲーム ・ キャラ
の影響が強いようですが、二次元の平面作品でなく三次元の立体として制作
することにより、よりイメージを強く持てたと思います。

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絵具で

2016-03-21 07:40:02 | アトリエ
“ 花束のある静物画 ” 、低学年生はクレヨンでの制作したが、高学年生と
少し絵具に慣れている人たちはアクリル絵具を使って描きました。

  

クレヨンはかなり勢いで描きましたが、絵具は少し時間を使い、2週間で
少し丁寧に描きました。
残念ながら植物は2週はもたなかったので、2週目は下の器物を中心に色を
重ねて描き込みました。

  
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花束のある静物

2016-03-18 08:26:26 | アトリエ
どうもパソコンがそろそろ ・・・ で、アップ出来たりできなかったり。
アトリエの方は 『 つるし雛 』の工作課題が終わったので、絵画作品へ。 
はじめ白黒のデッサンを予定していましたが、 “ 卒業式 ” などでとても
素敵な花束を頂きましたので、ちゃっかりそれをモチーフに使わせて頂き、
カラフルな色を使った表現としました。



低学年生は “ クレヨン ” を使い、どんどん思い切って彩色してもらいました。



できるだけ固有色だけにならないように。とくに今回は “ 花瓶 ” も
変わったものだったので、色を重ねて工夫して描くように指示。 
また、 『 かすみ草 』 などの細かいもので後からだと色がどうしても
乗らない場合は “ アクリル絵具 ” で上から描き足した人もいます。

 

 



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みゆき画廊 50 周年記念

2016-03-14 15:23:55 | その他
昨日の日曜日、 東京 「 一ツ橋 」 の “ 如水会館 ”にて 『 みゆき画廊 』 の
50周年を祝うパーティーが盛大に行われました。
私も個展を開かせて頂きました関係で出席して参りました。 ( お教室は臨時の
お休みを頂きました。 )



『 みゆき画廊 』 は東京銀座のみゆき通りと外堀通りの交わる交差点の角、
第二東芝ビルの二階にありますギャラリーです。
ここに画廊を開いたのは当時の東芝の重役の娘さんで、今では伝説の女性
として語り継がれる 「 “ ベイリィさん ” こと 加賀谷 澄江 さん 」 、
そしてその意思を継ぎ今日まで画廊を守って来られたのは 「 牛尾 京美 さん 」 。
お二人の女性の力と多くのスタッフや画家、彫刻家、評論家、コレクターなど
美術関係者の繋がりの中で時を重ねた画廊。 
パーティーはそんな “ 重み ” の中に “ 柔らかさ ” が伝わるとても素敵な
ものでした。



『 みゆき画廊 』 は今月、ビルの解体にともない、その長い幕を閉じます。 
ひとつの時代が終わり、また新しい時代が始まる ・・・
その中に自分も生きているんだなぁ。

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祝 卒業

2016-03-09 06:43:06 | 高等学校
3月は “ 卒業 ” の月。 私が非常勤講師を務めます高等学校でも昨日が
卒業式、74名の生徒たちが社会へと飛び立ちました。



プランター・アートもこの日1日のために描き換え。 卒業する2年生たちに変わり
1年生たちが制作しました。
卒業おめでとうございます。 みなさんの輝く未来へ乾杯 !
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3月のカレンダー

2016-03-07 08:45:44 | アトリエ
おおっ ~ と、いけない。 忙しくしていたらもう3月に突入してしまいました。
昨年末にこども教室のみんなで作ったカレンダー、3月を担当してくれたのは
HI ちゃん。



定番のお雛様で。 色鉛筆を淡く使って描いているので、写真ではちょっと
見辛くなってしまいましたが、丁寧にリアルに描いてくれました。
実は HI ちゃんはクラブ活動のバスケットボールが忙しくなり、昨年でアトリエは
卒業となったのですが、小さな頃から8年間も続けて通ってくれました。
また遊びにおいで ~ 。
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つるし雛  最終

2016-03-04 01:54:09 | アトリエ
アトリエのこども教室、女の子たちの 『 つるし雛 』 作り。
最後はそれぞれに作った作品を紐で結んで吊るします。



市販のものですと丸い輪の形のものから吊るされることが多いのですが、
今回はオブジェの数もそう多くありませんし、丸いと壁などには掛けにくい
と思い、短く切った木の棒に “ 千代紙 ” を貼り付け、そこから三本の紐を
垂らして飾りを吊るすことに



こんな感じで繋げました。

制作の時間がぎりぎりになってしまい、完成作をきちんとした形で撮影でき
なかったのですが、何人かご紹介。







こんな感じに仕上がりました。
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