『清閑亭』について色々とご紹介してきましたが、では、なぜ清閑亭で個展を?
“ウメ子展”を彼女が育った『小田原』の地で開催したいと会場を捜していた私ですが、初めてこのお話を伺った時は正直とまどいがありました。
それは、本来絵画とは部屋に飾って楽しむためのものであり、しかも『日本画』と言えば、和風の家には最適のように感じられるかもしれません。 ところが・・・今、私の制作している作品はどちらかと言うと“展覧会”や“ギャラリー”での展示を目標としたものが中心となっています。
ですから、本末転倒のような気もしますが、一般的な室内に飾ることをあまり意識されていません。
想像してみてください。展覧会用の150号、100号の絵が自宅に欲しいと思いますか? (このことについては先々もっと考えながら制作に向き合わなくてはとは思いますが・・・)
清閑亭はご紹介してきたとおりの純和風建築、数寄屋造り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/01/0b541e492224e054bab5b44a54bab5da.jpg)
しかも、あのNHKの『美の壺』でも紹介されるほどの歴史的な建造物です。 むやみに釘を打ったり、ものを移動させたりは出来ません。 とても作品の展示には向かないのでは・・・
そんな思いを解決してくれたのがこちら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/71/52d4d52a3c7a6795a53c2853a7847f19.jpg)
『蔵』の存在です。
私が初めて『清閑亭』を訪ねた4月の時には、まだ蔵として荷物置き場のようになっており、一般の方は“立ち入り禁止”状態でしたが、聞けば近々“ギャラリー”用として改装されるということ。(現在は立派に作品が飾れるようになっています。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/51/8b88352e7dd7ca57ef08c10cc4a6dc29.jpg)
ここならば、大きな“ウメ子”も飾れるかもしれない!
しかも、天井が高くて、ちょっと薄暗く、落ちついた空間がウメ子が育った“象舎”を偲ばせるものがあり、ここならウメ子も喜んでくれるのでは・・・
後日、スタッフの方にお願いして作品を借り置きさせてもらいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/86/6d19cb03feb2213540287c7a730672e6.jpg)
いかがでしょう?
清閑亭での個展は9月14日(水)から、いよいよ後2週間あまりとなりました。
勝山治実個展 『ウメ子イン清閑亭』、委細はこちらを。
“ウメ子展”を彼女が育った『小田原』の地で開催したいと会場を捜していた私ですが、初めてこのお話を伺った時は正直とまどいがありました。
それは、本来絵画とは部屋に飾って楽しむためのものであり、しかも『日本画』と言えば、和風の家には最適のように感じられるかもしれません。 ところが・・・今、私の制作している作品はどちらかと言うと“展覧会”や“ギャラリー”での展示を目標としたものが中心となっています。
ですから、本末転倒のような気もしますが、一般的な室内に飾ることをあまり意識されていません。
想像してみてください。展覧会用の150号、100号の絵が自宅に欲しいと思いますか? (このことについては先々もっと考えながら制作に向き合わなくてはとは思いますが・・・)
清閑亭はご紹介してきたとおりの純和風建築、数寄屋造り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/01/0b541e492224e054bab5b44a54bab5da.jpg)
しかも、あのNHKの『美の壺』でも紹介されるほどの歴史的な建造物です。 むやみに釘を打ったり、ものを移動させたりは出来ません。 とても作品の展示には向かないのでは・・・
そんな思いを解決してくれたのがこちら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/71/52d4d52a3c7a6795a53c2853a7847f19.jpg)
『蔵』の存在です。
私が初めて『清閑亭』を訪ねた4月の時には、まだ蔵として荷物置き場のようになっており、一般の方は“立ち入り禁止”状態でしたが、聞けば近々“ギャラリー”用として改装されるということ。(現在は立派に作品が飾れるようになっています。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/51/8b88352e7dd7ca57ef08c10cc4a6dc29.jpg)
ここならば、大きな“ウメ子”も飾れるかもしれない!
しかも、天井が高くて、ちょっと薄暗く、落ちついた空間がウメ子が育った“象舎”を偲ばせるものがあり、ここならウメ子も喜んでくれるのでは・・・
後日、スタッフの方にお願いして作品を借り置きさせてもらいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/86/6d19cb03feb2213540287c7a730672e6.jpg)
いかがでしょう?
清閑亭での個展は9月14日(水)から、いよいよ後2週間あまりとなりました。
勝山治実個展 『ウメ子イン清閑亭』、委細はこちらを。