アトリエの中学生、H・Nくんが9月から少しずつ制作してきた建築の模型が昨日完成しました。素材はスチレンボートを中心に厚紙・プラバン・砂・小石など。一部模型用の素材の力も借りましたが、瓦を1枚1枚貼り込んだり、壁面をアクリルのモデリング・ペーストで凹凸をつけて素材感を出すなど工夫して作りました。 表札が本人名でしたので、将来こんな家を建てるのかな?趣のある立派な家ですね。
先週の土曜日、アトリエのある横浜地方は激しい雨模様の天気、そんな中でのこども教室で・・・
H・Oくん、使い終わったパレット洗いをちゃっかり天然の雨に・・・
「こらぁ、ちゃんと手で洗わんかいっ!」
と叱ったものの・・・
「あれ、以外と綺麗。」 「しかもエコ?」
この後、パレット洗い用の水をしっかりバケツに溜めこんだのは私です。
H・Oくん、使い終わったパレット洗いをちゃっかり天然の雨に・・・
「こらぁ、ちゃんと手で洗わんかいっ!」
と叱ったものの・・・
「あれ、以外と綺麗。」 「しかもエコ?」
この後、パレット洗い用の水をしっかりバケツに溜めこんだのは私です。
本日も一般コースの生徒さん作品から N・Kさんの彼岸花と小さなお地蔵さんの作品。10号の油彩作品です。 以前に旅した彼岸花の群生地の風景に別に取材した小さな石仏をイメージで加えて描きました。 今年に身られたお母さまへ捧げる心のこもった一品です。
アトリエ一般コースの生徒作品から
一般コースは制作のスパンが長く何カ月もかけてひとつの作品に取り組むので(アトリエは基本的に週1回です。)なかなかご紹介ができませんが、この秋に何点か完成作が出来ました。
今日、載せたのはT・Sさんの作品。アクリル絵具での制作です。動物は一体でもなかなか難しいですが、群像となると全体の流れや複雑な空間などまた違った意味での難しさがでます。T・Sさん絵具を何度も重ね塗りながら、30号の大作を完成させました。
一般コースは制作のスパンが長く何カ月もかけてひとつの作品に取り組むので(アトリエは基本的に週1回です。)なかなかご紹介ができませんが、この秋に何点か完成作が出来ました。
今日、載せたのはT・Sさんの作品。アクリル絵具での制作です。動物は一体でもなかなか難しいですが、群像となると全体の流れや複雑な空間などまた違った意味での難しさがでます。T・Sさん絵具を何度も重ね塗りながら、30号の大作を完成させました。
アトリエのこども教室、高学年クラスのカレンダーは木版画での制作です。 今年は一版多色摺り。一枚の版木を彫り、部分部分で色を変えて摺って行く技法です。
N・Tくんの制作を追いながら、摺りの過程を見てみましょう。
1色目は空の色、夕焼けのオレンジ色を摺りました。 すでに何版か摺った後での撮影でしたので、多少他の色が出てしまいました。
2色目は中間の山の濃い黄色、N・Tくんはカレンダー“秋”の担当、紅葉の風景です。
3色目は遠くの山並み、黄緑色です。
4色目は近くの森、濃い緑で摺ります。本体はまだ彩色していませんがもうおわかりですね。
5色目は『赤トンボ』の本体の濃い赤を。そして・・・
6色目に羽根の白を摺って完成です。
一版多色摺りでは、多版を使った木版画と違って重ね摺りの微妙な効果の表現は難しいものの、彫る版木が一版で済み、摺りも場合によっては一回で済ませてしまうことも出来るため(ここでは、摺りが粗くなってしまうため1色ずつ摺るようにしています。)、彫刻刀さえ使えれば、こどもでも制作が可能です。
N・Tくんの制作を追いながら、摺りの過程を見てみましょう。
1色目は空の色、夕焼けのオレンジ色を摺りました。 すでに何版か摺った後での撮影でしたので、多少他の色が出てしまいました。
2色目は中間の山の濃い黄色、N・Tくんはカレンダー“秋”の担当、紅葉の風景です。
3色目は遠くの山並み、黄緑色です。
4色目は近くの森、濃い緑で摺ります。本体はまだ彩色していませんがもうおわかりですね。
5色目は『赤トンボ』の本体の濃い赤を。そして・・・
6色目に羽根の白を摺って完成です。
一版多色摺りでは、多版を使った木版画と違って重ね摺りの微妙な効果の表現は難しいものの、彫る版木が一版で済み、摺りも場合によっては一回で済ませてしまうことも出来るため(ここでは、摺りが粗くなってしまうため1色ずつ摺るようにしています。)、彫刻刀さえ使えれば、こどもでも制作が可能です。
さて、11月に入って我が『あとりえカツヤマ』の方は・・・
こども教室は毎年恒例の“カレンダー作り”に突入。カレンダーは在校生分の枚数が必要な為、毎年「版画表現」を中心に制作しています。(パソコンで作れば簡単なのですが、やはり、一枚一枚の手作りにこだわりたい。)
今年、低学年生が選んだのは『スタンプ版画』。 彫刻刀やカッタ―などの刃物が使えない低学年生は厚紙をはさみで切って作れる紙版画的なスタンプ表現としました。
スタンプは同じ形のものを何個も画面上に配置でき、一枚ずつ構成や色を変えることができるのが魅力ですね。 制作した原画の下に日付を入れてカレンダーとします。
こども教室は毎年恒例の“カレンダー作り”に突入。カレンダーは在校生分の枚数が必要な為、毎年「版画表現」を中心に制作しています。(パソコンで作れば簡単なのですが、やはり、一枚一枚の手作りにこだわりたい。)
今年、低学年生が選んだのは『スタンプ版画』。 彫刻刀やカッタ―などの刃物が使えない低学年生は厚紙をはさみで切って作れる紙版画的なスタンプ表現としました。
スタンプは同じ形のものを何個も画面上に配置でき、一枚ずつ構成や色を変えることができるのが魅力ですね。 制作した原画の下に日付を入れてカレンダーとします。
今年の『BB祭』での美術室展示、もうひとつの目玉はカフェの壁面や木の形をした本棚に並べられた“絵本”です。
この課題は2年生に描いてもらった課題で、正確に言うと“絵のある本を作ろう”。 内容は基本的に自由とし、本という形態を取れば、小説のように文章を中心にして小さく挿絵を入れたり、漫画等でもかまわないとしました。
本を作ることは一枚の絵と違って、全体の構成が複雑で、絵画、デザイン等の様々な要素が入り組んで来るので、真剣に取り組むとすごく勉強になります。また、内容も自分の考えていることがその一冊に現れてしまうのでちょっと怖いような面も。
お客様、短い時間ながらも様々な本を手にとっていただけました。
如何でしたでしょうか。
この課題は2年生に描いてもらった課題で、正確に言うと“絵のある本を作ろう”。 内容は基本的に自由とし、本という形態を取れば、小説のように文章を中心にして小さく挿絵を入れたり、漫画等でもかまわないとしました。
本を作ることは一枚の絵と違って、全体の構成が複雑で、絵画、デザイン等の様々な要素が入り組んで来るので、真剣に取り組むとすごく勉強になります。また、内容も自分の考えていることがその一冊に現れてしまうのでちょっと怖いような面も。
お客様、短い時間ながらも様々な本を手にとっていただけました。
如何でしたでしょうか。
さてY校別科の文化祭『 BB祭 』、美術室の今年の展示は?
岩石で作られた門の上には 『 Green Cafe 』 の文字。 横になにやら無料カフェとあります。
洞窟風の入口を過ぎると中には教室を改造したカフェテラスが
そう、今年は先に紹介した生徒の作った陶芸作品でお茶を飲んで頂く喫茶店です。 生徒が将来携わる理容・美容業は究極のサービス業。文化祭にわざわざ来て頂いた方に心を込めてお茶の接待をすることはとても大切なはず。しかもそれが自分で作った『器』でだったら・・・そんな思いでこの企画を立てました。
出番を待つ器たち。 生徒がはじめて作った器です。飲みにくいものも多かったことと思いますが・・・
おかげ様で11時以降はほぼ満席状態に。
みなさまありがとうございました。
岩石で作られた門の上には 『 Green Cafe 』 の文字。 横になにやら無料カフェとあります。
洞窟風の入口を過ぎると中には教室を改造したカフェテラスが
そう、今年は先に紹介した生徒の作った陶芸作品でお茶を飲んで頂く喫茶店です。 生徒が将来携わる理容・美容業は究極のサービス業。文化祭にわざわざ来て頂いた方に心を込めてお茶の接待をすることはとても大切なはず。しかもそれが自分で作った『器』でだったら・・・そんな思いでこの企画を立てました。
出番を待つ器たち。 生徒がはじめて作った器です。飲みにくいものも多かったことと思いますが・・・
おかげ様で11時以降はほぼ満席状態に。
みなさまありがとうございました。
昨日、文化の日に行われました横浜商業高等学校別科の文化祭、“BB祭”は無事に終了致しました。 別科の文化祭の目玉は何と言っても『ヘア・ショウ』です。 ステージとなった多目的ホールに多くのお客様を迎え、独特な緊張感の中、今年は『自然』をテーマに“海”“大地”“雨”“光”の各グループに分かれた生徒たちが流れるような華麗な舞台を展開してくれました。
ひとつのショウを完成されるのはこの世界で駆け出しの生徒さんたちにとっては並大抵のことではありません。途中様々な問題にぶつかりながらも短期間でまとめあげた生徒さんたちに大きな拍手を贈りたいと思います。素敵なステージをありがとう。そして生徒さんはじめ関係者の皆さまお疲れさまでした。
ひとつのショウを完成されるのはこの世界で駆け出しの生徒さんたちにとっては並大抵のことではありません。途中様々な問題にぶつかりながらも短期間でまとめあげた生徒さんたちに大きな拍手を贈りたいと思います。素敵なステージをありがとう。そして生徒さんはじめ関係者の皆さまお疲れさまでした。
今日は“文化の日”、私の勤める高等学校の文化祭 『BB祭』 の当日です。
今年の美術室の出し物は、
窯につめて
はいっ、焼き上がり~
そう、陶芸作品を中心とする展示? となります。
さて、上手く行きますか。 これから行って参ります。
今年の美術室の出し物は、
窯につめて
はいっ、焼き上がり~
そう、陶芸作品を中心とする展示? となります。
さて、上手く行きますか。 これから行って参ります。