夏休みの“こども特別教室”を前に、『あとりえカツヤマ』が新しくなりました!
と、言いましても・・・
看板だけでーす。
色のついたタイルを砕き、それを細かく貼り合わせて描く、タイル・モザイクで作ってみました。 この作品、実はもうかなり前にこども教室の生徒さんにも手伝ってもらって作りはじめたのですが、なかなか手間がかかりすぎて一時中断、このたびやっとの思いで完成です。 しかし、この看板かなり重たいので、教室のある日だけイーゼルに乗っけて出すことにしています(意味ねーじゃん)。 まっ、そう言わずに前を通りかかりましたら、「おー、ここじゃん、やってるな。」と暖かい気持ちで見てやってください。よろしく!
アトリエのこども教室、高学年の生徒さんにはちょっと難しい静物画の課題に挑戦してもらいました。 上のアップ、細い面相筆で画面に点を置き、コーラのボトルを描いているのはH・Nくん。 いわゆる“点描画”でありますが、普通のペンで描く白黒の点描ではなく、絵具で、しかも、“三原色”の点描だけで描いてみました。 最近のテレビコマーシャルにもありますが、色のほとんどは三原色とその混色で再現できます。さらに、絵具を混ぜ合わせて色を作るのではなく、『印象派』のように原色の点を用い、その併置混色を利用することで、濁りのない画面ができます。 その実験的な課題です。 はたして完成は?
お見事! なかなかの力作が出来ました。
こちらはH・Nくんの作品、逆光の感じがよく出せていますね。
展覧会のご紹介です。 昨日、26日より、『08会横浜市教職員グループ展』が横浜の関内にあります画廊『楽』さんで始まり、私も早速おじゃまして来ました。
この展覧会は、現在横浜で中学校の美術の先生をしておられる八名の方々のグループ展で、08年に同時に採用になった若手の先生方の集まりです。私が高校の非常勤で御一緒したT先生も出品されています。
先生方は、ひとくちに美術と言ってもそれぞれの得意な専攻が異なるため、会場は絵画あり、彫刻あり、陶芸ありと様々で楽しいものです。 先生方は学校のことだけでもすごく大変な毎日と思いますが皆さんなかなかの力作揃い、頭が下がります。 今回で2年目とのこと、これからも益々続けて頑張って欲しいと思いました。
08会 横浜市教職員グループ展
2010年7月26日(月)~8月1日(日)
AM11:00~PM6:00 (最終日PM4:00まで)
アトリエのこども教室、先週の授業では他の課題に混じって毎年恒例の“紙漉(かみすき)”をやってもらいました。和紙は本来、楮や三俣などの植物から作りますが、本校での紙を作る材料は新聞紙と書き損じた書道用の和紙を使う所謂リサイクル紙作りです。 これらの素材を細かく切り、ミキサーでドロドロに溶かしたものを木枠ですくって作ります。写真のUちゃんは、はじめての紙作り、先輩のHちゃんたちに教えてもらいながら楽しく挑戦しました。 今週の授業で、この自分で作った“はがき”で暑中お見舞いを描きます。
アトリエのこども教室、先日“花火のコンクール”についての記事を載せましたが、今、もうひとつ生徒さんに制作してもらっているのがこちら、
“かまぼこ板に絵を描く”コンクールです。 かまぼこ板を使った展覧会は全国にいくつかあるようですが、こちらの展覧会はかまぼこの産地として有名な神奈川県の小田原にあります『鈴廣』さんの主催で隔年で行われているもので今年で14回目となります。 食べ終わった後のかまぼこ板を二枚以内で使って、絵画はもちろん、立体的なものまで作れるので、皆工夫して楽しく制作しています。子供さん達だけでなく、大人の方のエントリーも可能ですし、展示では入選者だけでなく、すべての作品を飾ってくれるのもうれしいです。 皆さんもよかったら是非。
今はまだ出品前なので完成作品の公開できませんが、なかなか面白い作品があるようです。