備忘録
昨日中に出てきた報道で、今後特に相場に英供養を与えそうな項目は
WHOによる「非常事態宣言」が出ると、一気に売りが加速する、とするアナリストや投資家が多いよう。
今朝までには、この宣言は出ていませんが、昨日の報道で、中国は、27日以降の団体での海外渡航禁止を指示したようです。
しかし、これは遅すぎたのではないかという気がしています。春節の休暇入り前に中国政府が渡航禁止令を出していれば、と思いますが、間に合わずです。
辛辣な報道によると、武漢を含む湖北省政府が発症を隠蔽し、中央政府へ虚偽の報告をしたことが発覚しています。当初の報告を聴いて、中央政府は全く危機感を持っていなかったようですが、ある時点を過ぎてから、発症例の報告が相次ぐようになってきています。
それは、少しうろ覚えですが、20日頃(18日19日か)に二日間にわたって、湖北省内で、共産党の重要な省会議が二つ予定されていて、これをとにかく実施したいとする地方政府の意向があり、感染症を小規模のものとして、無視あるいは、ないことのようにしたのかもしれないと考えられると報道しています。
この会議が終わってから、徐々に感染例や死亡者が出てくるようになりますが、それでも数を過少に抑えて報告していたようです。このようになって地方政府は中央政府へ実情を伝達し、中央政府は最初は軽く受け止めていたようですが、拡大情報が伝わってくるようになり、さらに、WHOの動きも伝わり、中央政府は危機感を持ったということのようです。
その後の動きは、鉄道や空港の封鎖などですが、昨日、中央政府による、27日からの中国人民の団体での海外渡航禁止が発出されました。
これで感染拡大が止まればよいのですが、そうならなかった場合、WHOによる「非常事態宣言」が発出される可能性が強くなってきます。
WHOが発出しなくても、中央政府による「海外渡航禁止令」が出たことで、事態の重さを知ることができますから、投資家は一旦リスクオフの動きをさらに強めてくることが予想されます。
春節時期の経済活動は、例年少し低下すると思われますが、これに感染症騒ぎが加わると、例年よりも、活動停止あるいは縮小の期間が長くなりますから、大きめの経済活動低下を招くと思われます。
病原菌の発症エリアとされる武漢の生鮮市場は再開は困難になる恐れもあります。また、周辺の事業も影響を受けて、経済活動はしばらくは下降縮小傾向となることが予想されます。
この1月20日以降の中国の経済指標がどのようなものとなるか、アナリストは注目していると思われます。
武漢の東には上海、西には成都や重慶があり、武漢自体が人口1100万人以上という大都市ですから、初動の失敗が感染拡大へとつながりそうです。
追伸 20時32分です。今夕、政府は、武漢在住の日本人について、中国政府との調整が整い次第、希望者全員をチャーター機で脱出させる、と発表。他の国の中にも、同様の措置を取り国がある模様。政府も、非常緊急性を認識した模様。こうなると、明日の市場では、寄付きからGDしてくるかもしれません。
追伸 27日早朝5時46分です。 本邦が行なう武漢からのチャーター便での脱出には、ANA全日空が担当するようです。武漢にある日本領事館が希望者を取りまとめたところ約460人が帰国を希望しているようです。
実施予定は28日になりそうとのこと。新型肺炎の感染はやはり拡大しているようです。中国政府が発表している数値よりもかなり多いようです。WHOがどう動いてくるか。
27日朝、5時56分現在のドル円相場は108.87円付近で取引されているようです。想定シナリオのように相場はGDしてきたようです。先週金曜日の引け値は、109.275円でした。
昨日中に出てきた報道で、今後特に相場に英供養を与えそうな項目は
WHOによる「非常事態宣言」が出ると、一気に売りが加速する、とするアナリストや投資家が多いよう。
今朝までには、この宣言は出ていませんが、昨日の報道で、中国は、27日以降の団体での海外渡航禁止を指示したようです。
しかし、これは遅すぎたのではないかという気がしています。春節の休暇入り前に中国政府が渡航禁止令を出していれば、と思いますが、間に合わずです。
辛辣な報道によると、武漢を含む湖北省政府が発症を隠蔽し、中央政府へ虚偽の報告をしたことが発覚しています。当初の報告を聴いて、中央政府は全く危機感を持っていなかったようですが、ある時点を過ぎてから、発症例の報告が相次ぐようになってきています。
それは、少しうろ覚えですが、20日頃(18日19日か)に二日間にわたって、湖北省内で、共産党の重要な省会議が二つ予定されていて、これをとにかく実施したいとする地方政府の意向があり、感染症を小規模のものとして、無視あるいは、ないことのようにしたのかもしれないと考えられると報道しています。
この会議が終わってから、徐々に感染例や死亡者が出てくるようになりますが、それでも数を過少に抑えて報告していたようです。このようになって地方政府は中央政府へ実情を伝達し、中央政府は最初は軽く受け止めていたようですが、拡大情報が伝わってくるようになり、さらに、WHOの動きも伝わり、中央政府は危機感を持ったということのようです。
その後の動きは、鉄道や空港の封鎖などですが、昨日、中央政府による、27日からの中国人民の団体での海外渡航禁止が発出されました。
これで感染拡大が止まればよいのですが、そうならなかった場合、WHOによる「非常事態宣言」が発出される可能性が強くなってきます。
WHOが発出しなくても、中央政府による「海外渡航禁止令」が出たことで、事態の重さを知ることができますから、投資家は一旦リスクオフの動きをさらに強めてくることが予想されます。
春節時期の経済活動は、例年少し低下すると思われますが、これに感染症騒ぎが加わると、例年よりも、活動停止あるいは縮小の期間が長くなりますから、大きめの経済活動低下を招くと思われます。
病原菌の発症エリアとされる武漢の生鮮市場は再開は困難になる恐れもあります。また、周辺の事業も影響を受けて、経済活動はしばらくは下降縮小傾向となることが予想されます。
この1月20日以降の中国の経済指標がどのようなものとなるか、アナリストは注目していると思われます。
武漢の東には上海、西には成都や重慶があり、武漢自体が人口1100万人以上という大都市ですから、初動の失敗が感染拡大へとつながりそうです。
追伸 20時32分です。今夕、政府は、武漢在住の日本人について、中国政府との調整が整い次第、希望者全員をチャーター機で脱出させる、と発表。他の国の中にも、同様の措置を取り国がある模様。政府も、非常緊急性を認識した模様。こうなると、明日の市場では、寄付きからGDしてくるかもしれません。
追伸 27日早朝5時46分です。 本邦が行なう武漢からのチャーター便での脱出には、ANA全日空が担当するようです。武漢にある日本領事館が希望者を取りまとめたところ約460人が帰国を希望しているようです。
実施予定は28日になりそうとのこと。新型肺炎の感染はやはり拡大しているようです。中国政府が発表している数値よりもかなり多いようです。WHOがどう動いてくるか。
27日朝、5時56分現在のドル円相場は108.87円付近で取引されているようです。想定シナリオのように相場はGDしてきたようです。先週金曜日の引け値は、109.275円でした。