FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 今週は雇用統計発表があります。

2020-06-01 07:54:53 | 日記
おはようございます。6月1日月曜日です。広島は曇り、九州南部は梅雨入りしたとか。この影響か、心なしか梅雨入り前の湿り気の多いような空模様。広島地方では梅雨入りはもう少し先のことと思われますが、晴れたときは夏空の様相となって、雲は入道雲を思わせるようなものまで出てくるようになっています。季節は立夏から小満に入り、まもなく芒種、そして、夏至へと向かう時期になっています。今年の夏は、思いのほか暑い夏となるのかもしれません。そんな気がしています。

さて、相場です。先週金曜日のNY市場では、株価はダウ平均は軟調な動きでしたが、ナスダックやSP500は引けにかけて反発上昇して引けています。金曜日には、トランプさんの記者会見がありましたが、その内容は、市場の想定内のものとなり、当初下げていた株式市場は値を戻しています。市場は反応していないようです。

香港の国家安全法を巡り、米中対立が鮮明になりつつあります。米英は歩調を合わせてきています。米国は香港に与えていた特典をはく奪し、貿易には関税を課すようになるのかもしれません。

また、香港では、特に市場関係者の間では、海外投資家が香港や中国から資金を引き揚げるのではないかと危惧されています。中国側から見れば、この動きはあまり痛くはなさそうです。中国内にある資金が中国や香港の市場へ投入されるだろうと考えられています。それで市場を支えられるかどうか、です。

中国共産党幹部の子息が欧米の大学へ留学していますが、その子息が米国内に開設した銀行口座には、留学費用と思えないほどの多額の金額が入っており、これは、中国から持ち出されたリスク逃避資金ではないかと考えられています。さらに、留学している人物が純粋に研究目的ではなく、研究成果や情報を盗み取るために国から派遣されているとみられています。これについて、トランプさんは、このような人物はスパイとして検挙するとか、強制送還すると明言しています。ビザ発給も厳しくするとか。当然のように、中国は猛反発。

中国が先週、全人代を開催したのも、香港への国家安全法の導入を最優先にしたためと言います。9月には香港の議会議員の選挙があるようですが、その前に、この法律の導入を決め、香港の民主派を抑え込む目的があると言います。香港の民主派は黙ってしまうのか、反撃に出てくるのか、香港情勢から目が離せなくなりそうです。香港の民主派が抵抗しても国家安全法の成立にはすでになんの支障もないようです、、、。

しかし、市場はまだこの事の重大さに気が付いていないのかもしれません。相場の動きにはまだ意識した兆しがないようです。今週以降、どのような反応をしてくるのか注目しています。

米国内では、警官が黒人住民を制圧死させたことへの反感が強まり、米国内各地で警官の人種差別に対し憤りが出てきて、デモが多発して来ています。これから経済活動を再開しようとしている矢先に新たな問題が発生し、トランプさんは窮地にあるのかもしれません。大統領選挙にとってはマイナスになりそうなことです。目先の経済対策や新型コロナ対策に加え、人種問題にも目を向けなければならなくなってきたようです。一部暴徒化したデモ参加者が店舗を破壊する行動をとっているようです。これは経済回復を遅延させ、景気回復期待を委縮させてしまうのか、チェック。

このような背景がある今週の相場ですが、このような中でも取引は行われ、「不安と期待」が入り混じり、売買を織りなしてきます。本日は23時に米国指標のISM製造業景況指数が出てくると思われます。これは経営者のマインドの状況です。予想では、先月よりは向上しているようですが。今週は経済指標結果で相場は動いてくるのかもしれません。いろいろと出てきます。

本日月曜日の動きでは、先週金曜日のNY市場の影響を受けると思われ、まだ上昇傾向を維持するのかもしれません。この場合、107.90円のストップを巻き込んでさらに上昇し、5月27日高値107.946円を目指すようになるかもしれません。東京仲値公示タイムまでや14時以降の動きは要注意になりそうです。雇用統計までに何往復させるか、などなど投機筋はいろいろなシナリオを描いていると思われます。

金曜日のドル円では、6時の寄付き値を上抜いて引けていますが、ドル指数では、戻りは鈍く、6時寄付き値よりも下げて引けています。これをどう理解していくか、、、。

為替情報によると、107.90円、108.00円、108.10円、108.20円にはストップロス買いがセットされているようです。特にサイズが大きいのは、108.10円のようです。
昨日書いたブログでは、短期の投機筋が一般大衆投資家を誘い込むためにセットした可能性を指摘しています。ストップロス買いを成功させて相場を持ち上げた後、投機筋はポジションドテンで売り込んでくる可能性が大きくありそうです。

しかし、思い込みはしないようにしたいと思います。一般大衆投資家はこう考えているだろうと、投機筋はお見通しかもしれません。

短期の投資家は、今週金曜日の雇用統計までどのように稼いでいくか、さらに12日のMSQへ向けての動きの中で、どのように稼いでいくかを考えていると思われます。重要なのは、雇用統計発表日ではなく、MSQ日なのかもしれません。

特に8日の週は、オプション売買も積極的となり、指数先物取引が市場を主導するかもしれません。相場は乱高下しやすくなると思われ、要注意の週になりそうです。

次のMSQは9月11日となります。それまでの期間は、夏相場の取引となります。夏休みを終えた投資家が市場へ戻って来るのもこのMSQの時期になります。

最近特に言われ始めたことに、発展途上国の債務問題があります。借金漬けになっている発展途上国では、新型コロナによる不況で、債務の返済が困難になっているようで、デフォルトの可能性も出てきているようです。この問題については、米国とFRBが動かないと解決の糸口は見つからないと言います。さらにパリクラブという先進国の集まりなども重要になると言います。これから少し関心を持ってみていこうと思います。アルゼンチンはすでに7回目のデフォルトを宣言しています。デフォルト慣れをしてきたのか?返済意思はないのか? 国際社会でよく言われていることは、これまでの歴史で、いろいろな国が国外から借金して戦費やインフラ建設用資金を調達していますが、この借金を完全に返還している国は世界でただ一つ、日本だけだのようです。

本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」も「買い」、「ひまわり」は「売り」となっています。
健太君の判定は、「買い」は107.838円超、「売り」は、107.838円以下、「買い」は、107.429円以下の場合となっています。
FPVは、107.584円、R1は、108.091円、S1は、107.274円となっています。

5分足のチャートで、現在レートの周りでMAが多いのは下、これは短期の投機筋が下へ行こうとすると下値支持として機能するのかもしれません。下へ行くときの抵抗勢力か。上は、、、とみると、意識するMAは少なそう。しかし、為替情報によると、上では、ストップロス買いとセットで売り物も観測されています。最近は、107.8円から上では、上値は重いという現実。
今朝はすでに107.719円でロングポジを持っています。「早い仕掛けは負ける」と言います。本日はストップ゚をセットしないでポジションを監視管理していきます。決済めどは108.085円付近に置きたいと思っています。

直近12時間の平均値は、107.635円ですから、このMAを狙って下振れさせてくることも想定しておきたいと思います。さらに5分足800SMAもこの付近を通過中ですから、この付近が本日の下値付近となる可能性も出てくるのかもしれません。そうなれば、ここで買い増しするかもしれません。

本日から6月相場です。高値や安値はレンジ相場の山や谷を形成する可能性もありそうです。これも念頭に入れて相場を観ていきたいと思います。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

追伸 9時33分です。上値が伸びて107.856円まで来ています。この付近は先週抵抗もあって上へ抜けきれなかったところ。厚めの売り注文が107.85~90円で出てきています。今週もか、と思っています。9時前に107.648円まで下押ししましたが、この時、107.662円で買い増ししています。この玉も決済めどは同じレベルに置いています。今週の上値の目標は、107.946円を上抜くことかもしれません。上抜くと、3MAX形成となりますので、今度は下値確認に来るようになる可能性が出てきます。上抜けない場合でも、107.895円を超えてくると3MAXは形成することになります。20MAXと一致するためには、108.087円を上抜く必要があります。何か買い材料が出てくれば、決済指値を外して上へ延ばすかもしれません。何かある?何がある?

追伸 9時44分です。最新の為替情報では、107.90円と108.00円のストップロス買いは消えています。残っているのは、108.10円と108.20円のようで、サイズは特に大きくはないようです。短期の投機筋が、「ここまで行くから、売り物は早く買い戻して置け」と言っているようなものです。この手に乗ると、一般大衆投資家のこの動きで相場は上へ跳ね上がっていくことになります。投機筋と喧嘩をするつもりはありません。自己防衛策は講じます。やはり、108.0円までは上値抵抗は強そう。
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