川越芋太郎の世界(Bar”夢”)

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アニメソングと日本文化

2010-01-08 22:51:06 | 日記
アニメソングと日本文化

懐かしのアニメソングCD未収録セット~作品別CDシングル豪華6枚組の巻

株式会社ポニーキャニオン

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題名は大層大げさであるが、単なる所感です。
実は、本日、体調不良にて、休暇中にTVを観ました。
NHKの金曜バラエティー<アニメソング集>です。


お二人の懐かしいアニメソンガーが登場して、トークと
歌の番組でした。
無論、歌は懐かしく、芋太郎の少年時代から成年時代を彷彿させる
瞬間でした。

歌っていいな。
いくつになっても、歌えてしまう自分はアニメオタクなのかな。


さて、実は芋太郎が心に残った一言がありました。
水木一郎さんと堀江美都子さんのトーク中の一言。


「最近は世界中でアニメソングが人気なのですよ。」
「海外でのコンサートも行われ、実をいうと、海外ですから
英語や現地の言葉で歌う必要があると考えていましたが、
全く逆です。海外の人々は、ぜひ、オリジナルで歌って欲しいと
言われます。」


うーん、うわさには聞いていましたが、やはり現在の海外の若者
は、翻訳ではなく、オリジナルをそのままの形で理解するらしい。
無論、文化や言語の違いがありますが、手を加えられていない
オリジナルのマンガを見て、主題歌を聞いて、理解する。
「すごい」の一言です。


わが身を振り返れば、確かに、当たり前でも有るかもしれません。
青春時代には、ポップスやアニメの他に、海外の音楽をオリジナルの
英語で歌い、理解していました。
これと同じ事かもしれません。


しかし、アニメやゲームはそれ以上であると考えます。
歌は3分のドラマと確か昔の作詞家が言われていましたが、
アニメやゲームはまさに、ドラマです。
日本のアニメやゲームは単なる勧善懲悪の世界でもなく、深い人生感を
漂わせているものが多数あります。

その意味では、かつての日本における洋曲以上の影響があるでしょう。
ビジュアルという側面や簡易性という長所を携えて、計り知れない力を
秘めています。


これは、敵わない。
日本の政治家がなんと言おうが、世界の大衆・市民は、メディアを通して
日本文化を媒介に、日本を猛烈に吸収しているようです。
先が楽しみでも有ります。


かつての浮世絵や彫金などの芸術が欧米の芸術文化に深く影響した以上に、
多くの影響をもたらすのではないでしょうか。
その意味では、アニメ作家の皆さん・アニメソングの関係者の皆様、
頑張ってください。
期待しております。
肩に力をいえずに、自然体で大志をまっとうしてください。


終りに、懐かしいアニメソングをありがとうございました。


懐かしのアニメソングメドレー

アポロン

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