川越芋太郎の世界(Bar”夢”)

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今月の推薦書(7月)

2010-07-04 17:57:21 | 知恵庫先生の講座
今月の推薦書(7月)


表示文字制限のため、分割しました。
後半のご紹介です。


5、無神論 二千年の混沌と相克を超えて  著者:竹下節子

無神論―二千年の混沌と相克を超えて

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国際人を標榜するなら一度は通る門
それが「神」の問題である。
本書は「無神論」という表題であるが、神の存在に対決する
対決史でもある。

自然神を擁く日本人には、なかなか真の倫理を考えることは
難しい。
真の国際人を目指すなら、ぜひ一読はしておきたい。


6、命もいらず名もいらず  著者:山本兼一 
上巻

命もいらず名もいらず_(上)幕末篇

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  下巻

命もいらず名もいらず_(下)明治篇

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サムライ山岡鉄舟の物語
剣の書というよりも、剣の心をもつサムライ鉄舟の生き様
明治幕末の時代の中で生きた剣豪鉄舟の国との関わり方
ぜひ、お読みいただきたい上下巻である。

7、最大幸福社会の実現  著者:大川隆法
  

最大幸福社会の実現―天照大神の緊急神示

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新興宗教集団との関わりの著者というと手が引ける人も
いるだろう。
しかし、この書の表紙にブラインドをして読んでもらった
らいかがだろうか。
本来の真価がわかる。
先入観や色眼鏡で読書を避けることは不要であろうと思う。

今月の推薦書(7月)

2010-07-04 17:44:49 | 美の番組紹介
今月の推薦書1(7月)


サッカーのワールドカップに始まり、参議院選挙を控える今月は
厚さ同様に熱い月となりそうである。
さて、今月の川越芋太郎の推薦図書は次の通りです。


1、「いまココ」  著者:コリン・エラード
  

イマココ――渡り鳥からグーグル・アースまで、空間認知の科学

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人の空間認識を科学する書といっても、なかなかわかりにくい。
我々もたまにはちょっと毛並みの違う書物を読んでみるのも良い。
大きな指示を発見できるかもしれない。
You are here.


2、なぜ生きる
こんな毎日の繰り返しにどんな意味があるのだろうか?
人はあらだら生きることも、目標を決めて邁進することも出来る。
自分の人生を見通すには年齢は関係ない。
  

なぜ生きる

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3、<私>時代のデモクラシ- 著者:宇野重規 岩波新書

〈私〉時代のデモクラシー (岩波新書)

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<私>時代とはなに?
近頃自分らしく生きる。
オンリーワンになる。
こんなことを目指す事が流行っている。
しかし、民主主義という社会で<私>がどう生きることがよいのか
考えささせてくれる。
社会・未来との関わり方を意味一度考えたい。
こんな時代だからこそ、その危険性も含めてじっくり夜長を費やして
本書を読んでみたい。


4、第二の手、または引用の作業
  

第二の手、または引用の作業 (言語の政治)

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言葉のもつ再利用という本質の意味合いとは?
独創性を謳う現代において、言葉には、
「独創的な言葉や文章などなく、誰が発する言葉も、
すでに別の誰かにより語られた事の反映に他ならない。」

重要なことは、先人の言葉を呼び出して再定義してゆく努力
であるとう。
本書はかなりボリュームがあり、高価でもあるが、
カット&ペーストの流行る時代には打って付けの書である。