ある作家の言葉を送ります。
ざっと数十年前の「生きた言葉」です。
「無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、
富裕な、抜け目がない、ある経済的大国が極東の一角に
残るであろう。」
さて、この言葉を聞いて、貴方はどのように考えますか。
ある経済的大国とはどこの国のことでしょうか。
察しの良い方は、どこの国のことかわかるでしょう。
21世紀の現在、まさに彼の言及した国家が目の前に
存在すると思いませんか。
「誰でもよいから人を殺したい」と叫ぶ者が出、
電車の中でもトイレでも風呂でも携帯を話さない人々、
家族もバラバラで妻は外でパート仕事と浮気、
夫は元気なく、家庭での居場所もない、
高齢者からお金を騙し取る老若男女達、
テレビをつければバカ番組かやらせ番組、
報道は恣意的で大衆受けのスキャンダル放送ばかり、
外国からは舐められ、脅され、馬鹿にされ、
それでいて利益になることなら何でもやる。
公務員は無気力で、責任感もなく、
税金を湯水のように我田引水し、
昨日までただの親父が政治家になるしまつ。
指導者は責任を取らないで逆切れするだけ。
彼でなくても、どうにかしたいと憤るだろう。
憤りは時として、過激な行動を生む。
その前に、この国の民は、何らかの行動を起こさなければ
ならないことに気が付くのだろうか。
いまなら、まだ間に合うのだろうか。
とにもかくにも、やるしかない。
まず、自分自身を変革しなければならない。
自ら変わらずして、他人に求めることなかれ。
国民が変われば、国は変わる。
指導者も変わる。
この国の国民は歴史的にも大いに賢いのだから。
三島由紀夫が愛し、嘆いた国、日本よ。
生きるということをもう一度考えてみようではないか。
国という塊を、もう一度考えてみようではないか。
ざっと数十年前の「生きた言葉」です。
「無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、
富裕な、抜け目がない、ある経済的大国が極東の一角に
残るであろう。」
さて、この言葉を聞いて、貴方はどのように考えますか。
ある経済的大国とはどこの国のことでしょうか。
察しの良い方は、どこの国のことかわかるでしょう。
21世紀の現在、まさに彼の言及した国家が目の前に
存在すると思いませんか。
「誰でもよいから人を殺したい」と叫ぶ者が出、
電車の中でもトイレでも風呂でも携帯を話さない人々、
家族もバラバラで妻は外でパート仕事と浮気、
夫は元気なく、家庭での居場所もない、
高齢者からお金を騙し取る老若男女達、
テレビをつければバカ番組かやらせ番組、
報道は恣意的で大衆受けのスキャンダル放送ばかり、
外国からは舐められ、脅され、馬鹿にされ、
それでいて利益になることなら何でもやる。
公務員は無気力で、責任感もなく、
税金を湯水のように我田引水し、
昨日までただの親父が政治家になるしまつ。
指導者は責任を取らないで逆切れするだけ。
彼でなくても、どうにかしたいと憤るだろう。
憤りは時として、過激な行動を生む。
その前に、この国の民は、何らかの行動を起こさなければ
ならないことに気が付くのだろうか。
いまなら、まだ間に合うのだろうか。
とにもかくにも、やるしかない。
まず、自分自身を変革しなければならない。
自ら変わらずして、他人に求めることなかれ。
国民が変われば、国は変わる。
指導者も変わる。
この国の国民は歴史的にも大いに賢いのだから。
三島由紀夫が愛し、嘆いた国、日本よ。
生きるということをもう一度考えてみようではないか。
国という塊を、もう一度考えてみようではないか。
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