猛禽類とカラスとは仲が悪いようで、出会うといつもバトルが始まります。
中に入れるあんは市販されているこしあんか粒あんを利用し、500gを10等分し、ごま油を手に付けて丸めておく。寝かせておいた生地を手のひらで押さえて中央を厚くし広げる。丁度盛り上がった小山のようにする。手の平にのせて小山の中央にあんをのせる。
指で生地の端をつまみ、中央に集めてひだを取っていく。中央はしっかりつまんであんを包み、閉じる。
水を入れた蒸し器にクッキングシートを敷いて間隔を置いて、丸めた生地のひだを寄せた部分を下にして置き、20~30分間、二次醗酵させ、寝かせる。水から蒸すが、今回の大きさでは点火後20分で蒸しあがる。30cmの蒸し器では3個入れて丁度良い大きさになる。2段重ねであれば一回に5個が蒸し上がる。蒸し器から取り出す前に団扇で風を送るとつやが出る。直ぐに食しても良いが、時間が経ったものでも再度、電子レンジで蒸すとおいしくいただける。余ったあんまんは冷凍用の袋に入れて冷凍しておくと数週間は冷凍が効く。
あんまんが出来たならば次は肉まんに挑戦しよう。生地は同じなので、あんまんの時の分量でよい。
具材を予め準備する。具材は豚挽肉400g、胡椒少々、酒40cc、オイスターソース20cc、醤油40ccを混ぜ合わしておく。長ネギの粗みじん切り2本、タマネギ粗みじん切り1個分、細切りタケノコ粗みじん切り100g、干し椎茸水で戻し薄切り3枚、テンメンジャン大さじ1、ニンニクみじん切り・生姜すり下ろし各小さじ1、をフライパンでよく炒める。先に混ぜ合わせた挽肉の半分を加えて炒める。片栗粉大さじ2、水大さじ2を混ぜ合わせ溶き片栗粉を回し入れる。具を冷やし、残りの挽肉を混ぜ合わせて肉まんの具にする。蒸すときはひだを寄せて包んだ方を上にして蒸す。(このシリーズ最終回です)